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#3 周りに流されないメンタル。

こういった表現をすると、まるで周りに流される事が悪い事だと主張しているように思えるが、決してそうではない。何の意思も持たずただ流されているのが勿体無いと言っているのであって、時には自分の意思で流されるのを選ぶ事も必要だ。

さて、今まで書いてきたものも結局はそうなのだが、メンタルを強くするために心掛けることは一つや二つでは無く、その一つ一つが抽象的かつ定着させるのに時間がかかる事なので、小分けにして伝えていきたい。

1.サイコパスの要素を借りる。
2.常に優先順位を決めておく。
3.雑音を飲み込まない。

1.サイコパスの要素を借りる。

一般的にサイコパスと言えば、殺人鬼や精神異常者といったネガティブなイメージを持たれがちだが、決して悪い事ばかりではない。サイコパスとは、共感性や罪悪感が乏しく自己中心的、恐怖心が欠如している、といった要素を持っている。簡単に言うと、他人の気持ちが理解出来ない、という事だ。

しかし裏を返せば、周りに左右されずに常に合理的な判断が出来る、という事になる。社長や経営者などにサイコパスが多い、というのはこういった要素が影響している。今回の内容は、このサイコパス要素を意図的に借りよう、という事だ。

これに関しては具体的にどうする、といったものではなく、サイコパスについて勉強して時間をかけて自分の中に落とし込んでいく、という作業が必要になるが、これを自由に使いこなせるようになる事が非常に重要になってくるので、是非調べてみてほしい。

2.常に優先順位を決めておく。

これは#1でも少しだけ触れているが、大袈裟に言うと、自分が今何のために生きているのかを常に自分の中に置いておく、ということである。「〇〇するぐらいなら死んだ方がマシ」とはよく耳にする言葉であるが、この考えをもう少し具体的にしてみよう。

恋人が死ぬぐらいなら自分が死んだ方がマシ、と常に確信していれば、恋人の身に危険が及んだ時に自分の事を省みずに即座に助けられるはずだ。恋人よりも仕事が大事、と常に確信していれば、恋人の身に何か起こったとしても、ブレずに仕事を優先出来るはずである。

この判断にもサイコパスの要素が必要になってくるが、これを曖昧なままにしておくといざという時に即断即決が出来ず、チャンスを逃したり、大切なものを失うかもしれない。常に今の自分が何を目的としているかを考えておこう。

3.雑音を飲み込まない。

簡単に言うと、外野の意見を気にしないという事である。全くの無視をしろと言っているのではなく、自分に価値の無い意見だと判断したら容赦無く切り捨てろ、という事だ。お気付きかもしれないが、ここにも多少のサイコパス要素が必要となってくる。

喧嘩は同レベル同士でしか起こらない、と言うがその通りで、相手を同じ土俵の人間として接しているから腹が立ったりするのであって、動物園の檻の中の動物だと思えば、キャンキャン騒がれても、うるさいとは思っても腹は立たない。自分にとって価値のある相手は同じ土俵に上げ、無価値だと判断したら動物園に放り込めば良い。

今回に限らず、ブレないメンタルを保つためにサイコパス要素は多かれ少なかれ必要となってくる。自由に使いこなせるように一考してみてほしい。

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