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米国が暗号資産に関する声明を9日(水)に出す予定/イーロンマスクが呟いたら基本は売り

米国で暗号資産に関する大統領令がいよいよ出るそうです。日付は確定で日本時間の9日~10日未明にかけて。詳細な時間は不明です。

米財務省は9日、バイデン大統領の暗号資産(仮想通貨)に関する大統領令についてイエレン財務長官の声明を先んじて公開した。

声明の公開日付は米時間9日となっており、これまでの報道通り、米時間水曜日に仮想通貨関連の大統領令の発令がほぼ確定した格好となった。

https://coinpost.jp/?p=328369

バイデン大統領の歴史的な大統領令はデジタル資産の規制に関する協調的かつ包括的なアプローチを呼びかけるものだ。

これは国家や消費者、そして企業に大きな利益をもたらし得る責任あるイノベーションを支援する。

現時点の情報によれば (1) 規制はするが、 (2) イノベーション支援の方針。業界を叩き潰すようなことをしないニュアンスが読み取れます。

ビットコインの価格は上昇に転じた

BTC/BUSD の15分足。リークが出たとされるタイミングを基点に価格が上昇

今回の値動きは、大統領令への警戒感が強かったものと考えられます。予想よりも温和な大統領令が発令されそうという空気感から、その反動で価格上昇に転じていると解釈するのがよさそうです。


イーロン・マスク氏の横やりには注意が必要


また、リーク情報が出た数時間後である 9日 16時頃 (日本時間) に暗号資産煽りで定評があるイーロン・マスクが「Satoshi Nakamoto (ビットコインの創設者)」を想起させるミーム画像をアップロードし話題が起こりました。

2021年上半期はイーロン・マスク氏が「Buy Bitcoin」を煽り散らかした年でした。彼が呟けばいとも簡単にビットコインが爆上げしたものです。

しかし、彼が話題にすることで一時的に上昇するのですが、短期的にはその後急落するパターンも少なくありませんでした。

短期トレードで勝負したい局面

しかし、今夜発表される内容が実際どのようなものであるか。事前情報はフェイクである可能性もあります。つまり、大統領令の発表前後はボラティリティが高い相場となることが予想できます。

この背景を踏まえた上で、短期的にスキャルピングで挑みたい局面です。

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