あの日に帰りたいと思った朝。Come Back To Me〜永遠の横顔 / 薬師丸ひろ子

薬師丸ひろ子の歌手活動40周年記念オールタイムベストアルバム『Indian Summer』のスペシャルアニバーサリートラック「Come Back To Me ~永遠の横顔」。

作詞、作曲は、呉田軽穂。
呉田軽穂から薬師丸ひろ子へのコメントは、下記のとおり。
"薬師丸ひろ子さん、デビュー40周年おめでとう。
そして、ありがとう。
久しぶりに、あなたのために、とても切ない歌が作れたと思っています。"

今朝、朝食を食べながら、パートナーといろんなことを話した。
「新型コロナは、コロナ2019になるらしいよ。
「時間が経つのは、あっという間だね」
「もうすぐ2月も終わりだよ」
「3月から、どうなるんだろうね」
「マスクはずして大丈夫かな」
「コンサート、ちょっと心配だよね」

二人は、昨年末に罹患した新型コロナのことを思いだした。
新型コロナは、このまま終息するのだろうか。
それとも、変異株が発生するのか。

まったくわからないけれど、今、この時。
このひとときが、なんだか、すごく幸せだなって思えた。
ふいに脳内で再生された薬師丸ひろ子の「Come Back To Me ~永遠の横顔」。

二人の姿が、歌詞の中の登場人物に重なったのか。
いや。そんなことはない。
今だけではなく、今までも、これからも、一緒に生きてゆく。

もうすぐ、コロナ前の生活に戻るのではないか。
そんな気持ちが、コロナ前の自分に、コロナ前の二人に戻る。
その想いが "Come Back To Me"という言葉につながったのかも知れない。

キッチンから、甘い香りがしてきた。
二人分のコーヒーが沸いた。

週末の金曜日。
久しぶりに花金を楽しみたい。
そんな気持ちになった金曜日の朝。

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