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【ふるさと納税】 業者として、どのポータルサイトを主力にするか?

 ふるさと納税のサイトはいくつかあります。滋賀県草津市では(わたしが把握している限り)チョイス、楽天、さとふる、ふるなび、ANAがあって、それぞれ売れ行き傾向に差があるようです。

 そもそもふるさと納税は圧倒的に食(肉、海産物、果物、米が特に上位でしょうか)が大人気。物が選ばれる割合は少ないのです。おなじ物でもトイレットペーパーや洗剤などの日用品や家電など生活必需品のほうが(ある意味当たり前なのですが)重宝されています。そんななか必需品とまでは言えない生活品である寝具を作っている業者の入る余地はなかなかありません。

 だからこそ、いかにして選ばれるようになるのか考えました。

 草津市では最初はチョイスだけの契約になります。それは市と契約すること=チョイスに出品できることだからです。楽天などほかのポータルサイトはそれぞれ個別に契約していかないといけません。(これまた書類作成等めんどくさい)

 ふるさと業者1年目はチョイスでの反応がよく、順調に受注もらったのですが2年目以降はそんなに伸びなかったのです。3年目あたりにふるさとが行き詰っている旨の相談を担当課にしたところ、チョイスからの納税が落ちているとのこと。その年に楽天ふるさとと契約をしました。

 楽天でいい感じで受注が入ってきたので、その勢いでふるなび、さとふるとも契約を交わし、後にANAも加わって現在に至ります。

 わたしの場合は楽天ふるさとと相性がいいみたいでほかのサイトより一番受注をもらっています。届けた人の数が多いと商品レビューをもらう機会も多くなります。書いてもらったレビューがさらにまた次の受注につながっていると感じています。

 確かにふるさと納税では物が選ばれにくい、生活必需品以外の物ならなおさら選ばれないという現象がありますが、そうはいっても可能性がゼロではありません。少ない需要かもしれないけれど、そんななかでガーゼケットが欲しい、使いたい、と思ってくれる方がいらっしゃる。そういった方に届けられるよう自分ができることを探して行動に落とし込んでいく。それをまた改善したり改良したりしてさらなる次の行動につなげていく。そんな日々をふるさと業者として過ごしています。

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