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鬼太郎はいいぞ…

みなさんこんにちは
つい先日給食管理実習(給管)というものが始まり、若干魂が抜けているリアンです〜

給管ってなに〜?
給管とは給食を作る実習のことなんですが、作る料理の食材料を発注したり、栄養を計算したり、調理環境の衛生をあれこれしたり…色々と頭を使って細かく指示する「栄養士」と大量調理という名の肉体労働要員の「調理員」、何時何分に何を調理しているのか事細かに記録する「記録員」に分かれています
今回は栄養士役として入ったのですが、、、肉体労働でなくても疲れるものですね…コレ…山場は超えたはずなので恐らくもう疲れることはないはずです

そんな頑張った時には無性に映画を見たくなってしまうのですが、なんと一昨日あたりに「ゲゲゲの鬼太郎」の映画が出たそうなんですよ〜!

幼い頃から鬼太郎を観ていた身としては、これは観に行かなくては!と奮い立つのですが、せっかくならば「ゲゲゲの鬼太郎」についてと今回の映画のあらすじを軽く紹介して、みなさんにも是非興味を持っていただければと思います
あわよくば、鬼太郎沼にゆっくりと浸かっていただきたい…


ゲゲゲの鬼太郎について

水木しげる氏著書の墓場から生まれた幽霊族の少年・鬼太郎が多種多様な妖怪たちと繰り広げる物語で、漫画やアニメ、小説などなど幅広い作品があります

1954年の紙芝居から始まり、貸本出版社・兎月書房で昭和35年(1960年)から貸本漫画として執筆していた幽霊族の少年・鬼太郎が主人公の漫画作品「墓場鬼太郎」シリーズを単純なリメイクではなく、設定や作中の年代など一部続編的な要素も取り入れたものが現在のゲゲゲの鬼太郎になっています
※ちなみに「墓場鬼太郎」での鬼太郎はまだ人間の味方ではなく、関わった人々に怪奇な結末をもたらす不吉な少年という位置づけでした…今の鬼太郎の性格からはあまり考えられない設定ですね笑

アニメ版としては1968年(昭和43年)の第一期を皮切りに、およそ10年周期で新シリーズが放送され、最新期は2018年(平成30年)の第六期まで放送されています
個人的には第五期(2008年)シリーズの描写が好きですね〜
(多分世代補正と第17話に登場する「蒼坊主」という妖怪が特に好きっていうことがあるかもですが…)

上段 左から第一期、第二期、第三期
下段 左から第四期、第五期、第六期

登場人物について

各シリーズによって登場キャラが変わるため、今回は主要キャラのみをご紹介します!

○鬼太郎
妖怪の中でも非常に強い力を持った幽霊族最後の生き残りで人間と妖怪が仲良く暮らす世界を目標に戦う妖怪と人間のハーフ
人間に悪事を働く妖怪たちを、髪の毛針、祖先の霊毛で作ったちゃんちゃんこ、リモコン下駄、体内電気などを駆使して退治する…再生能力も優れているよ!

左:第五期 右:第六期

○目玉のおやじ
鬼太郎の父親。かつて不治の病で命を落としたが生まれたばかりの自分の息子を思う一念で、病気に侵された自分の身体を捨てて魂を目玉に宿して蘇生したよ(?)
妖怪の知識や対策に詳しく、よきアドバイザーとして鬼太郎を助ける
茶碗風呂に入ることが日課で、気分で味を変えることもある

左:第五期 右:第六期

○ねこ娘
鬼太郎の幼なじみの妖怪少女。猫の気性をそのまま受け継いだ性格の持ち主で、鋭い爪と敏捷な動きを武器に妖怪たちと戦う
ねずみ男の天敵とも言える存在で、ことあるごとにその爪でねずみ男に傷を負わせるよ。大体はねずみ男の自業自得だが、たまにねずみ男が不憫に思えるよ
基本的にクールに振る舞っているが、多分ツンデレガールだ!
全キャラクターの中で各シリーズごとの立ち絵が一番変わっているキャラクターですが、恐らく製作陣の性へ…時代によって固定ヒロインとして馴染みやすいキャラクターにしているからかもです()

左:第五期 右:第六期

○ねずみ男
鬼太郎につきまとう半妖怪で、自称鬼太郎の大親友。
フケツを絵に描いたような男であり、その口臭は妖怪ですらダウンさせるほど強力な異臭を放つ
自分の損得勘定で敵にも味方にもなり、怪しげなビジネスに手を出してはトラブルを引き起こすため、どちらからもあまり信用はされていませんが、なんやかんやいつも最後は鬼太郎に助けられています

左:第五期 右:第六期

○砂かけばばあ
鬼太郎の祖母的存在として、その行動を助けて共に戦う老婆妖怪
最大の武器は手から発射する砂で、目くらましから攻撃までさまざまな使い方がある
妖怪・人間を問わず面倒見が良く、妖怪アパートの管理人として住み家のない妖怪を住まわせたりすることもあります

左:第五期 右:第六期

○子泣きじじい
鬼太郎を助けて、悪さをする妖怪と戦う老人妖怪。その身体は瞬時に石のように硬くなり、敵に抱きつけば2トンほどの重量になって押しつぶす
趣味は将棋で腕前は名人戦に出るほどだそう
何もないときは昼間から酒を飲んでいることが多く、よく砂かけばばあに怒られる、かなりの飲兵衛

左:第五期 右:第六期

○ぬりかべ
鬼太郎を助けて共に戦う妖怪仲間。巨大な壁のように敵に立ち塞がったり、敵の攻撃から味方を守ったり攻防に頼れる存在
手に持った「こて」で、敵妖怪を自分の身体へと塗りこめることもできる
かなりシャイな性格の持ち主であり必要以上の言葉を喋らないが、気は優しい

左:第五期 右:第六期

○いったんもめん
鬼太郎をはじめ、空を飛べない妖怪たちを乗せて空を飛ぶ妖怪
その飛行性能は鬼太郎が頼りにするほどの実力を持ち、空中戦には必須の頼れる仲間
その身体を利用して敵を締め付けるなどの活躍も見せるが、身体が布であるため火に弱いという欠点を持つ。(一体何枚のいったんもめんが犠牲に…?)

左:第五期 右:第六期

映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」について

ーあらすじー
廃墟となっているかつての哭倉村(こくくらむら)に足を踏み入れた鬼太郎と目玉おやじ
目玉おやじは、70年前にこの村で起こった出来事を想い出していた
あの男との出会い、そして二人が立ち向かった運命について… 昭和31年(1956年)―日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族によって支配されていた哭倉村
血液銀行に勤める水木は当主・時貞(ときさだ)の死の弔いを建前に野心と密命を背負い、また鬼太郎の父は妻を探すために、それぞれ村へと足を踏み入れた
龍賀一族では、時貞の跡継ぎについて醜い争いが始まっていた
そんな中、村の神社にて一族の一人が惨殺される
それは恐ろしい怪奇の連鎖の本当の始まりだった
鬼太郎の父たちの出会いと運命、圧倒的絶望の中で二人が見たものはー

あらすじで出た「血液銀行」の説明が省かれているのでここで補足すると、1950年代から1960年代半ばまでの日本では、手術に必要な血液は患者個人が買うもので、個人が血を売り、その輸血用血液を保存、供給等の仲介を担っていたのが血液銀行です
今回の物語は鬼太郎の原点とも言える「墓場鬼太郎」のストーリーに繋がってくるようですね
タイトルこそ「鬼太郎誕生」ですが、本編の内容としては、かつての目玉おやじと水木、いわば鬼太郎の父親たち2人の冒険譚です

まとめ

長年、広い世代で愛されてきた鬼太郎ですが、今回は鬼太郎のお父さんを焦点に置いたストーリーで、アニメや漫画ではあまり描写されてこなかった鬼太郎の前日譚や鬼太郎と水木の関係性について知れると思うと、ワクワクが止まりませんね〜

只今上映中なのでみなさんも是非、「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」を観に映画館へ足を運んでみてください!

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