#いけぽぐ12th ジャンピングチャンス抽選結果 ~POG中間報告を添えて~

~○○を添えて~って料理名多過ぎません?
あとなんでもかんでも添えりゃ良いってもんじゃないと思うんですけど(チクチク言葉)

とまぁそんな戯言は置いといて、いけぽんさん主催のいけぽぐの中間差し替えであるジャンピングチャンスが行われたので入れ替えによって新たに私の戦力となった馬達を忖度抜きな今後の見通しと超絶理想の両方を血統から解説・考察していこうと思います。
ついでに中間報告もしましょうかね。
てことでよろしくお願いします。


中間報告

まずは中間報告からいきますか。
netkeiba POGといけぽぐに参加してますので両方の振り返りからいきたいと思います。

共通編

・シュネルラウフェン
牝 父:ドゥラメンテ 母:セリエンホルデ 母父:Soldier Hollow
1/31生 安平町 ノーザンファーム生産
美浦 手塚貴久厩舎 オーナー:サンデーレーシング
2024/2/17 3歳未勝利 1着

セリエンホルデの3番仔にしてシュネルマイスターの半妹、ナヴォーナの3/4同血の妹にあたる。

デビューするの待ってたよぉ!!!!!!
中間に骨瘤が出た話を見た時はマジで泡吹いて倒れるかと思いました。マジで。
実際新馬戦に間に合わず未勝利戦からのデビューとなった訳ですが、競争中止が絡む中既走馬相手に非常に良い競馬をしてくれたなというのが率直な感想です。
3戦3勝でオークス獲って歴史に名を遺すぞ。お前ならできる。

・オールナット
牡 父:サトノダイヤモンド 母:キューティゴールド 母父:フレンチデピュティ
2/17生 白老町 社台コーポレーション白老ファーム生産
栗東 高野友和厩舎 オーナー:シルクロードレーシング
2023/10/9 2歳新馬 1着
2023/11/25 ラジオNIKKEI杯京都2歳S GⅢ 7着
2024/2/11 あすなろ賞 1勝クラス 3着
20243/24 大寒桜賞 1勝クラス 2着

GⅠ2勝を挙げたショウナンパンドラの3/4同血の弟でステイゴールドらを輩出したダイナサッシュ牝系の1頭。

正直POGより1口で楽しむタイプの1頭だったかなというのが思う所。
相手が強かったとはいえ大寒桜賞を落としたのはかなりの痛手。
POG的にはここを勝てていれば青葉賞か間を取って京都新聞杯からダービーへという選択肢に出来たと思うが、これにより青葉賞かプリンシパルSで権利を獲ってダービーくらいしか目がほぼほぼ無いのが正直なところ(京都新聞杯も目は無くないが1勝馬の為優先出走権と出走順位決定賞金で篩に掛けられる可能性がある)。
他参加者の動向次第ではあるが、ダービーを獲れば逆転の目があると言ってもやはり一定の重賞実績が無いことにはしんどいのには変わりない。
ロジャーバローズも1勝クラスをキッチリ勝ち上がり、スプリングSでは少し足りなかったもののそこから大きな成長を見せての大逆転だった。
なぁ、青葉賞組から初のダービー馬にならないか?

・フォティーゾ
牡 父:キズナ 母:スキア 母父:Motivator
4/15生 千歳市 社台ファーム生産
美浦 宮田敬介厩舎 オーナー:社台レースホース
未出走

昨年無敗で皐月賞を制し、ダービーで2着となったソールオリエンスの判弟で2020年の富士Sを制したヴァンドギャルドの3/4同血の弟。

地方含めて未勝利馬0のスキアの仔としては初の現段階未出走馬。
過去にはハーツクライ産駒ハナテがPOG期間に勝ち上がれず、地方へ転出となったがそれでも新馬戦には間に合い7歳になった今でも現役で走り続けて8勝を挙げているだけに初めて大崩れした格好に。
一昨年からずーっと温め続けていたのにどうして…やっぱソールオリエンスがやりやがった(一応褒めてる)時に手を引いておくべきだったか…
現状は調教騎乗を再開している様子で順調にいけばダービーまでの未勝利戦でデビューを迎えられるかなといったところ。
ただまぁ打つ手はないです。

netkeiba POG(ネトケPOG)編

こちらは指名馬の紹介だとかは一切してなかったのでちょっぱや(死語)解説も添えながら行きたいと思います。

・チェルヴィニア
牝 父:ハービンジャー 母:チェッキーノ 母父:キングカメハメハ
2/3生 安平町 ノーザンファーム生産
美浦 木村哲也厩舎 オーナー:サンデーレーシング
2023/6/4 2歳新馬 2着
2023/8/12 2歳未勝利 1着
2023/10/28 アルテミスS GⅢ 1着

ハッピートレイルズに遡る名牝系で母チェッキーノは2016年フローラSを制し続くオークスで2着となっており、母の全兄に重賞2勝を挙げ皐月賞3着の実績があるコディーノがいる。
本馬の半兄ノッキングポイントは初仔にしてモーリス産駒ながらも仕上がりが早く2022年の東の新馬戦1番星となり、その後は勝ち上がりに苦労するも毎日杯2着を経てダービーを駒を進め、古馬との初対決となった新潟記念で重賞初制覇を果たしている。

本馬も半兄ノッキングポイント同様仕上がりが早く早期デビューを見込める所からチョイス。
正直血統的なストロングポイントはハッピートレイルズ牝系であること以外特段触れる所は無いのだが、強いて挙げるとしたらハービンジャーに隠れマイル適性を感じている部分だろうか。
GⅠとなると短めの距離からの参戦もあってペースが流れやすくなる為分が悪くなるものの、前哨戦であったりするならばスローになりやすく中長距離種牡馬であるハービンジャーでも対応は比較的容易。
尚且つNorthern Dancerを4・6×5・4で持つことから春の嵐で馬場が重たくなった際にパワーでもってカバーすることが見込めるのも魅力の1つである。

正直後述するボンドガールといきなり新馬戦で当たったのと重賞を桜花賞までに阪神JF含めて2~3使うと見込んでいただけにアルテミスSからの桜花賞になるとは思っていなかった為結構なご破算状態。
ただ、賞金的に桜花賞は出走可能でオークスも桜花賞後は路線が分かれることから仮に桜花賞で大きく負けてもクラシック2冠はアクシデントに見舞われない限り出られる見込みではある。
アルテミスSを脚を余して勝っている様にマイルだと距離不足、更に言えば桜花賞はペースも上がる為正直苦戦必至。
そういう意味では桜花賞を叩いて使うオークスが本番といったところ。

・コンドライト
牡 父:ドゥラメンテ 母:アエロリット 母父:クロフネ
1/20生 安平町 ノーザンファーム生産
美浦 菊沢隆徳厩舎 オーナー:サンデーレーシング
2023/9/3 2歳新馬 2着
2023/11/11 2歳未勝利 2着
2023/12/24 2歳未勝利 4着
2024/2/10 3歳未勝利 13着

4代母My Julietから続く名牝系にして3代母ステラマドリッドはダイヤモンドビコーの母やラッキーライラックの母母にあたり、母母アステリックスはミッキーアイルの母スターアイルの半姉という良血馬。
本馬は2017年NHKマイルCを制し古馬になってからもGⅠ2度の2着等重賞計3勝を挙げたアエロリットの初仔となる。

こちらはチェルヴィニア以上に推す様な所は正直無く、本当に挙げるとしたらNureyevの5×4をサンデーサイレンスのクロスを持ちながら有している点くらいでドゥラメンテ産駒を牡馬牝馬両方抑える上で捻りだして良血種牡馬×良血繁殖牝馬というところでチョイスしたのが正直な所。
良血パワーで楽に勝ち上がることが出来て京成杯でも出てきてくれたらと思ったものだが案の定新馬・未勝利で足踏み。

未勝利で順番待ち状態ならまだしもダートを使ってみたりしている状態なのが見ている側としては中々にしんどい。
とりあえず勝とう。最悪POG期間外でもいいから早い所未勝利を脱出しよう、ていうか流石にしてくれなきゃ困る。

・ボンドガール
牝 父:ダイワメジャー 母:コーステッド 母父:Tizway
1/19生 安平町 ノーザンファーム生産
美浦 手塚貴久厩舎 オーナー:藤田晋氏
2023/6/4 2歳新馬 1着
2023/10/7 サウジアラビアロイヤルC GⅢ 2着

母コーステッドは2016年BCジュベナイルフィリーズターフ2着馬。
本馬の半兄ダノンベルーガは2022年共同通信杯を制し皐月賞ダービーと連続で4着、その後も天皇賞・秋やドバイターフ等で勝ちきれないものの善戦を続けている。
また、1つ上のドゥラメンテ産駒コスタレイもPOG期間中に勝ち上がれはしなかったものの8月に未勝利戦を脱した後に2着・1着と崩れることなく2勝クラスへ進んでいる。

阪神JF・桜花賞と好走馬を多数輩出してきたダイワメジャー産駒。
その中からLyphardとDanzigによるFair Trial的機動力にSeattle Slewクロスから来るスピードの持続力、それを支えるRelaunch等を始めとする米的底力やNijinskyやBrushing Groomといったところからのスタミナのバランスでより一層阪神GⅠ向きと見込んで選択。

結果勝ったから良かったとはいえチェルヴィニアと新馬戦で同士討ちをし、牡馬とぶつかることを選んだサウジアラビアRCを2着を敗れた後には調教中の怪我で阪神JFを回避、オマケに桜花賞直行を選んでおり3/24現在2/3の抽選対象と目論見を大きく外している状態。
最悪桜花賞を除外となった場合ニュージーランドTへの出走を予定している様ではあるが、天と地程の差があるとまでは言わないまでも上位進出には割と大きな差であることには間違いない。
特に桜花賞後にNHKマイルCを目指すのが既定路線だとしてもやはり常にマイルで戦い続けてきた牝馬路線と皐月賞・ダービーを諦めてきた牡馬との差で考えると基本牡馬優位とはいえ経験値の差は大きい。
順調に進んできたアスコリピチェーノらに比べると劣勢は劣勢だが、POG的にも本馬自身のその後のことを考えてもここは1つ抽選を突破してここは1つ一矢報いて欲しいところ。

・シエルサンリミット
牡 父:ブリックスアンドモルタル 母:オーロトラジェ 母父:オルフェーヴル
2/24生 安平町 ノーザンファーム生産
美浦 加藤士津厩舎 オーナー:ライオンレースホース
未出走

母母ミュージカルウェイは海外重賞を2勝し、産駒のミッキークイーンが2015年にオークス・秋華賞と2冠制覇、古馬になってからもヴィクトリアマイル・宝塚記念・エリザベス女王杯と異なる能力を舞台で勝ちきれないまでも好走を続けてきた他、ミッキークイーンの全姉インナーアージから3歳にして古馬牝馬を一蹴してエリザベス女王杯を制したブレイディヴェーグのいる牝系。

ミュージカルウェイの父Gold Awayからか中々に重厚感の強いミュージカルウェイ、そこにステイゴールドにメジロマックイーン・ノーザンテーストクロスとこちらもHyperion色の強く勝ち味に遅い配合であるオーロトラジェに対してStorm Birdの3×3から来る早熟性で早期から動ける様にしつつPrince John由来の柔軟性とそこに付随するBrushing Groom等のHyperionスタミナで延長、Robertoの持つパワーとスタミナでより一層引き立てようというイメージの配合。

実際ゲート試験合格までは割と早く、秋にはデビューできるかと思いきや11月に入って北海道へ逆戻り、それ以降は足取りが掴めない状態に。
2023年度新種牡馬ではブリックスアンドモルタル産駒が目玉と見て実際にゴンバデカーブースやイーグルノワールを筆頭に活躍馬が出ている手前シンプルに残念だというのが感想。
ネトケPOGのルール上デビュー前日まで登録を遅らせることが出来るので早期に決め込まず、素直に様子見してチョイスすべきだった。反省しかない。

・ホウオウプロサンゲ
牡 父:キズナ 母:セルキス 母父:Monsun
3/6生 安平町 ノーザンファーム生産
栗東 矢作芳人厩舎 オーナー:小笹芳央氏
2023/7/30 2歳新馬 4着
2023/8/13 2歳未勝利 1着
2023/10/21 アイビーS L 2着
2023/11/25 ラジオNIKKEI賞京都2歳S GⅢ 9着
2024/2/24 すみれS L 7着
2024/3/16 若葉S L 2着

母セルキスは代々受け継がれてきたドイツSライン牝系の出自で重賞1勝を挙げている。
本馬の半兄ヴェロックスは皐月賞2着・ダービー3着・菊花賞3着と重賞タイトルに手が届いていないもののクラシックでは善戦を続けてきた。

Pacific PrincessでBurghclereを刺激したことによって「ディープインパクト×Storm Cat」の瞬発力あるタイプながらもスタミナのあるキズナにドイツのスタミナ血統を配したことでかなりスタミナ寄りな配合ではあるが、セルキス内にはドイツ血脈にしては珍しくGrand Lodgeを有しており、これがディープインパクト×Storm Catに脈絡、スタミナ優位の中でちょっとした軽さを引き出している。
また、調教で古馬3勝クラスと同等の動きを示せていたことからこの馬の素質の高さを感じてピックアップとした。

新馬戦は陣営も認めた様に次を見越した仕上げにした結果予想外のペースで実力を発揮できず敗戦、その後の未勝利は楽に勝ち上がって見せたもののやはり基本はスタミナ優位だけあって瞬発力に劣る分苦労してきた。
ただ、半兄ヴェロックスもそうだったが血統の持つスタミナ性は非常に強く良化の兆しが見える。
若葉Sは2着と敗れたものの皐月賞への権利は手にしたので次は皐月賞で5着以内に入り込みダービーへの切符を勝ち取れるかといったところだろうか。
大きなポイント源として期待を寄せられる位置にいると個人的に考える。

・ドリームシェイプ
牡 父:エイシンフラッシュ 母:コイウタ 母父:フジキセキ
5/28生 千歳市 社台ファーム生産
栗東 村山明厩舎 オーナー:吉田千津氏
2023/8/13 2歳新馬 5着

母コイウタは2007年ヴィクトリアMの覇者で3/4同血のキングカメハメハ産駒ユラノトは2019年フェブラリーS3着の実績がある。

毎年ネトケPOGで自分で勝手に設定している遊びの枠。
正直血統的な推しポイントは無いです。
個人的に好馬体を見せていて好みのタイプだったエイシンフラッシュ産駒で遅生まれながらも割と始動が早そう(というか実際早かった)という理由だけでチョイス。

遅生まれで夏コミ2日目の最中だった新馬戦は5着と敗れはしたもののまずまずの内容でこれならそのうち勝ち上がれるだろうと見ていたところ怪我で引退、残念無念。

・キングズブレス
牡 父:Kingman 母:インピード 母父:Bated Breath
2/6生 英国産 Al-Baha Bloodstock生産
美浦 木村哲也厩舎 オーナー:サンデーレーシング
2023/12/02 2歳新馬 2着
2023/12/24 2歳未勝利 1着
2024/3/10 3歳1勝クラス 8着

父Kingmanは愛2000ギニー等GⅠ4勝を挙げる等8戦7勝で重賞6勝を挙げた名馬にして名種牡馬。
日本ではシュネルマイスターやエリザベスタワーの父として知名度があるだろう。
母インピードに関しては残念ながら戦績を見つけられていない為ここでは省略する。

Danzigであったり様々なクロスが発生しているが、本馬の1番の魅力はBahamianの4×3クロスだろう。
BahamianからはOasis Dreamを筆頭にBeat Hollow・Martaline・Clear Thinking・Reefscape・Coastal Path・Doha Dreamとブラックタイプを残した馬をとにかく多数輩出しており、本馬の父Kingmanもその中の1頭である。
パーツとして血統を見てもデインヒル-DanzigにSir Ivor、Kris-Sharpen Up・Gone West・ダンシングブレーヴ・Mill ReefやSadler's Wells・Bustedと馴染みのある血に溢れており、欧州血統ながらも非常に日本的といえる。

マイル~2000mで瞬発力持った走りを期待した半面Northern Dancerを中心にクロスが煩い分難しい面もありそうだった為マイルで走ってくれたらと思っていたが思っていた以上に気性が激しい様で現状は短距離が手一杯な様子。
どうにか持ち堪えて重賞へ進んで欲しい所だが果たして…

いけぽぐ12th編

指名馬と指名理由・見どころは下記リンクをご覧ください。
ここではザカザカっと現状と今後の展望と野望を書いていこうと思います。

・アンフォルメル
牡 父:ドゥラメンテ 母:アールブリュット 母父:マクフィ
2/26生 安平町 ノーザンファーム生産
美浦 国枝栄厩舎 オーナー:キャロットファーム
未出走

常に状態不安・脚部不安を言われ続けそのまま3月を迎えてしまったなというのが思う所。
ようやっと動き始められた様だが馬体重が570kg程度ある様子で少なくとも3歳未勝利戦が終わるまでの出走は絶望的な様相、古馬1勝クラス相手にデビューを強いられそうな気配。
流石に苦しすぎると言わざるを得ない。

・コスモベラエステラ
牡 父:キタサンブラック 母:リプリートⅡ 母父:マクフィ
2/8生 安平町 ノーザンファーム生産
栗東 清水久詞厩舎 オーナー:ビッグレッドファーム
2024/1/21 3歳新馬 4着
2024/2/10 3歳未勝利 7着
2024/3/3 3歳未勝利 2着
2024/3/16 3歳未勝利 8着

夏から秋に動きを見せるかと思いきや夏負けを起こした様子でそこからも随分と時間を要し私の誕生日の日にゲート試験を合格。
夏の2歳戦はBRFという格言は今や昔のお話に…
年明けにデビューを迎えられたのは良かったものの正直今一歩欲しい内容。
続く未勝利は寧ろ相対的に位置を取った結果苦しくなって着順を落とすなどで良化の兆しが見えず。
3走目では稍重の馬場もあって新馬戦程度のペースになったところを仕掛けていったところ先頭に立ったものの最後は強襲に遭い2馬身半の力負け。
続戦した4走目の未勝利戦は調教からして破綻していた様子。
立て直して最後キッチリ勝ち上がって終わろう。

・ギャンブルルーム
牡 父:キズナ 母:シャンデリアハウス 母父:ヴァーミリアン
2/8生 安平町 ノーザンファーム生産
栗東 大久保龍厩舎 オーナー:サンデーレーシング
2023/6/25 2歳新馬 1着
2023/9/2 札幌2歳S GⅢ 3着
2023/11/25 ラジオNIKKEI賞京都2歳S GⅢ 11着
2024/3/3 アルメリア賞 1着

なんだかよく分からん馬だなぁ(困惑)
とりあえず1つ言えるのはサンデーサイレンスクロスがバッチリ効いてますね、なし崩し的に脚を使わされると良くなくて基本は溜めて弾けさせるタイプ。
ただそういう点ではアルメリア賞は小頭数かつペースがそれなりに緩んだ中での2番手だったとはいえそれなりに受けて耐える競馬が出来たのは幅が広がったっという所で良かったのかなと。
次走京都新聞杯で賞金積んでダービー行こうな…

・メイクユーマイン
牡 父:キズナ 母:エマソング 母父:Unbridled's Song
2/5生 千歳市 社台ファーム生産
栗東 田中克典厩舎 オーナー:前田晋二氏
2023/11/26 2歳新馬 2着
2023/12/12 2歳未勝利 2着

2戦連続で差し損ねる&差し届かずですかー( )
とりあえず血統的に思った通りの挙動は見せているのでそこは及第点かなと。
ちょっと思っていたよりパワーが足りないのかやや怠い感じの追走に映るのが気になりはしますがキズナからディープインパクトらしさを出そうと思うと多少犠牲にせざるを得ないとは思うのでそこは目を瞑ろうかなと。
現実的なところだと勝ち上がりを決めて終わろうってところでしょうけど今なら勝ち上がれば重賞orトライアルからダービーへの道はまだ助かる。マダガスカルには行くなよ(?)

・アールアンドビー
牡 父:キズナ 母:ザガールインザットソング 母父:My Golden Song
2/2生 白老町 社台コーポレーション白老ファーム生産
栗東 矢作芳人厩舎 オーナー:サンデーレーシング
未出走

7月入厩目標の話が挙がっており厩舎から声が掛かればすぐにでも動ける状態だったのがズルズルと月日は流れて9月末に入厩。
その後デビューをするかと思いきや放牧へ、挙句の果てには骨折が判明。
これがYHGクオリティかぁ渋滞に巻き込まれてオカマ掘られて事故った気分だぜテンション上がるなぁ~~~~~~~~~~~~~~
解散。

中間総括

去年ネトケPOGでドゥラエレーデでホームランを放ってスキルヴィングもいただけになんともモヤっとする現状でしたがそれでも両POG共に上位50%にいたので結果としてはまぁ及第点なのかなといったところですかね。
1000pt以上が4頭、キングズブレスも900pt弱で4桁が視野に入っているので平均点の高さでは寧ろ中々といった具合ですかね。
特にネトケPOGは結構大きいのが控えているので最後の2ヵ月を楽しみたい所存です。

大ジャンピングチャンス抽選結果

改めていけぽぐのルールを貼っておきましょう。

手っ取り早い話最大4頭指名馬を差し替えられるテコ入れチャンスです。
登録指名制故になんらかのトラブルで出走が全然できずに年間通してお通夜モードにならない様にという超絶ありがたいものです。

ここまで読んでくださった方はもう察しがついていると思いますが
・フォティーゾ
・アンフォルメル
・アールアンドビー

の計3頭放出しました。リスト3番手を放出することになるなんてね…

で、新たに加わった頼もしい見方が次の3頭。
・サークルオブジョイ
・カルネヴァーレ
・スノーディーヴァ

それでは血統解説・考察と今後の展望と野望を書いていきましょうか。

・サークルオブジョイ

牡 父:Constitution 母:マース 母父:Colonel John
4/14生 安平町 ノーザンファーム生産
栗東 池添学厩舎 オーナー:サンデーレーシング
2023/9/10 2歳新馬 1着
2023/11/18 東京スポーツ杯2歳S GⅡ 9着
2023/12/3 こうやまき賞  1勝クラス 5着

父Constitutionはフロリダダービー・ドンHの米GⅠ2勝を挙げたTapit産駒。
2021年2022年と8万5000$という高額な種付け料を設定されたにも関わらずフルブックとなる人気ぶりを表しており、その中からシャトル先のチリでGⅠ馬を複数輩出した他本国でもAmerican RevorutionがGⅠシガーマイルを制覇。
キーンランドノベンバーセールでも産駒は高評価を受けており今アメリカでホットな種牡馬の1頭。

母マースも米GⅠロデオドライブSを含む重賞2勝を挙げており、4代母Captive AudienceからはSkywalkerへと繋がる名牝系の1頭でもある。

NasrullahのスピードとDeputy Ministerクロスのパワー・Princequilloの柔軟さやスタミナを武器に非常に持続力に長けた走りをする反面瞬発力勝負にはどうしても分が悪いのがネック。
ただMoon Glitter=Relaunchの全姉弟クロスを持っているのが魅力的でこれによりTapit-A.P.Indyの系譜にありがちなトビが大きいが故に加速力に乏しいというところをカバーできているという見方が出来る。底力という視点でも○が付く。
芝で走れないことも無いだろうが、瞬発力勝負に持ち込まれるよりはダートで長く良い脚を使う方が無難だろう。12月頭に使っていこう動向が見られないのが不安だができることなら羽田盃かユニコーンSを目指して欲しいところではあるが、現実的な所だと鳳雛Sを使って集計期間外のレパードSへ目指すことになるのかなというのが雑感。
ただリステッド1つ勝つだけでも随分と違うのでそこは大きく期待したいところではある。

・カルネヴァーレ

牝 父:ダノンレジェンド 母:ゴールドフェスタ 母父:Medaglia d'Oro
4/23生 グランド牧場生産
美浦 菊沢隆徳厩舎 オーナー:是枝浩平氏
2024/1/28 3歳新馬 3着
2024/2/17 3歳未勝利 1着

グランド牧場の基礎繁殖牝馬であるアマリテュードを5代母に持ち、本馬の母母フェスティバルはエーデルワイス賞と北海道2歳優駿のダートグレード競走を無傷4連勝で制している。
また、アマリテュードから更に遡った先にはAloeに辿り着き、ディープインパクトやMarju、エタン等数々の名馬の牝祖からの1頭でもある。

Northern Dancerの5・8×5・5のパワーとスピードをRaise a Nativeの6・6×5でより一層スピードに磨きをかけつつHyperion的スタミナやSpecial由来のスタミナ・底力で底支えする工夫を非常に感じる配合系。
Holly BullやHonor and Glory、Damascus・Graustarkといった血で突進力や太い末脚を付加しようとしているのも好印象でSpecialの入り方も北米で活躍したSadler's Wellsの系譜でもSir IvorにTom Foolを有したかなり軽いタイプであるEl Pradoとして入っているのが好印象。
Northern Dancerのパワー加減に対してもRound Table等Princequilloである程度柔軟性に振っておりバランスが取れているのも悪くない。
また、Royal Charger-SunPrincess≒Mahmoudが比較的多く含まれておりダート馬ではあるが思っている以上にキレる脚が使えるタイプ。
実際に未勝利戦のラスト3F38.2に対して新馬戦では上がり3位である37.6を掲示。
サンデーサイレンスが入っていない分脚質に幅を持たせて走れる見込みが立つのは非常に大きい所。

個人所有故に動向が全く掴めないのが難点だが、今後の目標としては除外になるならないは置いておくとして兵庫チャンピオンシップや端午S、青龍Sが目標といったところだろうが、近々に1勝クラスを獲って選択肢を多く持てる状態になって欲しいのがまず第一である。

・スノーディーヴァ

牝 父:エイシンヒカリ 母:スノースタイル 母父:ホワイトマズル
5/13生 岡田スタッド生産
美浦 深山雅史厩舎 オーナー:ノルマンディーサラブレッドレーシング
2024/2/18 3歳未勝利 9着
2024/3/9 3歳未勝利 1着

3/4同血の姉に重賞4勝を挙げ、GⅠには届かなかったものの多数の好走歴を残してきたスマートレイアを持つ1頭。

父がディープインパクトからエイシンヒカリに変わったことでStorm Catのパワーが補填された反面CaroとKey to the Mint内のPrincequilloの柔軟性も追加されており、若干非力に映る側面があることが否めない。
ただ裏を返せば十分なしなやかさからどんなコースでも器用に立ち回ることが見込めるという点では大きなメリット。
特にDroneを伴いながらLyphardを5×4・5でクロスしている点は前受けの競馬をしながら最後にキレる小脚を使う競馬が出来そうという意味では非常によろしい。
エイシンヒカリの気難しさの素と思われるKey to the Mintの父GraustarkもこのLyphardクロスを活かす上では悪くないだろう。
ディープインパクト×Brushing GroomというのもHyperion的スタミナからHaro≒Red Godの瞬発力を刺激できる反面Burghclereを刺激してしまう為器用貧乏みたいな感じに出てしまうが、これも超一戦級との対決にならなければ特段問題にはならない。

現状4/6の中山1800m1勝クラスを予定。
5月生まれと遅生まれかつ姉のスマートレイアのことを考えるとここを勝った後に休養か5月に1戦何かを使えたらといったところが現実的なところだと思われるが、桜花賞後は路線が大きく割れる為、オークスに1勝クラス勝ち上がりの状態であれば抽選対象で滑り込める可能性がある。
姉の獲れなかったGⅠタイトルが急激に近づいてきた。

JC総評

てことで総評ですが、個人的には80点くらいな感じです。
全体を通して血統的に良い所を引けたなというのがとにかくで、中でも次走が決まっているスノーディーヴァを引けたのは爆アドですね。
年明け3歳未勝利デビューから連続して使ってるのでそこから先の上積みが怪しいのが難点ですけどそれでも上等です。
あとはサークルオブジョイとカルネヴァーレの動向が分かれば100点満点なんですけどね…
相対順位が落ちてしまったのは仕方ないです、2勝馬とかが入ってしまうのはクジ運なのでそこは多少はね?
でも個人的にはダノンデサイル引きたかったなぁ…
今年ノリさんにはお世話になりっぱなしなのでねw
一緒にクラシックに向かいたかったです。

終わりに

てことでPOG中間報告でした。
本項執筆中に次走報が出たのですが、シュネルラウフェン次走スイートピーSだそうです。いざ行かん、オークスの舞台へ。歴史に名を遺すから首を洗って待ってろ(過激派並感)

とまぁそんなことは置いといて、ラスト2ヵ月を楽しみつつ来シーズンの準備をしたりとしようと思っております。
それでは!

オマケの告知

noteでは告知を一切していなかった気がするので告知です。
C104、申込みしてます!

Galileo、ウマ娘に手を出すってよ

ってことでウマ娘に出てくるサラブレッドを競馬の禁物「タラレバ」を存分にふるまって血統の観点から探ってみようと思います。
4回目にして思い切ったこともやる気でいるのでお楽しみに!

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