副業にマルチをオススメしない理由
こんにちわ、ありてうです。
今回の表題についてですが
マルチ商法(ネットワークビジネス、以下MLM)で月収90万円を稼いでいた僕がMLMを副業としてオススメしないかというところを伝えていきます。
MLMはたくさんのメリットもありましたがデメリットも多かったです。
やってみて思ったのが大変だったことです。
では、早速いってみましょう。
副業にマルチをオススメしない理由
①マルチ商法(ネットワークビジネス)とは?
②ネットワークビジネスのメリット
③ネットワークビジネスのデメリット
④なぜ、僕がやめたか。
⑤まとめ
①マルチ商法(ネットワークビジネス)とは?
マルチ商法及びネットワークビジネス(Multi-level marketing[MLM])は販売組織の加入者が別の消費者に商品を売って組織に加入させて報酬を受け取り、さらにその消費者が別の消費者に商品を売って組織に加入させて報酬を受け取っていく、組織をピラミッド式に拡大していくビジネスです。
皆さんのイメージしているねずみ講とは違い、法律的には合法で、商品を有するビジネスモデルです。
しかし、中には無形(商品がない)ビジネスもあり、それが投資系(ビジョン系)あったり、旅行などのサービス系があります。
②ネットワークビジネスのメリット
・人脈が増える
MLMは人から人は伝えていくコミュニケーションビジネスであるため、人との出会いは必須です。
自分の友達が誘った友達、またその知り合い、、、どんどん関わる人が多くなっていきます。
また、自分のグループではなくても、同じMLMの会社の他グループの人とも知り合いになれるので連絡先の人数が増えていきます。
ちなみに、僕はライン100人から1258人になりました。
・すごい人に出会える可能性が高い。
MLMはピラミッド方式で組織を増やすビジネスであるため、上の人ほどお金を稼いでいる可能性が高いです。
立場が上の人でもミーティングという作戦会議の時間に来てくれたり、セミナーで会えたりします。
普段の日常生活では絶対に出会うことのないすごい人と出会えることは大きなメリットだと言えるでしょう。
個人事業主や経営者とも知り合いになれる可能性は高いです。
・稼げる額が違う。
会社員で稼げる額は月収20万〜30万円が平均です。
しかし、MLMは組織の売り上げに対してのコミッション(報酬)が貰えるので組織の売り上げが高いほど、収入が増えていきます。
僕自身は月収100万円でしたが、僕を紹介した大学の友達は月収200〜300万円、さらに家から車で10分のところに住んでる上の人は最高月収900万円と桁が違いました。
このように自分の組織を大きくすればするほど、自分が動かなくても自分のグループの仲間が売り上げを上げてくれることにより報酬が得れるのです。
つまり、自力ではなく、多馬力です。
ビジネスオーナーのようなものです。
③ネットワークビジネスのデメリット
・友達に嫌われやすい
日本人は偏見があるため、MLMに誘うために声をかけると「勧誘してきた」と思われます。
また、その人が友達に勧誘してきたことを広めると連絡先を消されたり、連絡が取れなくなることは多いです。
割り切ってやれる人はいいですが、始めたての頃はそこまでビジネスマインドがないため、傷ついて挫折する人は多かったです。
・悪い商材がほとんど
MLMの商品は化粧品や日用品、健康食品がほとんどです。
一方、投資などのビジョンを売るビジョン系は無形なので詐欺が多いです。
いずれこうなる、やがてこうする、だから儲かるというものには気をつけた方がいいです。
中には本当にそうなったものもあります。
例えば、携帯利権、ミクシィ、ライン、メルカリなどは実際に形になったので何もせずに不労所得を得ている人はいます。
しかし、金儲けが簡単にできるというものは大概が詐欺なので、気をつけてください。
情報弱者が狙われます。
やるのは勝手ですがしっかり知識をつけて、よく考えてからしましょう。
・経費がたくさんかかる
ネットビジネスと違い、いろんな地方に出向き、カフェで話したり、飲み会をしたり、セミナーに行くことが多いです。
実際、僕も関西や関東、北陸に行ったりしていたので交通費や接待交際費がたくさんかかりました。
だいたい、月30〜40万くらい使っていたので収入に対して、多くのお金を使っていました。
・行動に限界を感じる
MLMは基本的に毎日、外出します。
当時は車での移動がほとんどでしたが2年半で7万キロ走っていました。
僕は副業としてやっていた時期が長いので、仕事終わりに商談に行ったり、他府県にも人に会いに行っていたので帰る時間の平均が深夜0時〜3時でした。
次の日も仕事なので朝6時半に起きていました。
その繰り返しだったので平均3時間程度の睡眠しか取れなかったのです。
そのため、身体的にとてもきつかったことを今でも忘れられません。
なんにせよ、行動の限界がきていたわけです。
・稼げる人は一握り
誰でも簡単に稼げるビジネスではありません。
話を聞いた時は簡単にできそうと思いましたがそう簡単にはいきません。
実際、僕は1600人くらいのグループを持っていましたが実際稼いでいたのは20人以下です。
僕は偶然始めたのが早くて、自分のグループに本業としてビジネスをしてくれる仲間が偶然できたから、稼げたというわけです。
要はタイミングが良かっただけなのです。
これからMLMをやろうとしている人はそのことをしっかり考えて行動すべきです。
④なぜ、僕がやめたか。
当時、僕はMLMを本業として動いていましたがある転機が訪れます。
それが「彼女の妊娠が発覚」です。
彼女の親に挨拶しに行った時に「仕事はどうするの?」と聞かれたことから僕はまた、就活をして理学療法士に戻ったわけです。
自分が良くても、世間の偏見の目は厳しかったと感じた瞬間でした。
MLMを続けると毎日、外に出ないといけません。
しかし、結婚して子供ができたらそういう訳にはいかないのです。
だから、僕は2019年12月でMLMをやめました。
独身ならまだしも、結婚をしていたら相手の同意がないとMLMは続けられないですからね。
自分の気持ちとしては稼いでいたため、まだやりたかったのですが仕方がなくやめたのです。
今は子供が生まれて、家で育児をしながら、家でできるブログにたどり着いたわけです。
⑤まとめ
MLMは魅力的なビジネスモデルですが成功するのはほんの一握りです。
また、行動するための馬力や経費などが多く必要になります。
今でも当時の仲間とは交流があり、僕にとっては仲間は大切なものですが、失うものも多くあります。
これらを考えて、今からの行動を見直すべきだと思います。
今日はここらへんにしておきましょう。
長い記事でしたが最後まで読んで頂いてありがとうございました。
ではまた...
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?