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エリース番記者のミコトは見た!vol.11〜関東リーグ2部後期第3節vs tonan前橋戦マッチレポート

関東サッカーリーグ2部後期第3節tonan前橋戦が30日に行われた。リーグ戦後期から2連勝で迎えた今節、DF22中道とMF21三枝が怪我から復帰。リーグ屈指の得点能力を誇るFW11色摩とMF29松岡も揃ってスタメンに名を連ねた。攻守に隙がない、フルメンバーのスカッドで試合に臨んだ。

怪我から復帰したルーキーのMF21三枝。
滑らかなボールタッチを披露し、順調な回復ぶりが伺えた。

試合は、開始直後からエリース東京FCがボールを持つ展開に。最後方からパスを繋ぎ、tonan前橋を押し込む。終始攻撃を優位に進めるエリース東京FCだったが、相手の強固なブロックに対し今一つ決定的な場面を作ることができず。そんなもどかしい空気を打ち破ったのはリーグ戦8試合連続スタメンのMF5村田。43分、バイタルエリアでFW11色摩の落としを受けた村田が、右足を振り抜きミドルシュート。抑えの効いたシュートは低い弾道を描きゴールに吸い込まれた。今年36歳を迎えたベテランの一発で先制し、前半を1点リードで折り返す。

決勝点となるミドルシュート決めたMF5村田。
精神的主柱でもあるベテランの一発をチームメイトも祝福。

後半に入ってもボールを握り続けるエリース東京FC。相手のプレッシングをうまく交わし、積極的に追加点を狙う姿勢を見せた。守備面でもDF陣を中心にインテンシティの高い守備を披露。87分には相手にペナルティエリア内まで運ばれるも、GK1大畑の果敢な飛び出しでシュートを打たせず。猛暑の中でも最後まで集中を切らさずに戦ったエリース東京FC。前半のゴールが決勝点となり、1-0で勝利を収めた。

「色摩が凄く丁寧にパスを出してくれた。あとはしっかり踏み込んで決めるだけだった」と語ったMF5村田。技術面だけでなく精神面でもチームの大黒柱の村田は現在リーグ戦8試合連続スタメン中。連戦が続くリーグ戦だが、司令塔としての村田からは今後も目が離せない。