勝った屈辱で強くなった話

DMP(デュエマプレイヤー)のマナーの悪さが最近話題になっていたので便乗してnoteを書いてみようと思う。

あれはちょうど1年程前だった。競技デュエマを本腰入れて始めて数ヶ月目、何度かCSに出ていた時期。当時は今ほどカードに対する知識や理解も浅かったし、何より実戦経験が乏しかったからよく負けていた事を覚えている。
だが同じ店舗のCSに何度か出ていく内に「この店ではこれが1番刺さる」と考えて当時環境トップだったJO退化を使いはじめ、段々勝てるようになってきて本戦に上がるのも現実的になってきた頃。

確か予選2回戦目、見る限り相手のデッキはJO退化をガチガチにメタったデッキ。当時は無知だったのもあってデッキの全容が分からなかったので、とりあえずメタクリーチャーを可能な限り除去で捌いた後にJO着地。相手がメタクリーチャーで時間を稼いでいる間に進化先を大量に抱える事が出来ていたのでそれらを使ってなんとか勝つ事が出来た。

そのまま対戦ありがとうございましたで終わると思っていたのだが、対戦が終わった直後、隣の席に対戦相手の知り合いと思わしき人が座り俺の目の前で対戦相手と話していた。しかしその会話の内容に俺は耳を疑った。

対戦相手「自分でデッキ組めない奴はtear1しか択がないんすよね〜相手も結構ミスってたし」


これには流石にイラッとした。
確かにJOは当時環境トップで圧倒的なtear1だ。しかし俺も何の考え無しに使っていた訳ではなく、
1番勝ちやすく通りが良いものを選んだ結果
握ったのがJO退化だっただけの話。
俺が神経質なだけかもしれないが、少なくとも本人が聞けばいい気はしないのは分かるはずだ。
しかも調べてみたらその対戦相手は結構有名な上位プレイヤーだと判明し、正直DMPに失望した。
上位にいる人達ですらこんな奴らなのかと。
この時から悪態をつく奴、負けて露骨に機嫌を損ねる奴…そういう奴相手には絶対に勝って終わろうと頑張ってきた(普通に負ける事もあったが)。ここ1年くらいはひたすら怒りだけでデュエマをやっていた。そのおかげか、昔と比べて強くはなったと自負している。でも本当は、普通に楽しみながら強くなりたかった。
というかそもそも皆デュエマが好きで大会に出てるのだから(単に試合に負けて拗ねてる奴とかは置いといて)相手が不快な思いをしないよう努めるのはプレイヤーとして当然ではないのか。
どうも正しいルール処理だけしていれば後は何をしてもいいと考える輩が多いように見える。
今はもう疲れたので基本的にリモートCSだけ出てひっそりとやっているが、いつか店のCSに安心して出られる環境になってほしいと切に願う。





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