新潟発欧州行き、3選手の結果

欧州リーグはほとんどの国でリーグ戦が終了、日本から海を渡った選手も長いシーズンを終えた。
今回は新潟から欧州に旅たった3選手の結果を総括する。

本間至恩(クラブ・ブルージュ)

本間至恩(クラブ・ブルージュ/ベルギー)
トップ:2試合0得点、NXT:24試合3得点、ECL:1試合0得点
2022年7月に移籍して、今季が2年目。
昨シーズンの最終戦でユニオン・サンジロワーズを地獄に落とした男は開幕キャンプでトップチームに呼ばれて期待を伺わせた。
ところが、蓋を開けてみればセカンドチームで幽閉される日々を送り、期待は失望に変わった。
結局、トップチームのリーグ戦に出場が出来たのは2月10日のオイペン戦(4-0)と4月24日のゲンク戦(4-0)に85分から出場したのみ
カンファレンスリーグも10月5日のGL第2節の1試合に留まった。

出場試合

ECL-2 ボデ・グリムト0-2クラブ・ブルージュ 83分~
国内杯SF1 クラブ・ブルージュ2-1ユニオンSG 89分~
RR-25 クラブ・ブルージュ4-0オイペン 85分~
PO1-5 クラブ・ブルージュ4-0ゲンク 85分~
※RRはレギュラーラウンド

伊藤涼太郎(シント・トロイデン)

伊藤涼太郎(シント・トロイデン/ベルギー) 今季:36試合7得点
昨年の前半戦終了後に新潟からシント・トロイデンに加入
前半戦はスタメンを勝ち取っていたが、ウィンターブレークから再開直後は出たり出なかったりを繰り返し苦戦を強いられたが、3月以降はスタメンの座を取り返し、35試合7得点と活躍した。
特に、4月5日のメヘレン戦では0-2で迎えた後半13分から出場すると22分に追撃弾、44分に勝ち越しゴールを決めて逆転勝ちに貢献した。
ただ、本人はもっとやれると思っているはず、この悔しさを来季の糧にして活躍し、ステップアップを果たしてほしい。

出場試合

伊藤涼太郎の出場試合(ゲキサカより抜粋)
伊藤涼太郎の出場試合(ゲキサカより抜粋)

三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)

三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム/オランダ) 今季:19試合2得点
昨年12月、Jリーグベストヤングプレーヤー賞を置き土産に3年過ごした新潟からオランダに飛び立ったドリブラーはデビュー戦(シッタート戦)はいきなりゴールを決めて現地のハートを掴み、4月2日のフィテッセ戦ではパリ五輪候補のライバルである斉藤光毅とアベックゴールを決めている。
なお、得点した試合はいずれも勝利しており、新潟時代から続く不敗神話は継続中(12勝1分0敗)
その後もスタメン出場をしていたが、5月に入るとベンチに追いやられた。

出場試合

三戸舜介の出場試合(ゲキサカより抜粋)

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