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ラスベガスのポーカールーム事情


初めに

このノートではラスベガスのポーカールームの特徴や、どういったプレイヤーが多いのかなどを主観で紹介していきます。

共通のルールとマナー

ほとんどのカジノでチョップやトゥワイス、ストラドルなどが行われています。
日本から初めて来た方は何が任意で何が強制なのか分からないで適当にYESと言ってしまう方が多いと思いますが細かく説明します。

チョップ

頻繁に起きるのがチョップです。
こちらはSBとBBがブランドヘッズの際プレイをせずブラインドを引っ込めていいというシステムがあるのですが、もちろん断ってもOKです。
ただ一度チョップをすると決めたら例えAAが来てもKKが来てもチョップをしないといけないというのがルールになっています。
もちろんプレイを選択した場合はその日はチョップできません。
また、隣のどちらかがプレイを選択している場合はプレイが優先されます。

おすすめはレーキが発生する環境ではチョップにするといいでしょう。
Bellagioの5-10などはタイムレーキなのでみんなプレイしますが、2-5などは基本的にチョップする人が多いです。

正直圧倒的実力差が大体あるのでプレイしてもいいのですが、その場合おじいちゃんなどはSBリンプが頻発しレーキ的に美味しくないのでチョップを選択するのが丸いと思います。

(そもそも2-5以下は参加率が異常なのでブラインドヘッズが起こり辛いです)

トゥワイス

こちらはオールインが起きた際にそこから2回分岐するかどうかを選べるというシステムです。
プリフロオールインならボードが2回出て引き分けならチョップ、勝ち引き分けなら3/4potをゲットできるといったシステムになってます。
(ベラージオは5-10以上から使用可能)
Wynn.ARIAは2-5も使用できます(1-3はプレイしないため分かりません)

こちらもチョップ同様基本的に1度選んだら選んだ方をずっと選択するのがマナー(ほぼルール)です。
こちらも優先は1回になります。
1回の事をワンス、2回の事をトゥワイスといいます。
どちらでもいいときは「up to you」といいましょう。
相手に任せる的な意味です。

ストラドル

こちらはUTGorBTNがBBの2倍の額をハンドを見る前におけるシステムの事です。
基本的にUTGストラドルの場合はSTRの次からアクション。
BTNストラドルの場合はUTGからアクションをし、レイズがない場合BTNを飛ばしてSBBBがアクションをするといった少し変則的な順番になります。

基本やらなくていいのですが、たまに卓に座った瞬間「マストストラドルテーブルだよ」と言われる事があります。
その際は強制ストラドルゲームになるので、1レート上のゲームになります。
その際はストラドルを断るのではなくフロアに言って卓を変えて貰いましょう。

チップ

これは非常に重要です。
基本的にチップを渡すタイミングは、ポットを取ったとき1ドル必ずあげましょう。
スチールは例外ですが、3回連続スチールなどしたときは1ドル上げるとディーラーの好感度は上がります。
大きなポットを取ったときは2ドルに上げるなどすると非常に喜ばれると思います。

僕は5-10プレイヤーなのですが大きいオールインになったときは5ドル上げる事が多いです。
どの1-3でも100-200でも基本は1ドルなので無理に大きいチップをあげる必要はありません。

またドリンクをもらった時や、フードを頼んで運んできて貰った時もチップを渡しましょう。
ドリンクは1ドル、フードは3ドルくらい渡すのが基本になります。
これは毎回必ずあげましょう。あげ忘れていると後ろにずっと立たれて「これお前のだよな?」的な事を言われたりします笑
チップあげてればみんなこっちをしっかりリスペクトした対応をしてくれるので感謝の気持ちとしてしっかりチップはあげましょう。

ポーカールーム紹介

Bellagio

日本人大好きベラージオ、世界のヨコサワチャンネルの影響なのかいつ行っても日本人がいます。
1-3 5%$5キャップ $100-300buyin
2-5 5%$5キャップ$ 200-500buyin
5-5 レーキは$5キャップ $400-1000 buyin
5-10 タイムレーキ30分$7 $800-2500buyin
1時間あたり2ドルのコンプ

恐らくラスベガスのどこのカジノよりプレイヤープールがパッシブです。
とは言っても参加率異常なおじちゃんとかは多いです。
ただ平均ポット額でいうと他のカジノよりは低いです。
手癖でCB打っちゃう人はベラージオに行きましょう。

MAXバイインが2-5まで100bbと低く、ショートなプレイヤーが多いのでここで時給を伸ばすのはプレイヤーの腕が問われると思います。
他のカジノの方が時給は出やすいと思いますが、勝ちやすいのはベラージオかな?と思います。

5-10は後述する2つのカジノよりはレギュラーのレベルは低く勝ちやすいと思います。
ストラドルはWSOPシーズン以外あまり入らない印象です。
一人でずっと置いてるおじさんはいます笑

Wynn(Encore)

日本人があまり多くない?カジノです。
ベラージオARIAホースシューなどは徒歩数分で歩いていける距離にあるのですが、ここだけ遠くアクセスが悪いです。

ただWynnというカジノは高級ホテルでお金持ちがとても多くMAXバイインも高いのでポットが炊かれがちでマネーゲームが始まる事があります。
いわゆる社長タイプのプレイヤーは多いです。

またドリンクの質が高いです。
炭酸を頼んでもしっかり炭酸が抜けていないですし、ストロベリージュリアスやオレンジジュリアスはWynnの名物ですね。

1-3 $5キャップ $100-500buyin
2-5 $5キャップ $400-1500buyin
5-10 タイムレーキ30分$8 $1000-3000buyin
1時間あたり1.5ドルのコンプ

上記の通り、社長タイプのプレイヤーが多くバイインも300bbほどで入れるため大きいゲームになりやすいです。
深夜1時くらいに行くと2-5なのにみんな5000ドルくらい積んでたりして2-5-10になってたりします。

昼間でも勝手にストラドル絶対置くプレイヤーが何人かいたりなど大きいゲームになりやすいです。
荒れるゲームが好きな方はWynnがおすすめかもしれません。

Wynnの5-10は5-10-20になることがほとんどです。
5-10ゲームの中では現在時点でRegの平均レベルは一番高いのかな?と思っています。

ARIA

1-3 $5キャップ $100-500buyin
2-5 $5キャップ $400-1500buyin
5-10 タイムレーキ30分$8 $1000-4000buyin

1時間あたり2ドルのコンプ
BellagioとARIAは同じMGMですがMGMグループのコンプはポーカールーム毎の管理なので共通じゃないので注意してください。

プレイヤープールはBellagioとWynnの間くらいの印象です。
2-5はディープで入るプレイヤーも多いのもあり、極端に下手なプレイヤーは少ない印象です。
ただBellagioの2-5で安定して勝ち越せる人がARIAにきて勝てないか?と言われれば特段問題なく勝てるくらいであるのでそこまで気にしなくてよいです。

比較的1000ドル以上で入るプレイヤーが多いのでベラージオと比べると体感1.5倍くらい動くゲームになると思います。

5-10はWynnと同じく5-10-20になる事がほとんどです。
レベル的にはWynnよりは下がるかな?といった印象です。

その他のカジノ

僕は行かないですがうろ覚えで適当に紹介します。

ホースシュー
1-3.2-3.3-5
ハイハンドレーキが2ドル取られます
レーキは3-5で6ドル+2ドルの8ドルです。
ハイハンドがある関係でチョップはできないです。
WSOP期間何度か3-5を打ったのですが恐ろしく美味しかったです。
ただレーキも高い関係でそこまでおすすめというわけではないです。
シーザース系列なのでダイヤモンド以上のステータスを持っている方はウェイティングを飛ばしてプレイできるので行く価値はあるかなって感じです。
WSOP期間のウェイティングはすごく、人気でした。
通常期間はそこまでウェイティングがあるイメージはないです。

ベネチアン
1-3.2-4.3-5
こちらもジャックポットレーキなどがあり少々レーキが高めです。
高級ホテルなので泊まってる金持ちのプレイヤーがちらほらいるイメージです。

WSOP会場(WSOP期間限定)
1-3.2-5.5-10
下のレートはコンプなどもなくあまり打つ意味はないかなという気はします。
ウェイティングがいつも少なく、卓数もそれなりに立っているので他のカジノのウェイティングがえぐすぎるときにどうぞ。

5-10はキングスラウンジという特別な部屋でプレイできます。
椅子がふかふかだったりテーブルが広かったり、特別なキャッシュルームです。
また基本ストラドルゲームになります。
ウェイティングが少なく、トナメ会場の中にあるのでトナメを飛んだ金持ち社長などがふらっと打ってたりするので美味しいときは恐ろしく美味しいです。
ただそれを狩りにWSOPシーズンキングスラウンジを主戦場にするRegも多いので辛いときはとことん辛い印象です。

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