圧倒的偏見母父キングヘイロー

ここ最近、母父キングヘイローが流行っている。
その理由を個人的に分析してみた。

まず、自己流血統の見方だが
まず母系の役割はその馬の父系を補う(種牡馬が母系の能力を引き出す系以外)ものであると考える。
例を挙げてみるとスプリンターズSを制覇したピクシーナイト
父がモーリスで母父がキングヘイロー、さらに母母父にサクラバクシンオー。
モーリスが母系からの影響で芝で走る+使いつつよくなるタイプ
母父キングヘイローはそこに馬力を加えでさらに母母父のサクラバクシンオーの影響で短距離志向を強めたタイプであると考える。
ピクシーナイトがどんな馬と考えているかまとめると
・叩き良化型の使いつつよくなるタイプ(古馬になったらもっと良くなる)
・母系がいかにもパワー短距離志向の強い馬
なので叩き3走目のスプリンターズSでは枠の利もあって本命にした。

次にディープボンド
この馬は父がキズナで母父がキングヘイローで母母父がカコイーシーズ。
父のキズナは母系に長距離ダート適性のあるDamascusを持っており長距離型の種牡馬でディープインパクトにStormcatの配合は母系の良さを引き出しやすい
サトノアラジンも含め。
その母系に馬力のあるキングヘイロー、地方ダートで活躍馬を輩出したカコイーシーズが入っている。
・高速馬場よりタフな馬場で良さが出る。
・消耗戦に強い
と考えている。
今年の天皇賞春が京都ではなく阪神で開催されたのはこの馬にとってラッキーだっただろう。

という感じで、種牡馬が主にスピードを供給してくれるのに対して、母父キングヘイローは馬力(パワー)を母系から補っている、それはスピード重視の種牡馬の需要に対して母父から馬力を供給する需要も高くなるだろう。
だから母父キングヘイローが流行っていると考えている。
(イクイノックスは例外)



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