前期リーグを振り返って        ~1年半ぶりの公式戦~           

【個人】
個人として前期リーグを振り返ると、我慢の時間が長かったと感じる。皆よりも遅れてチームに合流し、コミュニケーション、戦術理解、フィジカル要素など全ての部分で準備不足だった。特にフィジカル面では1年近く体を動かしてなかったのもあり、なかなか本来の力を発揮するには至らなかったが、最近ようやく少しずつではあるが、自分のプレーをすることができる回数が増えている。その影響もあってか、最終節に初めてベンチ入り、初出場をさせていただいた。試合に出るということは選手としての価値の証明であり、最高の喜びでもある。そして応援してくれている人に最低限の恩返しでもあると思っているので、気持ちとしては少しホッとしている。しかし個人として、何も爪痕を残せていないのは事実であり、とても悔しいという感情が、一番当てはまる前期リーグであった。

【全体】
チームとしては苦しい前期リーグだったと誰が見ても感じられると思う。試行錯誤しながらの毎試合だったが、正直な気持ちとして、もう少しリーグ開幕前に準備をできなかったのかと感じた。チームとしての決め事、セットプレー、など。徐々に自分たちのスタイルを作り、最終節には勝利を収めることができたので、勝ち癖といった意味でも最終節の勝利は本当に大きいと感じている。しかし失点数の多さはもちろん、得点が少ないと感じる。連携の質を高める、セットプレーに対するアプローチを変える必要もまだまだあると感じる。

【後期に向けて】
後期リーグが始まるまで残された時間はとても短く、準備をするのにバタバタするのも仕方がないように感じられるが、時間というのは待ってはくれず、常に進んでいってしまう。自分自身もっと試合に出たい、チームの勝利に貢献したいという気持ちは日々強くなっているように感じる。思いを現実にするには、毎練習の集中力や、取り組み方をもう一度見直していきたいと考えている。そして何より体のケアを欠かず行いたいと思っている。大学生になりサッカーを再開してから怪我が絶えない状況が続いている。前期リーグの途中でも調子が上がってきたと思った矢先に、怪我を繰り返してしまった事が多々あった。自分のフルパフォーマンスがまだ発揮できていない今、怪我をしないというのは今後後期リーグを迎える上で、絶対的な条件になると考えている。個人としても、チームとしても良い形で後期リーグを終えられるよう、全力を尽くして行きたい。

                           2021年7月27日

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