コンバース オールスターはカッコいい靴だった / 70年代のチャックテイラー
小学校高学年、中学、高校とオールスターを惰性で履いていて(履かされていて)、その反動から、ローファーやパラブーツを履くようになりましたが、5年ぐらい前に街中でCT70を見て、実はカッコいい靴だったのではないか!という疑念を抱くようになりました。
CT70は、オリジナルよりシャープなイメージで造形されている(と思う)ため、そう思ったわけですが、日本製の80年代オールスターは、先が丸っこいというか、もっとほっこりした感じの靴でした。(記憶では)
80年代のオリジナルは入手しにくいので、現行品や復刻の範囲で、むかしなつかしの80年代オールスターを探していますと、ビームスの80s別注が記憶的に近いような気がしたので、欲しいと思いましたが、コンバースに2万近く出すのはつらいなーと思っていると、いつのまにか売り切れていました。
実家に帰った時に、むかし履いていた80年代のオールスターをもう一度、探してみましたが、やはり捨てられていました。
昔のオールスターを、最近、よく見ていますが、これはカッコいい靴だったんだなと、ついに確信に至りました。
1980年代には、501にはオールスターという暗黙の了解みたいなものがあり、個人的には受け入れ難いものがありましたが、ついに受け入れることにしました。
履き心地も、ものすごくよく、感触は真逆ですが、個人的には、ニューバランスM1300と双璧をなすのではないかと思いました。
M1300は、スニーカーなのにいい革靴を履いた時のようなカシッとしたフィーリングを感じますが、チャックテイラーは、クッションの沈み込みで感じるフィット感が、人間のつくった物でここまでいけるのかという感じです。
その理由として、元はバスケットボール用の靴なので、シュート直前の着地感を重視したと推測しています。
素足よりも履いている方が気持ちいい状態になり、脱ぎたくなくなるほどです。
実家に帰った時に履いていたチャックテイラーですが、これを履いて、むかしライギョを釣った沼を見に行ったりしてましたので、現存するチャックテイラーが少ないというのは実感としても理解できます。
遠出するのに、ソールにシューグーをべったり塗って行こうと思いましたが、自分でも貴重なことが実感されたので、思いとどまりました。(雨天等も考慮して、今のところ、旅行に履いていくのは断念しています)
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