カウントダウン、余命宣告残り23日

私は死神に目をつけられた。彼らの存在は姿の形としてではなくむしろ真っ黒な色い物体として見える。
どの人にも守護神がいるように、母にもそうした存在がいるのだろうと思うことがある。
アルツハイマー型痴呆症がかなり進行している。死が近づくものに自分がなくなるようにしてくれているご慈悲のような流れになると考えている。
さて、アルツハイマーというのは適当で、検査をうけていないので、総合的にみて認知症だと考えてよい。
しかし、この病気のもっともおそろしいのはその病識がまったくない。
本題にはいる。母親は、すでに通院が不能な状態にある。
つまり、もはや付き添いがないと何もできない。そのため、大学病院などで認知症の検査、治療薬をもらう時間も体力ももはやない。
ほったらかしのまますごすことになる。
今日から母の希望する病院での入院生活がはじまる。もちろん抗がん剤の化学療法などしない。
病院との交渉で丸山ワクチンが承諾されたので丸山ワクチンですい臓がん末期肺がん転移と勝負するつもりだ。もちろん、母親が積極的にフコイダンという健康食品を飲んでくれれば、その効果も実証したい。
私が勝手にいっているカウントダウンがゼロになるとき安楽死を望んでいるが、そうなることを願う。また死後の世界などなくヒトが死んだら無になることを祈る。

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