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亡霊達の鑑賞会


あなたは

亡霊をも熱狂させる

歌を聞いた事はあるか?


蒼い花と聞かれたら紫陽花を思い出します。
ちなみに紫陽花の品種の中には
毒を持つ品種があります。


この記事は1/25に発売した星街すいせいの2ndアルバム『Specter』の感想記事です。
感想といいますが、どちらかいうと自分語りに近い。

アルバムを一通り視聴した上での感想ですので、まだの方は是非購入して聴いてください。
↓下のリンクから購入とかCD販売店舗がみれます

以下収録曲とそれに対しての簡単な感想と、それを一つの物語として自分の感情が思ったままに書きました。ただ、人によってはズレが出るかもしれません。ご了承した上で以下スクロールお願いします。











1.灼熱にて純情(wii-wii-woo)


Are You Ready?

wii-wii-woo!


アルバムの1曲目にして、テンション爆上げの事間違い無しなこの曲。甘ったるさはいらない、
黙って道を開けろ!私のステージはここだ!灼熱の如く空を駆け抜ける彗星の様な一曲。生で聞いたら絶対にテンション上がるだろうなあ……
彗星を見ていたら突如としてその彗星が衝突してきてあなたは亡霊になってしまいました。でも、あなたと同じ人があちらにも、こちらにも。これから亡霊達はどうなるのでしょうか?




2.TEMPLATE

そうだ僕にとって
世界なんてどうだっていい

自分の思い通りに他人は動かない。また、他人の思い通りに自分は動かない。亡霊達にだって個性はあるし、姿形も全く違う。2曲目、自分に名前をつけるのは自分。誰かが用意したテンプレートなんていらない。そんな亡霊達の叫びの様な一曲。個人的に結構気に入ってます。叫んでいたら次々にあなたも皆も連れて行かれました。道連れのように、誰かに誘われて。




3.みちづれ

こんな私の事を
信じてくれるなら
どこまでも

3曲目。旅は道連れ、世は情け。亡霊達を誘ったパレードの先頭に立つ彼女はいいました。
「私はここだよ、ここで生きてるんだよ」
誰かの心にも、大事な物はある。大小問わず、姿形をも問わずに。長い旅路なのだから、ゆっくり歩いてみよう。いつか喜びに出会えるから。
自分は時間って概念が好きなんですが、好きになった物は加算式に増えていくと思っています。
そんな旅路を応援するような元気がでる曲。
時間を歩く事は旅をする事、亡霊達は少女の後ろ姿を付いていくようにパレードはまだ続きます。




4.褪せたハナミドリ

未来永劫訪れぬ世界なら
その手でいっそ止めて

少女はいいました。
"いつまでもずっとこのままでいようね"
しかし、亡霊達は少女に言葉を伝える事ができません。少女が話しかけている人はそこにはいないのだから。2人肩を並べて歩いても、どれだけ好きを並べても哀れなケモノでしかないのだから。
現実を知って少女はそんな世界を止めてしまった。4曲目、二度と動かない理想の世界を思い描いた少女の歌。何処か寂しさを感じる曲です。
再び歩き出したパレードはある場所で止まったようです。そこには壊れた大小様々なテレビの山が山のように沢山積まれてありました。その中にただ一つだけ映像を映しているテレビがあり、そこでは少女に似た誰かが歌っていました。




5.TRUE GIRL SHOW

ーーーーーー……

ーーー
ーーーー!

"全部、最初から気づいてた"
画面の中にいる貴女も、今そこにいる貴女も
何も変わりはしない。2人は同じ人物なのだから。
画面の中の少女は語りかけます。
"こんな場所で終わらせない"
画面の中の少女の言葉と共にパレードは列車となって、宇宙に登っていきました。彗星のように線を描きながら。ついてくるだけだった亡霊達はいつの間にか列車の中にいました。星を詠む様に
沢山の言葉が列車の中で木霊します。
5曲目。お馴染みのあのフレーズと共に歌う1と0
、刹那の歌。最初聞いた時、とても驚きました。
そこでその言葉を持ってくるか!と。
是非、一度聞いて下さい。
彗星のように空を駆ける列車は、走り続けます。
その列車の中では、ある曲が流れていました。
(台詞あえて伏せてます)




6.放送室

涙はずっとしまってる
どんな結末があるのか知りたくて

いま言うのもなんですが昔自分は放送委員をやっていた時期がありました。でも、言葉よりも本が好きな様で、やがて図書委員になりました。
言葉を歌詞にする、それを曲にして人に届ける。それを言うのは簡単だけど実行するのは難しい。誰も聞いてくれないかもしれないし、その曲がそもそも届かない場所にいるかもしれない。
でも、立ち止まらない。その声があなたに届く様に、少女は歌い続ける。6曲目、どれだけ時間が掛かっても、その声を届ける少女の歌。
その歌を響かせながら列車は走り続けます。星々の間を、彼方まで……






7.デビュタントボール

漂うままに踊らせて

魔法をかけてこの夜が終わらない様に、少女は踊る。夜が終わってしまったら亡霊も、少女も消えてしまうから。これが非日常でも構わない、だから、日が昇るまで踊り明かしたい。
7曲目。夜働く自分は、ある意味亡霊に似ているのかもしれません。朝が来たら直ぐに寝てしまうのだから。そんな朝になる朝焼けに聞きたい曲です。長い長いパレードの終わりが来ました。亡霊達は1人また1人と消えていきます。そして、ある街の風景を見下すと同時に列車は彗星のように消えて行きました。





8.7days

新しいストーリー
描け

7日後、今日もこの日がやって来ました。亡霊達が集まって楽しく騒ぐこの日が。白紙のページに色を描く様に、亡霊達を乗せて列車は空を掛けていきます。楽しいお祭りがまた始まろうとしていました。今度は、どんな旅路になるのだろうか?景色は?乗ってる亡霊達はどんな姿をしてるのか?
それは、少女だけが知るのみです。
8曲目。配信待機画面とかで流れていると自然とテンションが上がってゆくノリのいい曲です。一週間って長い様で短い。誰しも抱えている事は大小あるかもしれない。けれども、今夜を楽しもう。



9.Damn Good Day

なすがまま風まかせ

列車の中で亡霊達は語り合います。日々の悩み、葛藤、嬉しい事、喜びあったこと。
気がつけば少女も亡霊達と一緒に語り合います。
尽きない悩みに一喜一憂して、風任せに生きるのもいいんじゃないか?と、少女は提案します。
その言葉に頷く亡霊もいれば、考える亡霊もいます。9曲目、静かな気持ちの時に聴きたい曲です。世の中納得いかない事ばかりだけど、自分の道は自分が決めるのだから。夜が過ぎる、列車は宇宙を駆ける。夜はまだ始まったばかり。




10.ソワレ

ソワレ

黄昏が沈んで夜を迎える。その合図が少女が動くサイン。亡霊達は騒ぎ出します。
太陽が眠りについて、鳴り止まないメロディーが流れる。沢山歌って、沢山騒いで、彗星のようにどこまでも!どれだけ悲しい出来事も、楽しい思い出になるように時間を駆けよう!その物語を描くのは、自分なのだから!そしてそれを目撃するのは……?
10曲目。今回のアルバムの中で一推しの一曲。
自分がこのVtuberひいてはホロライブってジャンルに手を出して約1年半(時期にして2021/6くらい)になりますが、沢山の楽しい思い出を作れました。次はどんな風景をみれるのかが楽しみで仕方がないです。
宴は続く、星の彼方をなぞる様にいつまでも……




11.Newton

「大嫌い」「大好き」


少女は唄い続ける。それが正しい事だと信じて。
矛盾だとしても、悪あがきだとしても、それが少女が、否彼女が選んだ道なのだから。
彼女の声に呼応する様に亡霊達は声を上げて応援する。手を振って、ペンライトを掲げて。光るステージの上にいる彼女は今日も輝き続ける。原石が、光を発して彗星になる。星々は街の空を巡る。次の目撃者は、君だ。
11曲目。宇宙に重力はない。彗星は縛られない。宇宙を自由に駆ける。それが彼女、星街すいせいという人物なのだから!






以下感想

感情のままに文章書くのクッソ楽しい!!

1/28の現地チケット当てたかった……

抽選弱弱人類


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