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お局との最終決戦!

古代バビロニアの神話では、光と闇が戦い、光は無数のかけらとなって飛散し、地中深くに落ちたと伝えられている。

もしかしたら、戦いは終わったわけではなく、この世の生きとし生けるものたちは、光と闇に分かれて、今も戦っているのかもしれない…

その戦いの末席を汚しそうな、しょうもない、しかし、私にとっては熊と闘って生還したくらいの価値ある闘いの話をします。

折しも、この日は、午前8時2分、太陽と天王星が共鳴した。

太陽は日常の「土台」となる運勢を形づくる。
そして、天王星は「変革」をもたらす。

7月15日から二、三日の間は日常にさまざまな変化が生まれ、馴染み深い人や場所に変化が生まれる…

そして話は、しょうもない闘いへ。

仕事中、突然お局が寄ってきた。
私の仕事は屋外でする仕事。
連休初日、周りには誰もいない。

私は、屋外で、車の運転席の足元を掃いていた。
お局が近くを通ったのは見た。
私は自分の作業に没頭していて、後ろに、なんか黒いものがきた?と思ったら…

その黒いものは、4年前に、「あなたのような頭の悪い人」と罵倒したお局だった。

あ〜あ、捕まってしまった…
私は振り返らず、自分の背中に全神経を集中させた。

「〇〇(私)さん、
今度、コースをひとつ減らして、Sさん(この三月で退職した人)にも戻ってきてもらうから。
やめてもろてかまへんで」

なんの感情も伝わってこない、AIみたいな声…

そしてお局は立ち去った。

私は、終始自分の作業を継続し、一度も振り向かなかった。

今こうして書いていても、心臓バクバク、脚は震えてガタガタ。

震えながらも考えた。
私にできることは?

そうだ!これは部長に報告してもよい案件だ!
いつもの、巧妙なネチネチ陰口とは違って、やめてもろてかまへんでと言ったのだから!

早速部長のところにいった。
お局の言葉を一言一句その通り伝えた。

部長「コースが減るとか、Sさんが帰ってくるとか、そんな話は聞いていません」
「どうして、人事権のないその人が、やめてもろてかまへんでと言うのですか?」

部長は、その人のことは気にせずに、退職の日程を決めてください、と言ってくださり、この件はそれで終わった。

実は、私は、この職場を近々去ることを決めていた。
この日の朝、自分の予定していた日程で退職してよいかどうか、部長に相談していたのだ。

おそらく、お局はそれを見ていて、今回の攻撃に及んだのだろう。

今ごろ、一矢報いた‼️とさぞかし喜んでいることだろう。

私も興奮していた。
私の人生に、こんな面白い戦闘は初めて‼️
凝縮された数十秒‼️

私は、集団の中では「そんな人いたっけ?」タイプ。
このお局にも完全に舐められていた。

それが4年前、うすのろと見下していた私から、「あなたみたいな頭の悪い人」と罵倒された。

おそらくいちばん痛いところを突かれたのだと思う。

悔しくて悔しくて、なんとしても私を負かしたかったのだろう。

私は攻撃されて光のかけらになった。
光のかけらは、生を得て、勉強し、修行し、自分自身と闘い、成長しなくてはならない。
次の闘いに備えて。

さあ、次はどんな闘いが待っているのだろうか❓
願わくば、こんな猛獣ではない相手と闘いたいものだ。






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