音の無い世界(5の11)
穴田魔絵は、深剃りジョンソンが操縦している超ハイテクのオフィスビル型飛行船内で、超ハイテクの映写機で空間に映し出されたアリさんの様子を見て言った。
「アリさんは私の講演会の聴講を終え、帰宅までの長い道のりの中、お腹が減ってきているはずです。
アリさんがディナーを嗜まれる(たしなまれる)のは、すき家・吉野家・CoCo壱(たまに王将、あるいは松屋)のどれかでしょう。
アリさんにとって、お値段と栄養価とボリュームが最も均整が取れていて、良心的なお店だと感じるのは『すき家』かもしれません。」
クルー(乗組員)の智子@は、スマホでGoogleマップを凝視しながら、JR大阪駅を目指して歩いているアリさんの様子を見て言った。
「ちょうどいい感じに、道なりに進むと『すき家』がありますね。おそらく入られるのでしょう。」
アリさんは、微妙に空腹を感じて『すき家』に入ろうとした直後(タイミングで)、航空機※が飛来して来た。
『ゴオッーォォォォォォォォゴオッーォォォォォー』
(航空機がアリさんの頭上を飛行して去って行く騒音。)(※さらに細かく正確に言うと、屋外の場合は、機体をアリさんに見せつける目的もあるため、アリさんの視界の真っ正面か、視界の真っ正面の、やや前方の頭上の場合も多い。)
アリさんは、いちばん安いセットメニューの、牛丼サラダセットをカウンターのいちばん端っこで召し上がり、身繕い(みづくろい)をして店を出た。
アリさんが店の出入り口のドアを開けて、ほんの数歩、歩いた絶妙なタイミングで、【救急車】がけたたましいサイレンを流しながら、アリさんのすぐ目の前を走り去った。
大阪のド真ん中の、蜂の巣をつついたような人だかりの街中の、何車線もある大道路はあたり一帯、救急車の走行を妨げないようにする車で【大渋滞】である。
『ヴッーーーーー♪ピィーーポォーーピィーーーポォーーピィーーポォーーピィーーーポォーーピィーーーポォーーーー♪』
智子@は呆れて言った。
「相変わらず、アリさんの、ただ、道端を歩いているだけで、不特定多数の大勢の人に、多大なるネガティブな影響を及ぼすパワーは計りしれませんね。」
アリさんは、ついに巨大な要塞のようなJR大阪駅が遠目に見える場所に辿り着いた。
アリさんは、大道路の十字路の横断歩道を渡ろうとすると、前方から歩いて来る警官二人組とすれ違った。
穴田さんは言った。
「アリさんは、なんの変哲もない道端で、パトカーだけではなく、物々しい(ものものしい)警棒を腰からぶら下げた、徒歩の警官二人組(警備員の場合も二人組が多い)と、目の前ですれ違うことが多いです。
警官(警備員)は、わざとらしくスマホで会話しながら、回覧板のような物に書き込む仕草をしつつ、通り過ぎたりします。それは、道端だけではなく、駅構内や大型ショッピングモール内とかでもあります。
なんらかの理由で、過重な防犯パトロールのターゲットとされている人には、あるあるなことなのでしょう。」
智子@は、なんとなく言った。
「『超監視社会』という言葉がありますが、制服を着ていない私服の警官・警備員もおそらくパトロールをしているわけで、民間の自治体のボランティアの警ら隊とかも考えると、どれだけ大勢の人達に、道端で監視されまくっていることなのでしょう。
それこそ身体中が穴だらけになるほど、見られていることでしょう。
このような徒歩でされる防犯パトロールは、最もポピュラーな、アナログな人海戦術のパトロールと言えると思いますが、これだけの監視体制で、果たして犯罪は減ったりしていますか。」
アリさんは、JR大阪駅の出入り口へ、数十メートル手前ぐらいの場所に来た時、何か違和感のある異音を感じた。
『ゴォーーーーーオォォォーバタバタバタバタバタッバタバタバタバタバタバタッゴォーーーオォォー』
ヘリコプターの飛行音である。徐々にその音は大きくなり、『爆音』とも言えるような轟音(飛行音)を出しながら、アリさんの頭上をゆっくりと飛行して去って行った。
智子@は、突然の爆音に耳を塞ぎながら言った。
「明らかに、生活(生存権)を脅かされているような気分にされるレベルで、、、心身の健康を不当に害されているという意味では、人権を蹂躙されている、という表現を使ってもいいような事象ではありませんか。
穴田さんは言った。
「アリさんにとって、パトカーや、救急車、消防車等より、さらに最大級に鬱陶しいのは、低空飛行で現れる、このような【爆音ヘリ】※です。
爆音ヘリは、なんらかの【メッセージ】を携えて(たずさえて)現れることが多いのです。
たとえば以前、アリさんがSNS(旧ツイッター)で、皇族の愛子さまの替え玉説(陰謀論)について発信した(夜に)その翌日のことです。
会社をバイクで帰宅途中、自宅にほぼ到着する辺りで、低空飛行をする2機の爆音ヘリが上空で待機(ホバリング)していて、アリさんを自宅まで誘導するかのように、バイクを運転しているアリさんの頭上を飛来し続けました。
凄まじい轟音(飛行音)を放ちながらです。」
☆穴田さんのAhoo!知恵袋☆
《ある日、アリさんは、祖母が危篤状態という連絡を受け、会社を早退して病院に駆け付けました。
明らかに余命何日という諦めの境地が漂う事態でした。(事実、3日後ぐらいでしたが永眠されました。)
その病院に身内に車で送ってもらい、病院に到着して、車を降りた直後、低空飛行をする【爆音ヘリ】が到来しました。ちょうど、病院の出入り口前で親戚同士で長い挨拶をし、病院に入る直前の出来事です。
その爆音ヘリは、今まで体験したこともないほどの『ダダダダダダダダダダっ』という、機関銃をぶっぱなしたような凄まじい轟音だったのです。
これが、防犯パトロールによる、犯罪を抑止する目的の行為ですか。
悲しみに暮れる一般市民の人達に、機関銃をぶっぱなしたような、凄まじい轟音を無差別に浴びせさせる、
【完全に悪意そのもの】だったのです。
アリさんは、これまでもウンザリするほどに、日常的に、さまざまな『集団ストーカー(攻める防犯・嫌がらせ防犯)』に遭いながらも、それでも、公僕(警察官僚)は正義の人達であり、日本国民を守るためだけに頑張っているのであろうという、『性善説』の人だったのです。
ですが、ある元警察官の勇気ある告発者が、警察官僚による『集団ストーカー』を【血税暴力団】と表現されているように、やっぱり、【血税の、ただの暴力団】でした。
この出来事が、アリさんをこの読み物【音の無い世界】を書かなくてはいけない決意をさせたのです。
発言力の無い社会的弱者の中からターゲットとする人物を作り上げ、そのターゲットとする人物を犯罪者予備軍の重要監視対象の人物として仕立て上げ、
犯罪を抑止する目的でもないのに、膨大な軍事費(防災費)を導入して貰い、
防犯パトロールという名目で、全く無駄な監視業務を、膨大な人員と、膨大な血税で、24時間、365日、しているのが『集団ストーカー』というものの実態なのです。》
智子@は、呆れて言った。
「アリさんはいくら頑張っても年収は200万円ほどの貧困層に分類される人物であり、IQ(知能指数)は87という超凡人で、何か悪いことをしたくても、たいして悪いことも出来そうにありません。
世の中の、とんでもない悪党の人というのは、とんでもない知能を持っているものなのです。
アリさんは無欲な上に人畜無害な草食な人で、この先、なんらかの犯罪者となられる確率は限りなく低いでしょう。
仮に魔が差して、なんらかの犯罪を犯したとしても、ケチな犯罪だけです。
それに対比して、航空機1機を、アリさんの頭上に飛ばす費用は幾らですか。パイロットの高額な給与や燃料代とか、果てしなくかかる経費を考えると、全くコストが合っていませんね。」
穴田さんは淡々と言った。
「そもそもアリさんが、とんでもない危険人物であれば、猫が捕らえたネズミを生かさず殺さずに弄び(もてあそび)続けて、そのまま生かして放置し続けるような『集団ストーカー』をする意味がありません。
本当にとんでもない危険人物であれば、不慮の事故や不治の病に見せかけて、一撃に暗殺したほうが遥か安上がりで、日本国民全体にとっても遥か有益です。
まあ、日本は、お隣の国と違い、法治国家です。そのような暗殺は倫理的に許されません。」
智子@は身震いして言った。
「最も恐ろしいことは、そのような『血税暴力団』から不本意にも集団ストーカーに遭っていても、相談できる機関は一切存在しないし、その血税暴力団を監視・矯正する組織も一切存在しません。
血税暴力団(警察官僚・自衛官僚)は、最強無比の無敵の組織だということです。
『血税暴力団』に誰が勝てますか。彼らは実際に行使・実行できる【軍事テクノロジー】を所有しています。
政治家の皆さんは勝てますか。」
穴田さんは、さらに言った。
「一時期、この『爆音ヘリ』ですが、アリさんが入浴中に、飛来して来ることがよくありました。
まるで、【おちょくるような感じ】で、です。
完全に馬鹿にしたような感じで、ヘリコプターが爆音を放ちながらアリさんの頭上(フルチンのアリさんの真上の上空)を飛来して来るのです。
アリさんは、洗髪でシャワーを頭から浴びて、目を瞑って(つむって)いる最中に、心臓がドキッとするようなヘリコプターの爆音を何度も浴びせられたのです。
【アリさんが自宅内の完全なプライベートな空間のお風呂で、入浴する行為に、何か事件性があるのですか?】
これがさらに、アリさんを物書きの決意をさせたきっかけです。
ちなみに、集団ストーカーに遭っているとされる人達の中で、かなり多い訴えの一つに、完全なプライベートな空間(屋内)での、起床時・トイレ・風呂・洗顔時などで、パトカーや緊急車両(救急車など)のサイレンや、航空機(ヘリコプターなど)の飛行音を聴かされるという事象があります。
それはほとんど、典型的と言ってもいいほどに多い事例になります。
アリさんも一時期ですが、トイレで便座から立ったタイミング(直後)で、航空機の飛行音を聴かされることが多々ありました。
(※ある時期からぱったり、トイレでは航空機の騒音を聴かされることは少なくなりました。入浴中は相変わらずです。)」
智子@は、呆れて言った。
「モラルのカケラも無い、鬼畜そのものの所業ですね。警察官僚は変態の集まりですか。」
※重要:このシリーズの記事は、ほぼ全ての記事が現在進行形の【書きかけの状態の記事】であり、大幅な書き足しや文章の削除修正は大いにあります。
(幾つもの記事を並行して書いています。公開してありますが、ほとんど、メモ状態の記事さえもあり得ます。)
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