連載 お笑いルポライター's eye. お笑いルポライターが古くて新しいすゑひろかりずの魅力を徹底解説。【昔は、ゑは、ウェと発音していた】
すゑひろがりすのネタを見て思い出しのは、高杉晋作の辞世の句です。
「おもしろき事もなき世をおもしろく 住すみなすものはこころなりけり」という有名なものです。
つまらない世の中を面白く生きようという意思と決意が感じとれてお笑いルポライターは好きなんです。
何かをやるときに、〜だから無理とできない理由を考える人たくさんいます。
そう考えると、やはり考えの通り絶対できません。
そうではなく、どうしたらできるかという風に考えるようにするとできる方法が次々浮かんでくるのです。
物事は見方によってまるっきり変わってくるんです。
普通は伝統芸能の能なんて笑えるものとは考えません。しかしそれもやり方次第でM-1決勝に行けるほど面白くなんです。
お笑いルポライターは、最近、清少納言と紫式部の伝記を漫画で読みました。清少納言と紫式部はセンスの塊だったそうです。清少納言は春はあけぼのという1000年残る名文を書いていますが、その当時から伝説とされていました。
今松本人志が生ける伝説と呼ばれているようなものなのです。
話は変わりますが、昔イタリアで始まったルネサンスは文芸復興と以前は訳されていました。文芸だけではないので、今は再生と訳されるらしいです。すゑひろがりすのネタを見ることで、現代とは違ってテレビもスマホもラジオも何もない時代に、いとおかきことを探して、人生を面白く歩んできた先人たちに思いを馳せることができます。そう、すゑひろがりずのネタは、現代版ルネサンスなんです。