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タロットワールドの住人たち〜2.女教皇
魔術師🪄に会って元気になった。
この勢いで女教皇に会いに行く。
この人と会う時は、いつも、みたくない自分と向き合うとき。
心理学でいう、投影。
嫌で嫌でたまらない人は、実は自分が蓋をしている、みたくない自分を体現している。
嫌な人から逃げていると、人生で、繰り返し繰り返し同じタイプの人と出会い、嫌なことを体験する。
どこかで「これでもう終わり」と区切りをつける。
そのために女教皇と対話する。
「来ましたね、光の子よ」
女教皇はいつも「光の子」と言ってくれる。
嫌な人と格闘している私には、その言葉が身に沁みて嬉しい☺️
女教皇は尋ねた。
「今出会っているのはどんな人❓」
「職場の、教祖さまみたいなお局です。とっても高度な嫌がらせをしてくる」
「その教祖さまは、あなた自身でもあるのよ。わかっていると思うけど」
「その通りです。
私もお局と同じです。
この人は頭がよくて、自分の頭脳を駆使して、他人を掌握することに集中します。
なにか強力な意見を言う人は、自分の意見のない周りの人にとっては頼もしい存在。
私とお局は、どちらも自分の意見を持ち、それをためらいなく表現している。
ふたりの意見は真逆です。
ひとつの職場に、ふたりの教祖はいりません。
私は職場を去ることにしました。
私はまたしても敗北して、光のかけらとなりそうですよ」
女教皇は、黒のボアズ(神の試練)、白のヤキン(神の愛)の柱の間に座っている。
「神の試練をしっかりと受け止めていますね。あなたの歩みは確かなものですよ」
「ありがとうございます😊
次にここにくる時は、この試練が終わっているように、今後も歩みます」
「そうです。このまま進みなさい。
私はいつもここにいます。
また会える日を待っていますよ」
女教皇はいつもここにいる。
私はまたここに帰ってくる😘
次は女帝😘
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