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USJハリーポッターエリア大解剖 その2

前回のアトラクション感想の続きです。

ワンド・マジック

これ5000円弱?ぐらいする杖をエリア内で買わないと遊べないので実質有料アトラクションと言っても過言ではない気がする。ちなみに私は杖買いました!ハーマイオニーの杖。

ざっくり言うと、杖を使って魔法を使えます!複数人で遊びに行くなら動画撮影推奨!!
やればからくりわかっちゃうと思うのですが、夢を壊さない程度に
ヒント:ハリーポッターのスマホゲームで魔法を使う時とロジックは一緒

あのね!!!これ仕組み自体は超よくできてるんだよ!!成功失敗の概念だけじゃなくて、大成功(上手な杖振り)小成功(及第点)という概念があるところがイイ。ゲーム性がある。だから魔法をかける技術的なからくりがわかってしまっても楽しいし、魔法をかけている感を楽しめる。
でもこれ、システムは最高なんだけどレギュレーションというか運用マニュアルがあんまりイケてないんだ…。
というのも、文字や映像での説明というのが園内でも公式HPにもどこにもない。しっかりやりかたを説明してくれるのは、魔法をかけられる場所ごとにいるキャストさんによる口頭の説明のみ…。キャストさんと魔法をかけたい来園者が一対一で話して本当に一からやりかたを説明するっていうところが、そんなに内容的には難しくないにしてもちょっとキャストさん個人への負担が大きすぎるというか、アトラクションの楽しさの根拠ををキャストさん個人の資質やアドリブ力に依拠しすぎている気がする。

老若男女誰にでも均等な楽しさを提供できることを目指すなら、杖を売ってるショップでやりかたの説明映像流すか、最初にオリエンテーションや練習する場を設けてから実践へ送り出すとか何かもう一つそういう工夫が必要だった気がする。

オリバンダーの店

これもかなり見逃しやすいアトラクションでした。湖沿いの建物と建物の間にこのアトラクション参加希望者の列形成の場所があるんですけど、列だけ見てもなんの列かわからないんですよね…。
10人ぐらい?ずつ室内にはいり、その中からランダムに選ばれた1人を「杖を買いに来たホグワーツ入学前の魔法使い」に見立ててオリバンダーと話して杖から選ばれるまでの流れを他の参加者が観覧する…というスタイルのアトラクションです。
映画や原作で、ハリーが杖に選ばれるまでの流れを可能な限り再現しているので、特に映画ファン、原作ファンは必見だと思います。

オリバンダー役の人は欧米系のキャストさんが豪華な衣装を着ていてすごく世界観に沿っているのでそれだけでも見る価値があります。

ただこれも装置の作りこみが完璧なだけにちょっと惜しいかんじがしてしまったんですよね。魔法使い役の人はやっぱり一般の人でしかもその場のアドリブで、必ずしもキャストさん側が動いて欲しい動き通りに動いてくれるとは限らないので、魔法で物が動いたり燃えたりする演出と動きが微妙にズレてしまったり…とか、見てる人が「ちゃんとあの一般の方は動いたりリアクション取れるかな?」とはらはらしてしまうんですよね…。オリバンダー役のキャストさんもそんなに日本語が堪能な方ではないようなので、もし一般の方が想定外の言動をした時に臨機応変に対応できるのかな??とそこにもはらはらしたり…。
なのでこのアトラクションは魔法使い役もキャストさんにやってもらった方が安心して見ていられる気がしました。

ワンド・スタディ

これは、アトラクションというよりはショーの部類ですが、結構1日何回もやっているショーです。すごーーくざっくりと言うなら、ホグワーツ生に摸したキャストさん達による杖を使ったマジックショー。
一応ワンド・マジックのアトラクションの世界観を説明するのがコンセプトなのかな…?ワンド・スタディで見たものを、ワンド・マジックでお客さん自身が再現できるよ的な。
ただ、このショーがワンド・マジックのアトラクションについて説明しきれているかというと決してそうではないし、かといって純粋なショーとして見るとちょっと地味な印象なんですよね、ワンド・スタディ…。
杖の販促、ぐらいの気持ちで見ると丁度いいのかもしれません。

私が体験したり観覧したりしたアトラクションやショーはこれで全部です。
次回は、ハリーポッターエリアで食べたものや、おみやげ屋さんや、キャストさん達について、あとはハリーポッターエリアの総括などを書ける限り書いていきたいと思います。



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