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散文詩

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2018年8月の記事一覧

この命は神のもの
この身体は神のもの

所有される理解は
すべてを
考えなくする魔法

変わりたければ
一握りの
勇気をもって
走り出せ

臥待月
6年前
1

心に一本の筋を通せ

曲げられない
柔軟性のある
普遍の筋を通せ

自分が自分でいられるかは
それで決まるだろう

臥待月
6年前
1

短い人生よ
私の命
誰かの言葉に縛られて
振り回されて
諦めた

バカらしい
そんな世界を飛び出して

自分を活きれる場所に
行けばいい
あと数年の猶予

私はなにか
形にできているだろうか

不安しかない
でもきっと、それは希望なのだろう

さっさと消えろ
悪夢ども

臥待月
6年前

いつでも根底には
静かなものがある

静かな諦め
静かな怒り
静かな慈しみ

すべてを受け入れて
すべてを諦めて
すべてを博愛すれば

世界はきっと優しいなんて

なんて傲慢な考えか

臥待月
6年前
3

泣きそうで
消えてしまいたい
なんて
思いながら

きっと前を向いて
震える心と身体を
落ち着かせている

君はなにになりたいですか?
君はどうなりたいですか?
君はどの道を進みますか?

君の進む未来は
どこまでも広くあれと
願ってる

遠回りをしても
全力を尽くせば
糧になる

臥待月
6年前
3

呼吸をとめて
思考をとめて
すべてを消して

すべてを壊して
消えてしまえ

そう、願うのは
人間だけだ

臥待月
6年前
1

溢れるように視界を覆う 呼吸の水泡 肺から溢れた泡が 光のもとへと帰っていく 不思議と苦しくはない ただ悲しい気がする ただもがこうとする 深く沈むこの身体 救いあげたのは 『あなた』という 希望の光だった

あるべき場所を探す
思考も理性も本能も
すべてを取り払った

魂の根源

臥待月
6年前
1

あなたを赦せるならば
私は私を愛せるだろうか

あなたを赦せるならば
私は君を愛せるだろうか

あなたを赦せるならば
私は呼吸ができるだろうか

あなたを赦せるならば

あなたを赦せるならば

私は生きやすくなるだろうか

臥待月
6年前
1

夏の日差しが和らいで
どこまでも蒼い大空はすこし白んで目に優しい。
風も熱を持つことなく涼やかになった。
残暑厳しい日々の中、秋の訪れを感じる。

そんな晴れた日の午前。

臥待月
6年前

みえるもみえないも
どちらでもいいけど

みえたら
みえてしまうのなら

つたえること
つたえないこと
つたえてはいけないこと

くちからだしてはいけないこと

これだけは
わからなければいけない

臥待月
6年前

吐き出した毒を瓶に詰めて
あなたに渡す

吐き出した毒はあなたの手で
薬となる

臥待月
6年前
3

表情がない
温度がない

感情がない

静かなもの

生きている
人間なのに

消えそうな
存在なんだ

臥待月
6年前
1

手をまっすぐ 天に伸ばす 出来る影を 嘲笑う 私はきっと 未来を嫌い 貴方はきっと 未来に絶望する 一歩引いて 私たちをみる あの人たちは 静かに微笑む 青いな なんて微笑んで 私たちを見守るの すこし未来の 私と貴方