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旧上瀬谷通信施設地区土地区画整理事業に係る都市計画道路の変更説明会 11/20質疑応答

11/20(日)の説明会は 瀬谷区役所5F大会議室で
19:00~20:30 の予定で行われました
冷たい雨の降る日曜日の夜だったせいか 地元瀬谷区での説明会にも関わらず参加者は少なく 15人に届かない程度 質問も少なく寂しい雰囲気でした(当日は手話通訳者の方が二人着席しておられましたが 会場からの手話通訳の希望はありませんでした)
説明内容は前回と同じですので 一つ前の記事で紹介した動画をご覧ください

① 将来交通量について
昨日の説明会で上瀬谷整備推進課 西岡課長は
将来交通量は 旧上瀬谷通信施設地区の施設全体が出来上がった 2046年頃(今から24年後)の
定常的な交通量を予測したものと発言していましたが 地域住民としては 土地区画整理事業の工事中や 花博誘致時 観光にぎわいゾーンの施設誘致時などの交通量の推移を知りたく思います
その予想はできていますか?
⇒・土地区画整理事業の工事中の交通量については環境影響評価書で報告済
・園芸博覧会期間中の交通量については 2027年園芸博覧会協会で検討中
まとまった段階でお示しする予定
・テーマパーク誘致時の交通量は テーマパークと公園が出来上がった定常的な交通量として検討した→これが今回の「将来交通量」
つまり いつものように 「同じ土地の同じ道路の交通量でも 『部署と時系列が違うから一緒に説明できません』」との事
(それに質問者は 「花博終了後の施設誘致時」と言ってるのに 西岡課長はあくまで「テーマパーク」
テーマも決まっていない「テーマパーク」…)

② そもそも 観光にぎわいゾーンにどんな施設が誘致されるかが決まっていないのに 24年後の定常的な交通量の予測はできるのでしょうか?
どんなデータを使いましたか?
⇒ 令和2年(2020)3月に土地利用基本計画を作った この中でこの街には将来的に約1500万人の来場者数があるという想定のもと(!) 車の台数についてもそれを踏まえて予測し今回の道路計画を決めた 観光にぎわいゾーンについてはこれから公募をして事業予定者の選定が行われる予定なので
その中で改めて確認させていただく
(驚き!まず1500万人のお客を呼ぶ という計画を立てて土地区画整理事業・道路整備を行っているんですね!テーマパーク()の事業者選びも「1500万人呼べる事」を条件にしているのでしょうか?)

③ 細谷戸地区住民です
3・3・53上川井瀬谷1号線の周辺は住宅が多いので東野方面への分岐点の詳しい場所が気になります 住民に説明していただけるのでしょうか?⇒細谷戸については今ある道路を活用しながら道路整備をしていく予定
具体的には工事段階で説明会をもっていきたい

また亀甲山方面へのトンネルが現在は通行止めですが何故ですか?
不法投棄、騒音など色々問題があります
⇒亀甲山から三育小学校に抜けるトンネルについては 今回の計画では変更する予定なし
不法投棄などについても地域の方と連携して取り組んでいきたい
(第一回目の「農道との合流地点」と同様 大変にふわっとした回答 『地内線は造るけど既存道路とどう繋げるかはまだ考えてませーん』という事?あれ?でも この道路で渋滞を分散させるんじゃなかった?)

この辺りの農道や既存道路との合流はどうなるのか?
地域住民は当然気になるはず

④ 細谷戸地区お住いの方の質問に続けてうかがいます 3・3・53上川井瀬谷1号線に接続する東野地区 は神奈川県警により「ゾーン30」地区に指定され 歩行者を護るために 中央線を消し道をカーブさせるなど車が走りにくい工夫がされていると聞きました そんな場所を抜け道として車が流入してしまったらどうなりますか?
⇒上川井瀬谷1号線が南側に下ると東野の瀬谷地内線に繋がると思われる この道については中央線は引かれており 車は通ることができる
(ゾーン30は車が通れない道路ではありません!)
抜け道対策については 環状4号線・国道16号線
と2本の新設道路をまた地区外においては三ツ境瀬谷線 瀬谷地内線をしっかり整備する事で 交通の分散化を図り渋滞対策と安全対策に取り組んでいきたいと考えている
(またもや決意表明のみ)

3・3・53上川井瀬谷1号線は細谷戸付近で瀬谷地内線と合流し東野に至る 東野地区はゾーン30指定区域

⑤ 環状4号線(海軍道路)と国道16号線(八王子街道)の拡幅で 卸センター入口と上川井インターの渋滞はいくらか緩和できるのかと思いますが 
旧上瀬谷通信施設地区から半径10kmには
・大和市深見 一の関交差点
・相模原市鵜森交差点
・環状4号線 瀬谷四丁目~下瀬谷二丁目
・丸子中山茅ヶ崎線 桜ヶ丘~下瀬谷二丁目
など有名な渋滞箇所が沢山あります
本当に車が拡散されて渋滞を防げるのでしょうか?
⇒現在の交通量を踏まえて考えているが
渋滞に及ぼす影響は数パーセント(!!)ほとんど影響が無いと考えている(!!!)
このエリアから離れていくにつれて車は分散され
他都市への影響は少ないと考えている(!!!!)
神奈川県警と協議し他自治体への説明も踏まえて
考えていきたい
また将来に渡って整備するのはこの道路だけではない 今後周辺道路を整備する事によって渋滞を分散化していきたい
(どんなデータから渋滞に及ぼす影響は数パーセントなんて言葉がでてくるのか????)

旧上瀬谷通信施設地区の周りは渋滞の巣
本当に影響は出ないのか?

⑥ 昨日西岡課長は 旧上瀬谷通信施設地内の駐車場の数を増やすことで渋滞を緩和するとも
発言していましたが 今の状態でも駐車場は
不足していると聞きます
最も多く人が訪れたときの予想数と駐車場の数は
つり合っていますか?
足りないとしたら どうやって増やしますか?
⇒観光にぎわいゾーン・公園防災ゾーンの駐車場については民間の事業者と話し合いながら
『今後決めていく』
(駐車場を増やせばその分環境は破壊されます!)

今の時点で確保されている駐車場はエントランス1000台と博覧会駐車場2000台のみ
『花博の休日来場予想自家用車数は8000台』

⑦ 昨日の説明会で 旧上瀬谷通信施設地区内で
不発弾が見つかったという質問者の発言がありましたが これは本当の事ですか?
⇒不発弾については 埋蔵文化財調査をしている時に見つかった 安全性が確認できたので自衛隊に
撤去を『お願いしている』
(現在進行形?不発弾は複数あったのか?)

⑧今回の説明会は 前回 国際園芸博覧会協会が行った説明会にくらべて 参加者が大変少ないです
どうやって市民に周知しましたか?
⇒「広報よこはま11月号 旭区・瀬谷区版」掲載
道路エリアの半径200メートルにお住まいの方
にはポスティング
併せて市ホームページで周知した

以上です
道路整備というので 緻密な計算の元計画が立てられたのかと思いきや
相変わらず 「1500万人来るテーマパークありき」のふわっとした『こうだったらいいのになぁ計画』であることが段々分かって来ました

次の説明会は11/22(火)に
再び旭区の旭公会堂で行われます
わたしは残念ながら参加できませんが

・入場者1500万人のテーマパークの根拠
(コンセプトも決めずに1500万人を担保する事ができるの?)
・上瀬谷開発が周辺の交通渋滞に及ぼす影響が
数パーセントである根拠
(どんなデータを元にしたのか?)
そして
・不発弾はどの地区で何発いつ見つかったのか?
・どこの国の爆弾なのか?
・旧日本軍が貯蔵していたという毒ガス弾ではないのか?
・そんなところを土地区画整理事業で造成し
道路や他の施設を造って大丈夫か?
・『何故ニュースにならないのか?』
などを是非質問してみてくださいm(_ _)m

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