見出し画像

言葉だけ聴くなら朗読でいいの真意

先日、初めてJAZZユニットでのラジオ出演とライブ収録があって、そこのパーソナリティーの方にブログでご紹介していただきました。
そこに私の発言が書いてあって、それがタイトルの通りです。(笑)
私はこの発言を、改めて文字で見た時に、尖りすぎてて、笑いました。

誤解なきよう。これは私に限定した発言です。
世の中のアーティストさんというのは、言葉と音楽の両側面から緻密に楽曲を完成させる方々もいらっしゃいます。歌詞に至っても音と捉えて、言葉の音の響きとメロディの旋律をうまく掛け合わせながら母音から決める方もいるのだとか。すごいことです。

私は、元々、歌や歌詞しか聴いていませんでした。
私の周りでは、歌や歌詞は全く聴いていない派と、歌や歌詞しか聴いていない派に分かれるのですが、みなさんはどうですか?

私はCDの後奏(歌が終わってから曲が終わるまでの演奏)を飛ばすタイプでした。インスト(楽器のみの音楽)には元々なんの面白味も感じられないタイプでした。歌詞が分からない洋楽も聴きませんでした。
海外留学に行く人は大体洋楽が好きなのですが、私は違いました。(笑)

私にとっては、歌と歌詞がメインで、他で鳴っている音は脇役というかおまけというか、そこにどんな力があって、どんな表現があるのか、知りませんでした。

海外に行って、言葉なんて全く分からない音楽に感動して涙を流した時に
自分が思っていた以上の力が、音楽にはあることを知ったのです。
歌でも歌詞でもない、リズムとか楽器、音そのものの力みたいなものを感じられるようになってから、インストも好きになったし、海外の楽曲も好きになりました。

JAZZにも、歌詞があります。素晴らしい歌詞です。
でもJAZZには、同じくらい、音を重んじる部分があると思っています。
楽器のソロがボーカルと同じ分だけあること、ボーカルにもscatという技があること、既存メロディを崩したりすること。
音楽が”メッセージを伝えるもの”なら、それらは不要だと思いませんか?
音を楽しむという原点を感じるのです。
そして、それは私がまだ出会っていなかった音楽の魅力だったのです。

などなど、改めて質問を投げかけられて
色々なことを考えたりするわけですけれども
正直、楽しいからやっているだけなのですよね。(笑)

しかも私、オリジナル曲での表現活動も好きなんです。(笑)
違う楽しさがあるのです。
ただJAZZは突然日本でお仕事をコンスタントにいただくことになり、プレッシャーもありw片手間にやるわけにはいかず。全部一生懸命やっていたら体が壊れて、優先順位を自分なりにつけ、やり方を変えただけなのです。

捨ててません、ソロ活動。(笑)

何故楽しいのか、何故好きなのかを紐解いていくのも
たまにはいいですね、自分自身を見つめ直すことができる気がします。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!



いつも温かい応援ありがとうございます!いただいたサポートはnoteのコンテンツに使用している機材などの維持費など、活動全般に使用させていただきます!