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送葬のフリーレン: 死との向き合い方

このアニメは、死をテーマにしています。「もっとあの人のことを良く知っておけばよかった。」これは、親しかった人が亡くなったときによく聞かれる言葉です。先に死ぬとわかっている人に対して、どう接すればよいのかの問いを突き付けてきます。親と子供では、親の方が先に死ぬ。ぺットと飼い主は、ペットの方が先に死ぬ。余命宣告をされた人は、されていない人よりも先に死ぬ。彼らとの"残り"の時間をどう過ごすのか。"残り"という言葉は、終わりを意識することよって生まれます。他人の人生にも終わりがあることを意識して、接することが大切なのでしょうか。

もちろん、突然親しい人を亡くした人に降りかかる後悔の波にも寄り添った作品です。

シーン解説

印象に残ったシーンを第 2 話から紹介します。フリーレンとフェルンの滞在先の日常生活を描いているシーンです。フェルンが草原で仰向けで横になっています。雲の影が動いて、顔にかかります。すると、画面いっぱいに広がる蝶々が飛んできて、

画像: 送葬のフリーレン (NETFLIX)

次のシーンでは画面が横からのショットに切り替わります。画面の半分は空となるような、ぱっと開けた抜けのある絵に切り替わります。何か画面で大きな変化が起こった時にシーンを切り替えると、違和感なく次のシーンに視聴者を誘導できます。今回は画面前面に蝶々が飛んできた瞬間に切り替わっています。

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