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【リーグ戦見どころ】エリース東京FC VS 桐蔭横浜大学FC(2022年度関東サッカーリーグ2部 前期第3節)

4月17日(日)18:00よりZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA(千葉県千葉市美浜区)にて、我々エリース東京FCは、桐蔭横浜大学FCとの関東サッカーリーグ2部の第3節を迎える。


前節、エリース東京FCは、季節外れの夏日の中で行われた、横浜猛蹴戦にて2-2のドロー。今シーズン初勝ち点となったものの、一時は逆転し勝利の二文字が見えかけただけに、選手の試合後の表情からは悔しさが滲み出ていた。


一瞬の連係ミスで失点。狙い通りの戦いが出来た半面、課題も見えた一戦

ディフェンスラインとGKでの連係ミスから先制点を横浜猛蹴に献上したものの、その後の選手達の雰囲気は、どこか”勝利に対する貪欲さ”が伝わる表情だった。

その貪欲さが実ったのは、43分だった。ゴールキーパーからのリスタートに対して、前線からプレスをかけたNo.32唯井が相手選手よりボールを奪い、No.9小牟田へパス。GKと1対1となった小牟田は、冷静にサイドネットへと流し込んだ。

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試合後、小牟田からは、「試合の入りから前へ圧力をかけて全体的にはエリースらしさを出せていた」、「前節得点を取れなかったので、チャンスがあればとにかくシュートを打っていこうと思っていた」という言葉があった。まさに前節を象徴する得点だったことは、間違いない。

ハーフタイムでは、檜山康監督から、「基本のところだけど、ラインコントロールを改めてしっかり意識。前線に入った時に、ボールに寄る、スペースに走る。単調にならないように。良い一日にしていこう」と基本をぶらさないで戦う言葉と、”良い一日にしていこう”と監督の人柄を感じる言葉があった。

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後半は、エリース東京FCとなるシーンも多くみられた。前半から絶えず行ってきた、積極的なプレス、DF背後を突いていくことを徹底したことを功を奏した。68分には、No.32唯井がロングボールからワンタッチでディフェンダーを振り切り、その後も華麗なダブルタッチでディフェンダーを交わし、サイドからペナルティエリア内に走り込んだNo.29岩田にラストパス。岩田は、GKとの1対1を押し込んで逆転に成功した。

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このまま試合終了と思われた89分。ミドルサードの競り合いで相手選手にボールを奪われ、そのままペナルティエリアまでドリブル突破を許し、失点。

アディショナルタイムには、コーナーキックを”バンディエラ”山下真太郎がヘディングシュート、惜しくもバーを叩き会場からは、失点に対するハラハラする声と、得点に寄せる期待の声が響き渡った。

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試合は、そのまま同点のまま終了。季節外れの気温以上にアツイ試合は、スコアレスドローで幕を閉じた。

全体的にはエリースらしさを出せていた。ただ一つのミスや少しの甘さが失点に繋がってしまいました。(No.9 FW 小牟田 洋佑)

開幕戦は無得点で終わった小牟田は、「出来るだけ攻撃の時間を増やしたかったのでボールを失わない事、前で起点になる事を意識した」と試合を振り返った。

次戦に向けては、「まだ今シーズン勝利がないので、内容よりもとにかく結果にこだわってやっていく」、「何としてでも点を取ってかたないといけない」と、貪欲なストライカーらしさが出るコメントを残した。

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前節は、攻撃の起点を作るべき場面でミスを繰り返した。今日は何としてもプレーの精度や起点を作るための背後への動きなどを意識した(No.32 FW 唯井 竣平)

トレーニングマッチでも得点を決め、横浜猛蹴戦でも2アシストを決めた唯井は、「個人的にはゴールに繋がるプレーができたのは良かった」と話す特に逆転ゴールとなった岩田の得点は、唯井のテクニックとフィジカルを兼ね備えた長所が前面に出たシーンだった。

一方で「東京カップの南葛戦、前節の川口戦の2連敗。勝ち切りたかった試合でした」と悔しさを口にした。さらに「攻撃も守備も局面での闘いや駆け引き、クオリティがまだまだ。それが顕著に出た試合だった。局面で起こるプレーを予測して、それに対する準備が全体的にまだまだです」と課題を口にし、関東サッカーリーグで戦い切る為にまだまだ自分たちを高める必要性を受け止めているように感じた。

次節の桐蔭横浜大学FCに関しても、「相手が大学生でスレッシュな分、より局面での闘いでどういう風に勝っていくのか?チームとしてどうカバーしていくのか?が重要になってくると思う。そういったコミュニケーションをもっと増やして次節に向けて良い準備をしていきたいです」と、横浜猛蹴戦直後のコメントにもかかわらず、既に次戦へ勝つために頭を切り替えていた。

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一歩ずつでは確実に前進している、エリース東京FC。今シーズン勝ち星が期待される桐蔭横浜大学FC戦

次節対戦する桐蔭横浜大学FCは、現在1勝1分けで現在4位。現在、関東大学サッカーリーグ戦1部でも2位に付けている。過去には、日本代表の山根視来(=川崎フロンターレ)を輩出しており、相手に不足はない。

今シーズン初勝利を決め、常勝にシフトしたいエリース東京FCの三連戦最終試合は、4月17日(日)18:00にキックオフ!!

【試合情報】

2022年度関東サッカーリーグ2部 前期第3節
キックオフ日時 4月17日(日)18:00 kick off!!
試合会場    ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA


■試合観戦について

JFA、関東サッカーリーグ、政府の発信により、観戦方法が変更になる場合がございます。

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