見出し画像

【感想】アサルトリリィ・イルマ女子美術高校編The Gleam of Dawn

※文中敬称略

舞台版アサルトリリィの新章としては2021年夏の御台場女学校以来となる、イルマ女子美術高校編。
2022年年明けに公演されたアサルトリリィLoMでアサルトリリィシリーズ熱が再燃し、そのまま2.5次元舞台にもハマった自分としてはとてもワクワクした公演でした。
特に、自分の観たアサルトリリィLoMは安藤鶴紗役の紡木吏佐が負傷につき矢新愛梨に変更された最初の公演であった事もあり、矢新が自分の担当のリリィを演じられた事が凄く嬉しかったです。

という訳で劇場で観劇→千秋楽をアーカイブで鑑賞、という舞台版アサルトリリィで普段行う観劇スタイルを踏襲したのです。最終的には各キャラクターに愛着も生まれ、第二弾がとても楽しみになったのですが・・・・。 劇場で観劇した時は、情報量のキャパをオーバーして「何が何だかわからないまま終わった」という印象だったのですよね。

最初はてっきり、「役者の演技を”浴びる”」「お話の流れを把握する」という普段の脳内処理に加えて「新キャラを把握する」という、新しい処理が要求された事が原因でキャパを超えたのかな?とも思ったのだけれど、同じく全く原作知識0の「舞台版やがて君になる」の観劇時は特にキャパオーバーを起こしていなかったので、原因は違う気がしてきていて。
(イルマ女子とやが君ではキャラ数が全然違う、という事情はさておき)

で、配信で3回、4回見直した事でだんだんキャパオーバーの理由が解ってきた気がするんです。

というのも、本作。シナリオ的に、
・2年前の清澄白河イルマ本校防衛戦
・1年前(?)の幕張奪還作戦近辺
・1年前の御台場迎撃戦後のイルマ四天王の分裂、日葵の転校
・現在
の4つの時系列を行ったり来たりしている。

ようやく時系列が現在に固定されたクライマックス決戦になったと思ったら今度は、
・ハコルベランドの戦闘
・イルミンシャイネスの戦闘
・日葵(と萌)の戦闘
の3つの戦闘が舞台上で交差する。

結果、観劇中完全に頭が混乱してキャパオーバーを引き起こしました。多分、今まで他の舞台でも複数レギオンの共同戦線が多かったのも原因。
羽来と徳子が別の戦闘に参加していると理解していなかったために「ダブルファンタズム!?」と勘違いしてたし、ハコルベランドと日葵が同一の戦闘をしていると勘違いしたから、最後の羽来と日葵の電話も「ん?なんで日葵はイルマが助けてくれた事知らないんだ??」となってしまっていた。

「一回の鑑賞で情報量を受け止めきれない」というのは映画なら許されると思うのだけれど、舞台ではそれは許されるのか?という課題に自分の中でも答えを出し切れていません。
しかし、次に新しいアサルトリリィ新章があったら、今度は配信→劇場のルートも試してみようと誓ったのでした。

#イルマ女子 #アサルトリリィ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?