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ふるさと納税の業者になったきっかけ

 ふるさと納税の返礼品を提供しようと思っている方、販路を広げようと思っている方に向けて書きます。市役所あるあるも一緒に伝えていくので、よかったら参考にしてください。

 わたしは滋賀県草津市のふるさと納税の返礼品にガーゼケットを提供しています。2019年からになるので、今年(2023年)で5年目の業者です。実店舗は持たずに自サイトでネット販売をずっとしていました。もっと多くの方にガーゼケットを届けたい思いから新たな販路を探していたなか、ふるさと納税に出会いました。

 自サイトでのネット販売は2006年に開始。「手しごと」というジャンルで少しずつ本や雑誌で掲載していただけたこともあって、毎年売上が順調に伸びていくことがずっと続いていました。だけど、スマホが普及はじめた2015、16年ごろをピークに少し風向きが変わってきたのです。

 スマホによるネットが広がることで掲載依頼が来なくなったことも関係していると自分では感じています。リピーターさんは多いけれど、新規の方が少ない。そんな状況が続いていました。

 もちろんリピーターの方が多いのは仕事では良いことなのですが、ガーゼケットをより多くの方に届けるには、新しいお客さんとの出会いもやはり必要です。そこでいろいろと調べたりして情報を探しているなか、ふるさと納税で販路を広げた方の話しが本に載っているのを見つけました。

 ふるさと納税!? てっきり個人事業主はダメだと思っていたのですが、拠点がある市のホームページを見ると、個人事業主OKだったのです。早速担当課に電話していろいろ聞いてみると、申込みできそうなことがわかりました。(ちょうどその時ベテランの臨嘱の方が電話に出られたので話しが早かったです。市役所は定期的に異動があるので正職よりもベテランの臨嘱の方のほうが詳しいこともよくあります。手っ取り早く情報を得るには、情報を聞く相手を見極めることも大切です。そうしないと市役所の場合、ぐるぐると振られ時間や労力がかなりかかってしまうことが多いので)

 ただ、実店舗がない事業者は市で初めてということなので、申込書を出した後日に市職員2名が「本当にガーゼケットを作っているのかどうか」確認のために工房に来られました。その後、審査が通り、ふるさと納税返礼品提供が始まりました。一か月位かかったでしょうか。
(申込書は市役所あるあるで色々書かないといけません。一枚で済まないので、正直かなり面倒くさいです。ここがわりと心理的ハードルは上がりますが、一度書いてしまえば翌年以降はコピペで対応できるものがほとんどなので、初回だけはなんとか頑張ってください)

 ひとまず今日はこのへんで。より良い情報をお届けしたいので後日加筆修正する可能性があります。またこの続きは続編としてちょっとずつ更新していきます。(ひとり製造小売業なので時間に限りがありますが、ほそぼそと続けていきます)そんな感じですが、どうぞよろしくお願いします。

 

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