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サマポケ使って圧縮耐久しませんか

初めての方もこれまでの記事を見て頂いた方も。開いて頂いてありがとうございます。
HN紫(ゆかり)と申します。

今回は冴えない彼女の育てかた(以下冴え)の追加が出た辺りから使っているSummer Pockets(以下サマポケ)から、思い出圧縮型のデッキについてお話したいと思います。

作ろうと思ったきっかけは、冴えの思い出圧縮が楽しそうだったので、手持ちで似た動きのできるデッキが作りたいと思ってサマポケを選びました。
率直に"いつか見る未来"うみと"らくしょーで大好き"紬の回復効果を使いたかったです。

目次

・デッキ概要
・採用カード
・WGP2019で使わなかった理由
・他の耐久デッキを使った後
・最後に

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画像はUtoolforWSから拝借しております。いつもお世話になっております。

・デッキの概要
 
「レベル3のうみでクロックを思い出に送って耐久しよう!」です。
思い出を作りつつ、採用した11枚の回復効果をフルに使って死なないゲームをやります。詰めと負け試合をつぶすために"夏の思い出"鴎と七海が入っていますが、基本的に勝つ試合はヒールしているだけで終わります。思い出を作りつつヒールできる"いつか見る未来"うみをどれだけ使用できるかでゲームの大半が決まるので、クロック交換等を駆使して複数回のプレイを狙います。

・採用カード(0から順に書きます)

レベル0

"働き者のメイドさん"鴎
レイア互換です。早期に思い出を作りつつデッキから連動と後々の不純物になる自身をサーチするのがメインになります。
デッキの都合上、加藤 うみなどの手札が増やせるカードを採用していないので、レベル0のアタック回数を増長するために不可欠なカードです。

"冒険のはじまり"鴎
収録中互換でメインアタッカーです。ノーコストで手札のクライマックスを山札に返すパーツです。後述の"私にできなかった事"ツムギでも手札を捨てることができますが、イベントをすべて使い切ると捨てにくくなるため、こちらも採用しています。また、エリー互換の"思い出した記憶"鴎も入れていないため、できる限り公開領域に置いておきたいカードです。

"叶えた現実"羽依里
レストして鴎に+1500します。レベル0のパワー補助とレベル1、3での鴎のパワー補助ができます。特にレベル1での恩恵が大きいです。クライマックス連動の"いつか見ていた夢"鴎のパワーがクライマックスと合わせて9000まで伸びるため、高コストキャラに面を渡し続ける試合がかなり減ります。序盤はどうしても打点が入る可能性が低くないため、不要な盤面放棄を避けるために必要なカードです。

"私にできなかった事"ツムギ
他タイトルのうみヒール持ちが持ってないものを持っているカードです。
クロックを操作しつつ手札を捨てて思い出に送れる蔵で見つけた写真を拾えます。レベル置き場に置くカードの配置、イベントで拾いたいカードを控室から選べるようにする、クロックボトムのクライマックスやイベントのケアと、この一枚でできることがかなり多いです。
レベル0で引いた蔵で見つけた写真はすべて捨てて後から拾う方針にすると良いです。

"白羽の伝承"しろは
トップチェックと単レストの控え回収集中です。
デッキに山札の上一枚をストックやクロックに置くイベントが7枚入っているため、山札の上を確認できる大事な役割があります。レベル0でプレイするのはできるだけ渋って、レベル1でイベント使用と絡めていきます。
また、色発生の都合でこのカードをレベル置き場に置きたいため、前述のツムギでレベル1のクロックに置けるようにしたいです。

"トンボ玉の思い出"蒼
2落下サマポケ枚数分+1000と控え回収効果もちのメインアタッカーです。
山札の微調整、手札の交換がメインになりますが、レベル0のアタッカーとして一番パワーが高いです。序盤は引いたら積極的に投げます。

"朝の日課"うみ
ショートカット互換です。パワーを自分のキャラに+1500できるので、"叶えた現実"羽依里と合わせることで、レベル1帯で割れない面がほぼなくなります。起動効果で思い出に送って控室の"夏の思い出"七海が拾えるので、盤面に残さなくて済む、というメリットもあるので、パワーを上げつつ弱い面は残さない動きができます。

レベル1

"いつも見ていた夢"鴎
クライマックス連動です。クライマックス自身は3枚しか入っていません。
2周目の山札で効果を使うとせっかく硬くなった山札を崩しかねないですし、レベル1が終わるまでに1プレイできれば良く、後半トリガーしたいのはカムバックアイコンなので、絞っています。
このカードで手札の枚数をキープし、不要はカードは"私にできなかった事"ツムギで交換する流れがメインになりますが、デッキに不要なカードがほとんど入っていないので、"働き者のメイドさん"鴎以外は大体何が来ても大丈夫です。

"二人でつくる歌詞"紬
蔵で見つけた写真があると相手のキャラをリバースさせたときにストックブーストできます。
上記の連動が多面できない場合に多面したいカードになります。
手札は集中とトリガーで増えますが、ストックを作るのはこのカードとたどりついた手紙だけなので、相手の面がこのカードで割れなくなる前に稼いでおきたいです。
また、ダイレクト面が空きやすいので、相手のシステムキャラが前列に出てくることが多々あります。その際にきっちりリバースさせられるように1枚は手札に置いておきたいです。

たどりついた手紙
桜の看病互換です。人によって評価が分かれるかもしれないですが、個人的に手札1枚でストックを1枚以上稼げるカードは強いです。
山札が合計4枚削れるので、クライマックス連動と合わせて山札を残すかどうか選べるのが一番大きいです。集中の効果でトップを確認することで、ストックにクライマックスが埋まることを防げるのも重要です。

蔵で見つけた写真
クロックからキャラを回収でき、思い出にあると自分ターン中だけ全体に+500できるイベントです。
このカードだけでもパワー補助と思い出が作れる点で良いですが、"私にできなかった事"ツムギによってクロックではなく控室から回収できるような動きができます。
パワーの修正値も重要で、レベル1のアタッカーのラインが500ずつ上がると目に見えてカウンターの要求値が上がります。応援キャラを置かずに常に修正値が上がるので、ラインが拮抗しているときは特に差が出ます。
例えば、クライマックス連動の鴎がクライマックス込みで7500なので、+500すると1/1 7500アタッカーに上からアタックできます。
ダイレクト面が不要に増えなくなるので、見た目以上に重要です。
4枚にしていないのはイベントをたどりついた手紙優先にしているからという点と、回収できるという点から減らしています。

レベル3

"夏の思い出"鴎
回復とクライマックス連動です。
書いてある通り、光景が主目的で入っています。"叶えた現実"羽依里が入っているので、おおよそのアタッカーを倒すことができます。
他の回復カードはクロックがキャラでなければいけないため、控え室にイベントやクライマックスを送るために使います。

"らくしょーで大好き"紬
クロックからキャラを出せます。回復とコストの踏み倒しが狙えるので、3ストックでソウル2のキャラを2枚出してクライマックス連動、といった動きも狙えます。
"私にできなかった事"ツムギを使って出したいキャラを控室から仕込むことで難易度もかなり下がっています。

"夏の思い出"七海
カムバックアイコンの連動です。貯めた思い出を使って2,4,6,8点くらいは自由に使えるようになっています。詰めの詰めに持っておくお守りです。
使う場合は後が無くなるので本当に使う必要があるか吟味してから使うようにしたいです。

"いつか見る未来"うみ
クロックを思い出に送れるデッキのコンセプトです。
レベル2から積極的に出して思い出を作り、回復したクロックと山札で耐久していきますが、レベル3でも積極的に使って山札の圧縮に貢献できるように動きたいです。
レベル2の早出しでソウルとパワーラインがある程度改善されるので、レベル2のカードを採用していないですが、常にダイレクト面3つプレゼント、という状況になりにくいです。

・WGP2019で使わなかった理由
 以前の記事でも書いているのですが、9回回し切る自信がつきませんでした。当時作ったタイミングではそれなりに勝てるデッキとして回していたのですが、フリーでもゲーム内容が安定せず、プレイミスが多くなって負ける、といった試合が多々ありました。
特に山札が圧縮できてからの動きに理解が乏しく、偶然入った後のケアや光景を気にして圧縮を崩してしまうようなプレイも多くやりました。
結局他のデッキを回しながら何を持っていくか考えているうちに時間が無くなってしまい、WGP2019に持ち込める内容にできませんでした。

・他の耐久デッキを使った後
 使用感がかなり変わりました。ここ1か月ほど大宮トリオに持ち込むために8扉の転生したらスライムだった件を使っていましたが、圧縮された山で何をするか、どうやって山札を圧縮するか考えてプレイしたおかげで、このサマポケのデッキを回す際にも生かすことができました。
特に一番変わったのは集中の使い方だと感じています。
以前サマポケを回していた時はほぼ毎ターン集中を使っていました。
ですが、圧縮の良い山札でわざわざ集中を連打する必要は無かったです。
トリガーして手札を揃える動きがストックを使わなくて良いし次のターンにどうするか考えればよくなるという点を意識することで、ストックの残量とヒールする回数の増加につながり、勝率も上がっていきました。

・最後に
 今回特にお話したかったのは、類似のデッキタイプで得た知識は他に生かせるという点です。タイトルごとにできる動きは当然差がありますが、動きや方針は応用できる点が多いです。
 今ヴァイスシュヴァルツはオフシーズンですので、様々なデッキタイプの練習をする絶好の機会だと思います。
(記事を書いている1/11は全国決勝当日なので、オフシーズンにしたくなかったですが)
環境は4月ごろまでどうなるか分からないですが、類似のデッキタイプの練習は次に作るデッキの糧にもなりますし、対戦相手への対策にもなります。
その一環として、思い出圧縮する耐久デッキが使いたい、サマポケの新しいデッキが使ってみたいと思った方は参考にして頂けると嬉しいです。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。
次回もまた読んで頂けると幸いです。




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