ジャッジ試験対策備忘録①

どうも、今度デュエルマスターズのジャッジ試験を受けるアリエスです。
裁定を勉強するにあたって「なんでここがこうなるねん!」の根拠をまとめたほとんどメモ書きです。今回の①では絶対法則について記載します。
間違ってたら指摘いただけますと幸いです。

絶対法則

101.2. 「できない」効果は「できる」効果に勝つ
カードの効果の優先順位としては「無視する」>「できない」>「できる」になる。ただし「できる」効果はルールには勝つので、ルール上はできないことを「できる」効果で覆すことが可能。

例:自分ダイヤモンドソード使用、相手の場にボン・キゴマイムがいる場合
ボン・キゴマイムの「出たばかりのクリーチャーは「攻撃できない」」効果に対してダイヤモンドソードの「攻撃できない効果を無効にする」が勝ち、攻撃できるようになる。

例:相手の場にボン・キゴマイムがいる状況で我我我ガイアール・ブランドを出した場合
我我我ガイアール・ブランドの「このクリーチャーは召喚酔いしない」は「攻撃「できる」」能力だがそれに対し、ボン・キゴマイムの「出たばかりのクリーチャーは「攻撃できない」能力が勝ち、我我我ガイアール・ブランドは攻撃できない

例:特に妨害がない状況で我我我ガイアール・ブランドを出した場合
デュエマのルール「出たばかりのクリーチャーは召喚酔いで攻撃できない」に対し、我我我ガイアール・ブランドの「このクリーチャーは召喚酔いしない」は「攻撃「できる」」能力なのでルールに勝ち、攻撃できる

101.3. できることは全て行う
カードの効果の一部が実行できずとも、出来る範囲で処理を行う。

例:龍風混成 ザーディクリカの「自分のターンの終わりに、そのターン自分が呪文を唱えていれば、相手のパワー5500以下のクリーチャーを1体破壊し、その後、カードを1枚引いてもよい」で相手のパワー5500以下の
クリーチャーを破壊できずともドローはできる。

ただし、置換効果は置換先のイベントが一部でも実行できない場合は置換できない※ので注意したい

※609.4. イベントが置換された場合、それは決して起こったことにはなりません。置換されたイベントの代わりに変更後のイベントが発生し、それによる誘発型能力があれば誘発します。「変更された後のイベントが実行できない場合、置換する事はできません」。

例:煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルトの「コストを支払うかわりに自分のクリーチャーを3体破壊して、このクリーチャーを召喚してもよい」でパワーが0の零龍や下のカードが7枚以下のDARK MATERIAL COMPLEXを選ぶことは出来ない。※
※零龍やDARK MATERIAL COMPLEXの持つ「離れない」効果のせいで
置換先の「破壊する」が実行できないため

101.3a 効果の発動に「~した場合」というような条件がある場合、その条件となる行為を試みたことで発動し、その行為が結果的にどうなったかを問いません。
〇〇した場合の前に書いてあることが置換効果や「できない」効果で実際に実行できなくても、〇〇した場合の後に書いてあることを処理できる(〇〇した場合の後に書いてあることも実行できない場合はそれも当然実行できない)

101.4. 効果の処理は S・トリガーを優先し、常にターン・プレイヤー側の効果から行う
効果の処理順は原則として
ターンプレイヤーのSトリガー、S・バック、Gストライク、サバキZ>非ターンプレイヤーのSトリガー、S・バック、Gストライク、サバキZ>ターンプレ
イヤーの待機中の効果>非ターンプレイヤーの待機中の効果
である。
しかしいくつか補足がある。

101.4c 非ターン・プレイヤーの効果を処理する過程で、ターン・プレイヤー側の効果が発生した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理します。
例:ターンプレイヤーの場にボン・キゴマイムがいる状況で非ターンプレイヤーがSトリガーでヘブンズ・ゲートを唱え、闘門の精霊ウェルキウスを出した場合、ウェルキウスの出た時効果より先にボン・キゴマイムの「そのクリーチャーがコストを支払わずに出ていたら、カードを1枚引いてもよい」を処理し、その後でウェルキウスの出た時効果を処理する。

101.4d 効果の処理中に置換効果以外の他の効果を割り込ませることはできません。ただし、その効果の指示で他の呪文などの効果を使うとされている場合、処理の一環として解決します。
例:龍素記号Sr スペルサイクリカの「このクリーチャーが出た時、コスト7以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに手札に加える」能力

101.4e 能力や呪文の効果によって発生したバトルは、そのバトルの終わりまで能力や呪文の効果の一部とする。
例:百鬼の邪王門の出したクリーチャーをバトルさせる効果

101.4f バトルする時に誘発する能力は、能力や呪文の効果で発生したバトルに置いても即座に効果を発揮する。
例:死神術士デスマーチの「このクリーチャーがバトルする時、そのバトルの終わりまで、バトルしている相手クリーチャーのパワーを-4000する」能力は百鬼の邪王門の効果で発生したバトルでも適用される。

101.5. 置換効果はひとつのイベントに対して1回のみ行う
ここはかなり間違えやすいので注意。
ここでいうイベントとは、カードテキストの■内に書かれた一連の処理すべてではなく、あくまでひとつの処理に対して起こるひとつの出来事である。

101.5a 置換効果が句点で区切られる文章の一部を変更したとき、その句点で区切られる範囲の文章はそれ以上置換されることはありません。同じ能力内でも「そうした場合、」などで表される別の句点で区切られる文章であればそれは別のイベントとみなし、その部分は置換されているものとして扱いません。もともとの効果は置換された箇所を含めてひとつの効果として処理します

101.5b 複数の置換効果が同時に存在するとき、通常の効果処理と同様にターン・プレイヤーの置換効果を優先して適用します。同一プレイヤーが複数の置換効果を持つ場合、どの置換効果を適用するか選ぶことができます。
これも覚えておきたい部分。

ターンプレイヤー側の置換効果が優先される例
自分のターン中、相手の場に赤い稲妻テスタロッサがいる状況で自分の「我が名はツラトゥストラ!」の水晶武装4「かわりにコスト8以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す」を使う場合、「我が名はツラトゥストラ!」の置換効果が優先され、自分のコスト8以下のクリーチャーが出せる。

同一プレイヤーが複数の置換効果を持つ場合の例
自分の場にルピア炎鬼とグラディアン・バレット・ドラゴンがいる状況で、手札からコスト3以下のクリーチャーを捨てる場合、グラディアン・バレット・ドラゴンの「各ターンに一度、コスト3以下のクリーチャーを1体以上自分の手札から捨てる時、それらを墓地に置くかわりにすべて出してもよい。このターン、それらに「スピードアタッカー」を与える」を選択すると、ルピア炎鬼の「プレイヤーが召喚以外の方法でクリーチャーを出す時、その持ち主はかわりにそのクリーチャーを墓地に置く」をすり抜けて場に出る。

まだまだありますが、とりあえずここまで。これから補足や追記をする可能性があります。

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