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散文詩

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徒然散文詩を集めます。
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#詩

嫉妬
醜くも強い感情
憎悪
隣り合う感覚

虚無
一番恐ろしい感覚

必要以上に感じたなら
一度寝ましょう

自分の感情は
自分でコントロールでしましょう

臥待月
2年前

いつか消えるのなら
誰かの記憶に残りたい
そんな願い

いつか消えるとき
皆の記憶から消えたい
そんな願望

時は万物の癒しではない
ただ平等に流れるものだ

臥待月
2年前
1

染み渡るのは赤
靴に触れないように
退けば
また赤の染み

あぁ、鉄の香りに酔いしれる
狂宴の最中だった

いけない
いけない
忘れるな
自分が狂人だということを

臥待月
2年前
1

胸を焦がすような輝きが
その瞳から弾け出て
希望と傲慢と優しさは
未来を勝ち取る力となる

臥待月
2年前
1

鬼と思うたか
笑うは人間
狂うは神
沈黙は鬼

臥待月
2年前
2

あなたの言葉は
どこまでも
染み渡る毒で
どこまでも
切り取る薬で
どこまでも
追い続ける狩人ね

臥待月
2年前
1

足があっても 翼があっても 使える人間でなければ 意味がない あがけ 生きるために もがけ 前に進むために 小さな切欠が 光になる

愛している
愛してる
愛する
愛でる
愛す

あなたの愛は「どれ」ですか

臥待月
3年前

伏して願わくば
この手で夢をつかみたい

神様に誓ったのか
自分の魂に誓ったのか

願いという誓いをした日から
あなたは変わった

臥待月
3年前

無闇に知ることは
無益も有益も識ること

無闇に知ることは
無闇に縁を結ぶこと

結んだ縁は何をもたらす
結んだ縁はなにを連れてくる

臥待月
3年前

ゆらり隠れた世界の色
ふわり落ちた記憶の欠片

夢だからとあきらめず
夢だからと追ってみる

案外近くに答えはあるかもしれない

臥待月
3年前
3

紫煙にのって
この感情が届けばいい

そんな思慕をくびり殺し

火花のように熱く艶やかな
愛を知った

臥待月
3年前
2

結んで開いて
あの世とこの世

手をとって
あなたと交わすは
情の交わり

結んで開いて
あの世とこの世

手を取り合って
目指すは天上界

理(ことわり)から
外れた者の逝き先は
全てを呑み込む
灼熱の口のなかだった

臥待月
3年前
2

くろいこころ くろいことば すべて闇にとけて すべてきえれば この世界は争いのない 世界になるのだろうか