焦らずに                

緊急事態宣言や蔓延防止対策などの政策により大学側から部活動を禁止されるなどの通知が来たことによりリーグ戦への出場が怪しいという問題があった中、出場可能にしてくださったよしさんや顧問の宮野先生、学生課の職員の方々に感謝という言葉で片付けて良いのかは分からないが本当に感謝しています。ありがとうございました。
 リーグ戦に参加できないかもしれないという可能性がある中、同期の話や行動から、参加し、戦いたいという気持ちは部活動に入って1ヶ月経たない自分でも感じとることができたし、痛いほど伝わっていたので、もし参加出来なかった時の事を考えると、とても胸が痛かった。しかし上記の通り、沢山の人のおかげで参加できたことに改めて感謝をしたい。メンバー発表や当日の仕事の割り振りなど初めての雰囲気を味わうことが出来た。勿論メンバーに選ばれる、選ばれないなどの、話はあるわけではあるが、自分自身の中で選ばれる理由も見つからなかったし、リーグ戦に出ている自分の姿をイメージすることも出来なかった。考えてみればまだ文教のユニフォームを着たことも無いし、他の大学との練習試合に出たことも無い。そういう理由もあってか、自分の名前を呼ばれなくても悔しいという感情にならなかったというか、なれなかった。焦りも勿論あるが、まずはプレーで自分を表現できない限り、自分自身もサッカーを楽しめないし、チームに貢献することは出来ない。まずは体も心も整えるところから今一度、取り組んでいきたいと思う。焦らずにじっくり。
 チームは初戦を0―3で落としてしまった。自分は撮影係で、ピッチ外から見る形だったが、技術やフィジカルなどの差はさておき、勢いや気持ち次第で、試合を変えられるのではないかと、自分は感じた。まだまだ始まったばかりだが、優勝という大きな目標を本気で掲げているのであれば、もう一度しっかり気を引き締め、全体でもう一度自分達が向かっていく方向を再認識すべきなのではないかと思う。

                           2021年5月7日

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