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【第3弾】青イワンコフデッキの紹介

・はじめに
初めまして、らすかと申します。
第1弾リリース時からワンピースカードを始め、その面白さにすっかり嵌ってしまい、日々楽しく、真剣に遊んでおります。真剣に取り組んできた成果もあって、先日開催されたフラグシップバトルではBEST8に入賞できました。折角の機会ですので、今回のフラグシップバトルで使用させていただいたお気に入りの「青イワンコフ」デッキの紹介をしたいと思います。
第3弾環境は上位デッキが固定しつつありますが、様々なデッキが活躍できる環境を願い、注目されていなかったイワンコフデッキだけをここ1か月間独学で研究してきました。このデッキに対してかなり理解が深い自信があります!興味がある項目だけでも読んでいただけると嬉しいです。
※所詮3勝1敗のBEST8止まりですので、全文無料で公開いたします!

手前味噌ではございますが過去成績です。
・フラッグシップバトル BEST8(使用:緑キッド)
・CS東京予選9月 TOP32(使用:緑キッド)
・フラグシップバトル BEST8(使用:青イワンコフ)
※第二弾環境は全ての大型大会で抽選落ちしました。

受け寄りの構築が好きで、第1弾、第2弾はずーっと「緑キッド」を使用しておりました。第3弾においてエース専用の最凶カード「炎帝」が発表され、泣く泣く緑キッドの使用を諦めました。自分が諦めたということは、世の中の緑キッド使いも同じ思考に至るだろうと考え、緑キッドに不利だった「青イワンコフ」の可能性を信じ、調整することにしました。
実際に使用してみると、少し特殊ではありますが、攻守のバランスが良く、使用感はとても良かったです。特に魅力に感じた点は、サーチやドローが豊富にあるため、幾度と対戦を重ねても高確率で理想的な盤面を築ける「再現性」が抜群に良い所です。
第3弾環境はこのデッキの練度をあげればどんなデッキに対峙しても自分の理想の展開で進められると思ったため、そのままフラッグシップバトルに持ち込むようにしました。
第3弾環境の青イワンコフを触っていない人や対戦した事が無い人は多数いたため対応方法が分からない、みたいなこともあって、高い勝率を収めています。当然負ける事もあるのですが、全く歯が立たなかったわけでもなく、多くのデッキに対し五分五分の勝負に持ち込めるように感じました。

これからイワンコフを使ってみたい方、興味がある方、皆があまり使用していないデッキを使って勝ちたいという天邪鬼体質の方、このnoteがそういった方々の今後のヒントにでもなれたら良いなと思います!

さて、早速ですが、私が使っている青イワンコフデッキの構築を紹介します。

フルパラレルかっこいいですよね!

青イワンコフは簡単に強い盤面を作ることができます。
殆どが第2弾のカードで構築されていますが、第3弾の①カヤ②そげキングを採用していて、③三千世界などのイベントを採用していない点が特徴かと思います。最終この構築に至った理由は後述させてきいただきます。

<目次>
Ⅰ 第3弾環境
Ⅱ 各リーダーとの相性
Ⅲ 構築の変遷
Ⅳ 各カードの採用理由
Ⅴ デッキの回し方
Ⅵ その他

Ⅰ 第3弾環境
2月下旬現在、第3弾環境は「赤ニューゲート」の活躍が一番目立っております。各大会でも「ニューゲートデッキを選択するか」「ニューゲートに勝てるデッキを選択するか」という構図になっております。
先日、チャンピオンシップの本選が開催されましたが、黒ルッチ、赤エース、赤ゾロ、青ナミ辺りのデッキが持ち込まれていて、「ニューゲートに勝てるであろうデッキ」に加え、「ニューゲートに勝てるであろうデッキに勝つためのデッキ」を見据えて選択しているものかと思われます。
では、青イワンコフの立ち位置はというと、下馬評では「ニューゲートに不利だから無理」と一蹴され、実際本選で誰も使用していなかったのですが、今まさに流行しているラクヨウ採用型との対面は、有利と考えています。7000ラインを展開しながら、相手の中型(4~5コス)キャラをバウンスすることができるため、盤面形成に大差がつきます。
青イワンコフは「ニューゲートに勝てるであろうデッキ」乍ら、他の対面にも戦えるデッキであると自分は判断しています。

 各リーダーとの相性
青イワンコフとの相性ですが、以下の通りで考えています。
勿論構築数枚でその差は若干変わる可能性が大いにあるので参考として考えてください。
※下記「(先攻)」表記は青イワンコフ側が先攻を意味します。
 
赤ニューゲート
 (先攻) 微有利  (後攻) 互角
赤エース
 (先攻) 互角  (後攻) 不利    
赤ゾロ
 (先攻) 有利  (後攻) 微有利
青ナミ
 (先攻) 微不利 (後攻) 微不利
緑錦えもん
 (先行) 有利 (後攻) 微有利
黒ルッチ
 (先攻) 微有利 (後攻) 微有利
黄カタクリ、黄リンリン
 (先攻) 有利 (後攻) 有利
黒黄リンリン
 (先攻) 微有利 (後攻) 微有利
黒紫ゼット
 (先攻) 不利 (後攻) 不利
黒スモーカー
 (先攻) 不利 (後攻) 不利
 
飽くまでも個人の主観なので見当違いがあったらすみません。すべての構築と何十回も対戦できている訳ではないので印象として捉えてください。
8コスキッドがいない今、立ち位置自体悪くないと考えています。

青イワンコフデッキ(上記構築)での直近10日間の公式戦の成績です。
2/12フラッグシップバトル(オポ落ち9位)
 エース✖
 エース✖
 エース○
 ニューゲート○
 エース○
2/15スタンダードバトル
 ルッチ✖
 ゼット✖
 クロコダイル○
 リンリン○
2/17スタンダードバトル
 カタクリ○
 ナミ○
 ニューゲート○
 エース✖
2/22スタンダードバトル(優勝)
 ニューゲート○
 ゾロ○
 ニューゲート○
 ニューゲート○
2/23フラッグシップバトル(BEST8)
 
ナミ✖
 ニューゲート○
 ニューゲート○
 リンリン(混色)○

(15勝6敗)

ニューゲートには全勝、一方でエースが少々苦手です。然し、不利対面と感じていても先攻取れていれば勝つ場合もあるので、プレイングや運で十分戦えるという印象です。

Ⅲ 構築の変遷
各カードの採用理由やデッキの変遷について触れていきたいと思います。
細かい調整は沢山ありましたが、3段階で変化していきました。第3弾発売前からリストを見て初期構築は以下のようにしておりました。

(初期構築)

特徴としては、ブロッカーの2コスブードルを入れた受け寄りの構築になっていました。1コスローにせず、ブードルを採用していた理由はカウンターを持っているからです。自分はイワンコフデッキにおいて、カウンター値を重要視しています。序盤すべてのライフアタックを阻止するためです。
序盤から終盤まで守りを固く作れていたのでそこそこの勝率は出せていましたが、効果でKOできるカードが増えたためブロックの役割を果たせないケースが多々ありました。KOや手札消費も激しくなるので試合展開もスピーディになると思い、攻め寄りの構築の方が良いと判断しました。
⇒低コストブロッカーは効果でKOされるためブロックできないケースがある。ブロッカー召喚に割いていたドンを、アタックに回し攻撃力を高め、構築単位でカウンター値を上げることで手札のカウンター値で防御力を維持する方針にシフト。

第3弾発売時点の構築が以下の通りで、フラッグシップバトル1回目はこちらで臨みました。

(ギア2)

まずは、アタッカーのクロコダイルを3枚にしました。やはり先攻3ターン目にクロコダイルを出す動きは、攻撃面において強力です。カウンター値も持ちながらパワーもあるためアタッカーとしてかなり優秀でした。
ブロッカーの枠はアルビダに変更。カウンター2000キャラを16枚搭載していました。スタート時5枚の手札の中にカウンター2000が2枚以上あることが多く、7コスイワンコフを登場させるまで、相手の6000以下のライフアタックを全て守り切るプランが取れます。
序盤の守りが効いて、ゲーム終盤でライフが4枚以上残る試合が多く、そのまま逃げ切るようにライフを取り切って勝てます。イワンコフはいくら序盤手札を枯らしても、結果としてイワンコフ登場後は常に2枚のリソース確保できるので序盤からライフを全力で守りきっても全く問題無いです。
またカウンター2000を多く入れる理由として、エースの「炎帝」使用→ダブルアタックを受けるためでした。カウンター値が4000あれば、リーダーエースの8000ダブルアタックを守れます。エースは不利ですが、ここをしっかり手札のカウンターで守れるとかなり優勢です。もしくはダブルアタックは甘んじて受け入れるとして、他のライフアタックを全てカウンターで守るなどして炎帝食らってもライフが3枚残る動きをとるようにしました。
更に、手札0枚から2枚引いたときにカウンター2000が2枚来ることが珍しくないため、キャラを守ることも容易です。こちらのアタッカーはパワー7000あるため、相手はキャラを取るために多くのドンを割くことになります。(こちらの手札が2枚なので確定で除去するためには11000でアタックする必要がある)仮にリーダーに6ドンつけて11000でアタックしたとしても、残りのドンが4ドンになるため、高コスト帯のキャラが置けない=ルフィ登場で再度4コストバウンスできる、手札にカウンター0のパワーカードを抱えることになる=手札のガード値が低い、という事がしばしばあるため、こちらの7000アタッカーで相手のライフを攻めていくことができます。
然し、このデッキにも少し弱点を感じました。こちらもキャラは毎ターン展開し続けたいが、前ターンカウンターで手札を全て切って、手札0の状態で引いたトップが、カウンター+2000のパワーが弱いキャラ(カヤやアルビダ)になる場面がありました。手札0にしないとリーダー効果で2枚引けないため、渋々カヤやアルビダを出して終了、みたいなケースが発生します。
上記の結果からカウンター値を維持しつつアタッカーを増やす方針にしました。加えて、5コスマルコがかなり活躍している時期でもあったため、5コストキャラを除去できることも有利になると感じました。
⇒アタッカーキャラを増やす。防御方面は相手のキャラをバウンスすることで根本的に相手のアタックを少なくする方針にシフト。

そして生まれた最新版がこちら。

(ギア3)

全てを解決する「そげキング」を採用したことで、5コスマルコに対して強い働きができます。特に、5コスマルコ、ブルーノ、カク、キングデュー、ゼフなど環境デッキには、それぞれ5コスト帯に強いカードが豊富です。7コスドフラミンゴの方がパワーもあり、7コストキャラまでバウンスすることができますが、良く使用される7コストのカードが「エース」か「リンリン」くらいしかいないため、カウンター値もあるそげキングの方が使用感が良いです。序盤のとりあえずの5000アタックを、そげキングのカウンターで防げるので序盤手札に来ても問題無いです。
因みに、そげキングにドロー効果があるが、リーダーイワンコフは常に手札2枚以下で戦うので、そこまで有効に発揮し辛いです。ただただ2枚引いて2枚捨てるシーンが割と多いです。5ターン目以降でそげキングを出した場合、残りが3ドンになるのでドフラミンゴを引ければ強いです。
他には、ニューカマーランドも2枚入れ、強いアタッカーをより探しやすくなるようにしました。

 各カードの採用理由
大まかな構築は第2弾と変わらないので数枚クローズUPして記載します。
・採用カード
イワンコフ 4枚
ルフィ 4枚
イナズマ 4枚
ギャルディーノ 4枚
バギー 4枚

これらの特徴インペルダウンは4枚ずつ確定です。説明不要かと思います。
クロコダイル 3枚
先攻3ターン目の最強カード。7000アタッカーは強いが、素で意図して出すのは基本3ターン目。イワンコフと一緒に出す時はルフィの方が強いため、4枚は不要と判断しました。
ペローナ 4枚 ドフラミンゴ 4枚
最強カード、個人的に4枚必須です。(バギーより優先度高いとも思うことがあります)これを置くことで事故を防げ、高確率でイワンコフ+ルフィにたどり着けます。手札にイワンコフが無く、1ターン目ペローナおいて上から5枚見た時、イワンコフが無ければ問答無用で山の下に送ります。次に3コスドフラミンゴが置けたらさらに上から5枚確認できるので山札10枚以上確認することができます。ここまでできると、4ターン目までにイワンコフを手札に加えることは造作も無いです。
そげキング 3枚
上述の通り、カウンター持ち、バウンスあり、パワー6000。(ドンなしでニューゲートのライフにアタックできるライン)かなりの強カードです。
ミホーク 2枚
最初は3枚入れてましたが、序盤に来るとカウンター値が無いのできついです。加えて、イワンコフ+ルフィをセットで出すと登場時の効果でミホークはトラッシュします。相手のリソースが枯れかける時に、終盤にそっと出すカードとして認識しているので最低限の枚数で問題無いです。
カウンター2000カード 12枚
アルビダを抜いてカヤを採用。アルビダは余程のことが無い限り場に出すことはないため、実質ニューカマーランドと同じ動きができるカヤを採用した方が強いです。場に出すことがしばしばあります。
ミホークやルフィなど高コスト帯が手札にかさばると、カウンター値が少ない状態で番を返すことになってしまうのでカヤで修正したりもできます。
また、ナミ対面はイワンコフ+ルフィを4ターン目に出さないといけないので、カウンターは捨てても、イワンコフ+ルフィを探しにいくことが多いです。(クロコダイルやイナズマなど5コスト以下を出すとノジコでバウンスされるので6コスト以上のキャラ展開が必要です。)
4コスミホーク、5コスベンサムはアタッカーとして使用するケースがあるためカウンター+2000カードの中ではかなり有能です。
ニューカマーランド2枚
手札枚数調整+欲しいカードを探しに行くためのカード。カウンター値がないため、最小限の2枚に留めています。採用しないでも良いと考えていましたが、事故を解決してくれることもあったので価値は高いです。

・不採用カード
ロー(1コスト)
ブロッカーであるためコスパはとても良いですが、序盤はマナカーブ通りにコストを使用するため登場させられるタイミングが少ないです。加えて序盤の5000アタックをカウンターで守れるのでカウンターを持っていない点も気になります。5コスマルコ、海震、ニューゲート効果、カクなど効果でKOされることがしばしば。環境的には他に入れたいカードが多いので、外しました。ブードルはカウンターをもっていますが、2コストを払って登場させるより、マナカーブ通り動く事の方が大事です。
三千世界
第3弾登場のイベントカード、現在豊富な5コスト帯を実質KOできるのは相当環境に適しているといえます。ただ、個人的にはイワンコフには入らないと思いました。まず序盤に手札にあっても使用するタイミングがないです。イワンコフを出すまでに手札に来ても、ルフィのバウンス効果で確実に切っていました。つまり、使用するとしても5ターン目以降になります。キャラの展開を作ることがこのデッキの勝利の鍵と考えているので、5ターン目以降では、例えばミホークを出す方が勝ちに繫がりやすいです。4コス三千世界でただ除去するより、9コスミホークで除去しながら、盤面にパワー9000を置く方が圧倒的に強いです。
デスウィンク
カウンター+6000は魅力あるが、これも序盤に来てほしく無いカードのひとつ。極力序盤を強くする構築を心がけています。終盤もライフを残していれば+6000無くても受けきれます。

Ⅴ デッキの回し方
・プランニング
基本は先攻を選択します。序盤~中盤までは非常にシンプルです。マナカーブ通りにキャラを展開させていきます。そして、7コストのイワンコフ(+ルフィ)を着地させることを最優先で考えましょう。
パワー7000ライン(イナズマやそげキング含む)を盤面に複数体並べそのまま勝ちまで押し込むような感覚で戦います。切れないリソースで、キャラを展開させ続け、7000アタックをし続けるのがこのデッキの強みです。
理想プランは以下の通りです。
 
先攻の場合
1コスト バギーorペローナorニューカマーランド
3コスト ドフラミンゴ
5コスト クロコダイル
7コスト イワンコフ(+ルフィ)
9コスト ミホークorイワンコフ(+ルフィ)
 
後攻の場合
2コスト バギー・ペローナ・ニューカマーランドのうち2つ
4コスト ギャルディーノorイナズマ
6コスト ルフィ 次点でクロコダイル
8コスト イワンコフ(+ルフィ)
10コスト ミホークorイワンコフ(+ルフィ)
 
ペローナとドフラミンゴで山上5枚を操作できるので、他のデッキと比べて再現性が相当高いです。少なくとも4ターン目のイワンコフ着地は高確率で達成できます。
 
・マリガンの基準
マリガンも上記のプランを基準に考えます。
優先①カウンター値
序盤はすべてのライフアタックを概ねカウンターで守り切ることを考えましょう。相手の2ターン目に合計+4000くらいは欲しいです。
 優先②4ターン目までの動きを見据える
1ターン目バギーやペローナが理想ですが、もしそれが出来ずとも
2ターン目ドフラミンゴを置くことでカバーできます。
ですのでドフラミンゴはキープ比重高めです。
加えてイワンコフもキープ比重高めです。3ターン目までの動きが悪くても4ターン目にイワンコフさえ出せれば大丈夫です。しかし、初手にイワンコフ2枚やイワンコフ、ミホークが来るとマリガンで返した方が良いです。カウンター値が薄いとライフのアタックが通ってしまいます。
但し、イワンコフ+ルフィはキープしても良いです。カウンター値が少なくなってしまいますが、ライフ1枚献上覚悟で、4ターン目に最強の布陣が確定していますので、問題無いです。

・試合の流れ
序盤:手札を惜しまずカウンター使用し、ライフ差で優勢を築いていきます。ペローナ、ドフラミンゴの山操作は全てのカードを記憶しておきましょう。(何戦もやると、これが一番難しいですが、コストの数字を確り覚えると意外と全部覚えられます。)
中盤:イワンコフ+ルフィを出す動きが強いです。相手の中堅キャラをバウンスしながら自分のキャラを展開します。厄介な5コスキャラはそげキングとミホークを出して早めに処理しにいきます。元々おいていたバギーやペローナを自身でトラッシュする気持ちで、盤面を強くしていくことを考えていきましょう。
終盤:盤面に残っている7000アタッカーで少しずつ詰めていきます。キャラを取られもしますが、キャラは絶えず出し続けていきます。こちらの7000アタックが続けば、相手のリソースが尽きます。序盤ライフを守っているため、終盤でもライフが3枚以上残っていることが多いです。

・各対面
代表的なデッキのみピックアップします。
【赤ニューゲート】
現環境トップのデッキとは思いますが、構築の軸は、アトモス、スピードジル、マルコ、ラクヨウと強いキャラが軒並み4コスト以下で構成されています。こちらが4ターン目にイワンコフ+ルフィ登場からバウンス効果できるので本来こちらがやりたい事を進めれば自然と盤面の差が開いていきます。
また、直近のニューゲートはスクアードが抜けているため、アクティブで置いたルフィはほぼKOされません。登場時とアタック時で2体のバウンスが確保されているので流行のラクヨウ型構築に相当の有利が取れます。
ルフィアタック時にもバウンス効果があるため、以降4コスマルコが置き辛くなります。唯一のブロッカーが置けなくなるため、こちらのアタッカー全てが直接攻撃になります。相手はニューゲートを出そうにも、1ドンしか残らなくなるため、イベント連打での耐久ができなくなります。相当登場させにくい状況を作ることができます。
また、白ひげ相手には基本7000アタックが良いと考えています。幸いこちらは、7000アタッカーが盤面に並ぶため、ドンを付与せず7000アタックすることが可能です。7000アタックに対して2000カウンターを切ってくるか、イベントを使うか、そのまま受けるかを見て、相手の手札を想像していきます。特に白ひげに入っている2000カウンターのジョズ、お玉、マキノはすべて有用なカードです。カウンターとして使わせて、盤面に出させないようにしたいです。かといって7000アタックに対し、ラディカルビームや、ガードポイントを使うことはかなり効率が悪いので、相手にかなり難しい択を押し付けることができます。5コスマルコは5ターン目にそげキングかミホークでバウンスするのがベターかと思います。

【赤エース】
この対面は若干不利です、炎帝のダブルアタックでこちらのライフが中盤から削られます。加えて、バギーやイゾウなどの低コストアタッカーも無視し続けると終盤5000アタック連打で耐えきれなくなります。
明確な回答は無いが、バギーやイゾウはレストになっていたら丁寧に取る方がベターです。ただ、相手のイベント処理よりイワンコフの展開の方が強いのでイワンコフ連打できれば十分戦えます。

【赤ゾロ】
有利対面です。こちらのペローナ、バギーで相手の低コストアタッカーを処理出来ます。基本的には、相手の盤面を丁寧に取っていきましょう。マリガンの際カウンターを多めに持つことを意識すれば、序盤の相手の5000アタック、6000アタックを全てシャットアウトできます。中盤以降はこちらの盤面が強くライフ差もあるので、勝ちやすいです。

【黒ルッチ】
こちらの対面もやりたい事を通していけば自然と有利な盤面を作れます。ルフィのアタック時効果が特に刺さります。ボルサリーノやフクロウを戻すことができるため、ダブルアタックが通りやすいです。4コスクザンも戻せますのでかなり優勢を築けます。ルフィは、おつるやたしぎを使用し、サカズキ効果でKOしてくるか、ルッチでドンを付けて2回攻撃でルフィをとってきます。いずれにしてもこちらの1体に、中盤でかなり手札を消費してくれますため、返しのこちらのターンのアタックも受けきれなくなっていきます。
因みに、イワンコフは常に手札2枚で戦うのでイッショウの効果が刺さらない点も少しだけお得です。

【青ナミ】
青ナミもイワンコフとルフィ押し付ければ良いです。ゼフが出てきたらそげキングで戻すのも有効です。こちらは手札2枚で戦うので、ブロッカー不在ですと9000アタックが受けきれないので可能な限りはバウンスしたいです。
注意点としてはノジコや唐草瓦正拳があるため、クロコダイルやイナズマがアタッカーとして機能しなくなる可能性があります。クロコダイルを出すのを我慢し、5ドンつけてリーダーでアタックする手は有効です。序盤からライフを極力減らしに行きましょう。

【緑錦えもん】
こちらも有利に戦えます。まず序盤のライフアタックを防ぎつつ、ルフィを登場させられれば、お菊をバウンスできます。カウンター値が無いカードが多いため、7000アタックも守られにくいです。

【黄カタクリ、黄リンリン】
こちらも基本動作通りで有利になります。先攻とっても問題ないです。ルフィ着地できれば、相手の4コスト帯のキャラクター(クラッカー、スムージー、ダイフク)をバウンスできるのでそれだけで有利です。
特に黄色は盤面を処理する能力が乏しく8コスカタクリくらいでしか取れません。カタクリ登場時に、こちらはクロコダイル、イワンコフ、ルフィが盤面に揃っているため、仮にルフィを処理されても、クロコダイルとイワンコフとリーダーでライフを詰めながらもう一度イワンコフを敷くことで盤面が強い5体揃います。そうすると、次に10リンリンを出たとしても、こちらの盤面には触れられないため、(8コスカタクリがイワンコフにアタックしてもカウンター値が2000あれば防げます)そのまま5体のキャラとリーダーの6回アタックで勝てます。

強い4コストが多い今の環境には、このデッキはかなりマッチしております。特にコストを踏み倒しながら登場できる「ルフィ」は最強です。

イラストも最強

Ⅵ その他
最後に細かいテクニックについて紹介します。
イワンコフデッキは特殊で、手札管理が相当重要です。敢えてハンドを過剰に切る時があります。例えば、相手の6000アタックに対し、カウンター2000切れば足りる時でも、敢えてカウンター2000を2枚切って手札スペースを空けたりします。次のイワンコフのドロー効果を有効利用し、欲しいキャラに届く確率をあげたりします。
もうひとつ、こちらがリーサルを決めに行くターン盤面にイナズマがいるとします。前ターンにカウンターを過剰に切って手札をゼロにするよう調整することがベストです。ターン初めにトップで手札が1枚になるので、ドンを消費せず、イナズマのパワーが2000上がるのでお得です。

・終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
自分の青イワンコフデッキいかがでしたでしょうか。この第3弾環境でまだあまり注目されていませんが、デッキのポテンシャルは高いので、再評価される日が来ると思います。第4弾の発売まで、しばらく時間があるため、少しでも環境が回ればまだまだ楽しめます。
自分は一つのデッキをひたすら調整し続け、理解を深めていく事が好きです。ですので、また新たな発見ができれば嬉しいですね。

その他ご質問あれば、お気軽にtwitterでDMください。
(@pokekarasuka)
引き続きワンピースカードライフを一緒に楽しみましょう!

以上、ありがとうございました。
らすか



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