みにみにものがたり28

眠るまえ、おじいさんがいつも話してくれたこと。

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｢人は、いろんな道を見つけ、そこに印されたことを学び続けているんだ。目の前のこと、起こることをひたすらこなしていく中で、その時その時の心地よさを選ぶんだよ。人は必ず死ぬ。
ずっと生きていられる薬がないように、ずっと幸せになれるという魔法もないんだ。どんなことがあっても、ただただ自分でいること、自分が自分であることを信じて、どんな自分もゆるして、安心を見つけて、味わって、生きる。案外それが１番贅沢ないきかたかもしれないなぁ。｣

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おじいさんがいなくなっても、この言葉たちはボクの中にずっとある。まだまだわからないこともあるけど、とてもとても大切なたからものだ。

おしまい。

おしまい。