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失敗しないためのヒッチハイクの考え方とポイント【高速道路編】

久しぶりの更新です。(笑)
個人的な話ですが6月の末から7月の頭にかけてヒッチハイクで釧路まで行ってきました。大阪↔釧路ですね。青函間はフェリーですが。片道約1800kmです。(笑)
ヒッチハイクで日本一周もしたし、ヒッチハイクした回数はもう覚えてないくらいです。乗った車だと200台は普通に超えてると思います。

ということで、ぼちぼちプロヒッチハイカーと名乗ってもいいんじゃないかと最近思い出したので、この辺りでヒッチハイクのコツじゃないですけど、効率を上げるための工夫みたいなものを個人的な経験をもとに話そうかなぁと思います。

高速道路の中に入ってからのポイントと下道でのポイントで大きく分かれるので、今日は高速道路編をまとめます。

①SA・PAから始める
まずは基本中の基本。高速道路にはサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)があります。高速道路でのヒッチハイクはこのSA・PAで行う形になります。間違えて道路に侵入しちゃうと警察が来ます。一回やらかして警察に高速の外まで連行されました。(笑)
そしてあまり知られてないんですがSA・PAは下道から歩いて入れるんです。ほとんどの所がそうなってます。なので鉄則はもうこのSA・PAに歩いて入っちゃって、そこからヒッチハイクを始めるってことです。明らかに高速道路に入ってからの方が効率がいいです。大阪だと岸部駅から歩いて吹田のSAに入れます。もしくは西宮名塩駅から歩いて西宮名塩SAも行けます。東京方面に行くのか広島方面に行くのかで使い分けると良いと思います。

逆に東京から始める場合はSA・PAが遠いので、知る人ぞ知るヒッチハイクの聖地である用賀駅から歩いてすぐの東京IC手前にあるマクドナルドあたりで「海老名SAまで」と書いた段ボールを持っていたら乗せてくれます。
↓夜に撮ったので暗いですが東京ICとマクドナルドです。

②SA・PAを繋ぎながら進む
これまた基本ですが一度SA・PAに入ったら目的地近くに辿り着くまではSA・PAからは抜けないようにします。下道の方がやりやすいんじゃない?みたいな感じで乗せてくれた人が言うこともありますが、余程のことが無い限りは高速から降りないほうがいいです。
あとSA・PAですが小型自動車の停められる台数が100台以上あるSA・PAを狙って進む方がいいです。乗せてくれた人がそこまで行くからという理由で小さいPAまで行って降ろしてもらっても車が少ないのでヒッチハイクの難易度がめちゃくちゃ上がります。なのでSA・PAに入ったらまずSA・PAの情報が一覧になったマップがインフォメーションで貰えるのでそれを貰ってから作戦を立ててヒッチハイクを始めるようにした方がいいです。

③SA・PAでは直接声をかける。
これが意外と皆やってない事なんですけど、SA・PAに入っちゃえば大体の人は目的地の方向に進みます。なので中に入れば段ボールを持って待つのではなくて、もう直接SA・PAにいる人に声をかけていきます。
僕のテンプレは「すみません。今ヒッチハイクしてまして、〇〇サービスエリアを通る人を探してるんですけど、もしそっちの方を通られるんでしたらそこまで乗っけてもらえないですか?」みたいな感じです。
↓これはSA・PAでは効率が良くないということです。

ポイントは次の大きいSAの名前を出すこと車のナンバープレートを見て声をかけること車に何人どういった人が乗ってるのか見てから声をかけることです。

確かに段ボール持って立ってるだけでも乗せてくれる人は捕まるっちゃ捕まります。ただめちゃくちゃ効率悪いです。しかも僕がよく出会うヒッチハイカーとして大阪のSAなのに東京!とか書いてる人がいます。書いてる場所が遠すぎるとそんな遠くまで行かないからという思いになってしまい、なかなか乗せてもらえません。必ず次の大きいSAの名前を書くか言うかするようにした方がいいです。

次にナンバープレートを見てから声をかけること。これめちゃくちゃ大事です。時間に余裕がある時とかは意外と声をかけて断られると精神的にしんどくなってきたり乗せてもいいと思ってる人に声がかけられなくなったりするので、声をかける人はできる限り無駄なく行きたいです。なのですぐ近くで降りそうだったり、行く方向が違う人には声はあまりかけず、ナンバープレートを見ていい感じの方に進む人に集中して声をかけた方がいいです。

最後にめちゃくちゃ小さい子供を連れている車や満車の状態の車にはほとんど100%乗せてもらえないので捨てちゃっていいと思います。荷物がめちゃくちゃ乗っているパターンは意外と粘れば乗せてくれたりもするので、そのパターンだけは声をかけてもいいと思います。

以上のポイントを意識しつつ、まずSA・PAに入ったらグルッと一周車を見て回って状況を確認することをオススメします。その過程で声ももちろんかけます。あ、あと後ろから声かけるとびっくりされて警戒心強くなるみたいなので、できる限り前から声をかけた方がいいみたいです。

④マジにヤバい時は段ボールも活用する。
さてここまで段ボールに行き先を書いて待つヒッチハイクを否定してきましたが、一つ最近発明したヒッチハイクの効率を上げる方法に段ボールを使う方法があります。主に広いSA・PAで効果的なんですが、行き先を書いた段ボールを2つ用意します。一つはトイレの前や売店の入り口など人通りが一番多い所にカバンと一緒に見えやすい様に置きます。そしてもう一つは手に持って車が停まっている方で徘徊しながら声をかけたり、トラックの運転手とかには持っている段ボールを見せてアイコンタクトとかでひたすらにアピールします。マジにヤバい時はできる限りヒッチハイクをしているって事と行き先をできる限り多くの人に知ってもらう事が大事なので。今のところ、このやり方をしてる他のヒッチハイカーは見たことが無いので是非どんどん活用してみて欲しいです。

⑤その他注意事項と意外に捕まりやすいパターンの紹介
高速はコンビニとかあるので死ぬことはまず無いですが、一度入ると降りにくいというデメリットも一応あります。なので長時間同じSA・PAで停滞すると結構、精神的にしんどくなります。そこで長時間停滞しがちな場所を紹介してきます。一番多いのが大都市の手前のSA・PAです。東京や名古屋、大阪、仙台、広島、福岡とかは超えるのが意外と難しかったりします。みんなそこで降りちゃうので。平日とかは結構注意した方がいいですね。
あと青森は結構ヤバいです。青森から高速に乗る人が少ないかつ高速のスタート地点なのでSA・PAまで遠いand乗ってくる人がいない。なので青森から始めるよりは盛岡あたりまで出てから高速を狙うか下道で進むかを考えた方が良いかもしれません。

意外と捕まりやすいパターンとしては深夜のヒッチハイクです。SA・PAに入ってる状態だと意外と進みやすいです。しかも長距離。ETCで精算する車は夜の12時から早朝4時の間に高速に乗る、もしくは降りると30%割引になります。そのため特に長距離を走る車は深夜に高速を利用することが多いです。そして深夜は眠くなっちゃうので一人で運転してる人とかは話し相手としてヒッチハイカーを乗せてくれる人が意外といます。なので深夜になったからといって諦めることはしなくて大丈夫です。

あ、あと最後に意外と知られていないヒッチハイカーの常識を書いて終わります。それはトラックはほとんど乗せてもらえないってことです。すごい聞かれるんですよ、トラックの運転手に聞いてみたらいいのにって。でも今はもう規制とか会社の規定で乗っけられないらしいんです。ドライブレコーダーも付いてるしね。かろうじてトラックに乗せてもらえるかもしれないパターンは白いナンバープレートを付けている軽トラとかめちゃくちゃでかいトラクターのパターン。緑のナンバープレートは会社のやつなのでまぁまず乗っけてもらえません。白ナンバーは個人でやってたり、大きいトラクターも個人でやってる人がいるみたいなので、そのパターンならギリギリ可能性はあるかなーという感じです。


さて長々と書きましたが、僕個人も高速道路に入ってからのヒッチハイクが一番経験豊富なのでテクニック的なものも振り返ってみると多いなぁという印象でした。是非参考にしてみて下さい!ヒッチハイクは無料で長距離移動ができるという最高の移動手段だと思っているので、時間と少しの勇気がある人は挑戦してみて下さい!コミュ力も間違いなく上がります(笑)

では次は下道でのヒッチハイク編をまとめてアップする予定なので、そちらも楽しみに待っていて下さいー!ではまた。

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