うれしいことば。

「ウチはな、アンタの顔見てたらええねん。」

うれしいことを言ってくださる。

仕事はしたことがあっても、経験したことはない施設暮らし。

入院したときと似たようなことかと思ってみる。

たまに悪態をつくことがある入居者さん。👵

夜は、気持ちを穏やかにするお薬が効いて、意識朦朧とする日がよくある。

就寝介助が済んで、またね!と言うと「帰らんといて。」と、ぎゅっと手を握る。

しばらくお話しをして、おやすみと言って退室。

まだ何かかまってほしいときは、ずっと呼んでいることもあるけど、夜勤者によってはいつものことと放置する。

と言うのが、ワタシは辛いので、なるべく出勤の日は関わるように接するようにしてきた。

そんな初めての準夜勤を終えた2か月前の朝、帰るね〜と顔を出すと、「ウチはな、アンタの顔見てるのが一番ええねん」と、お布団から顔を出して、天使みたいな顔で言ってくださったひとことに打ち抜かれた😵笑(手を握って、きっとお互いにしあわせホルモン出まくってたかも!笑)

昼間も車椅子を自走で居室の前をウロウロしながら、「アンタが通らへんかなぁと思て」

ちょっと待っててね!と対応が後回しになりがちな時間帯も、「ええよ。」と待ってくださり、担当でない他のスタッフが排泄介助に入ろうとすると、「要らん」と追い返し、ワタシを待ってる姿にキュンとなることも。


初めて介護職を経験した14年前、暴れることが多かった入居者さん👴にも、「アンタの顔見てるのが一番ええわ」と言っていただけたのを思い出す。

あの頃からもう、タッチケアをしていたのかもなぁとよく思う。

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