集英社ってマジにヤベェよな。

お久しぶりです。笑
一年くらいぶりの投稿になります。一応個人的な報告としましてはボードゲームカフェバーを大阪のあびこで始めました。もともと働いていた居酒屋のお昼の間だけお借りして営業しているので、土・日曜日の10〜17時(日曜日は19時まで)という限られた営業になりますが、興味がある人はぜひ来てください。いろいろお話しましょう。


さて今日の本題ですが、ちょっと前から友達に激推しされていたにも関わらず全く手をつけていなかった作品「Dr.STONE」にどハマりしたというお話です。

この作品は石化とか文明とか様々なテーマが入っていますが、基本的に科学のお話です。

原因は分からへんけど全人類みんな石化しちゃって3000年以上経ってしまった世界で、たった一人石化から復活した主人公。
文明なんてほとんど朽ち果ててしまってるけど科学の力で世界も全人類も取り戻そうぜ!といった感じです。
まぁかなりの人気作品なので知らない人はチェックしてみてね。

そんな人気作を見てみて僕が一番面白いなと思ったことが

”全人類70億人を石化から復活させるか否か。”

という論点です。


普通に考えるとみんな石化から復活させられるなら復活させたいですよね。
ただここで生まれる争いが
①全人類復活させてみんなで文明を元に戻す。
②一部の有能、もしくは若い力のみを復活させて新しい世界を作る。
という争いです。
(②の意見はこの世界に必要ないと判断した人たちは石化から復活させない、という事です)。

今の世界は既得権益が蔓延しており、持つものが持たざる者から搾取している構造である、という考え方は間違っているとは思わないしそれに苦しんでいる人達もいると思います。

かといって若い人以外は悪だと決め付けて復活させないという点については賛成しにくいのも確かです。
加えて、作中の世界では生産体系が構築されていないので食料や住居に対する供給を自分たちだけの力で作っていかなくてはいけない状況です。その状況で70億人は賄いきれない、という論点もあります。

哲学とか科学とか以前の、もっと根幹の問題。今日をどうやって生きていくか。

でもこういう考え方って今の社会を生きていたらあまり考えないですよね。食っていけるんだから。日本で餓死とかほとんど聞いたことない。

要するに、未来をどういう方向に進む様にしましょうか。そんでもって今日をどうやって生きていきましょうか。そんなテーマが作品の裏にあるんだろうなぁと僕は思いました。本当にオススメなので見てみてください!
そしてそういう普段あまり考えない事にちょっとでも目を向けてみるのも一興ではないでしょうか。普段の生活をただ繰り返すのはもう終わりにしましょう。

人間が人間たる所以、

「70億人が賄いきれないなら70億人の頭で考えればいい。」

結局のところ皆で頭使っていくしかない。そしてそれを楽しんでいきましょう。

集英社マジハンパねぇ!ジャンプヤベェ!

p.s.うちの店来てくれたらボードゲームでたらふく頭つかえます。笑

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