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ヘッダー画像が新しくなりました!見てね!


見ました!?

これ、ちょっと、ファストが4体いてさぁ、かわいすぎてさぁ、僕が頼んだんだけどさぁ、あのさぁ……
いいよね…。
もっかい貼るのでしかと目に焼き付けてください!!!


ふぅ。取り乱してしまいました。
今回は、このイラストが生まれた経緯と推しポイント解説をしていきたいと思います。

このイラストが生まれた経緯を話すには、あの日から語らねばならないでしょうね…。


あれはある夏の日、山奥で滝に打たれながら般若心経を唱えていた頃。
僕はふと、ある境地に至りました。

「僕のヘッダー簡素過ぎんか!?」

たしかに前までのヘッダーは、1本目の記事執筆後に2分で作ったものです。
「作った」という言葉を使うことすらおこがましいような代物です。
夏休みの宿題の自由工作であれと同じレベルのものを出したら、
間違いなく退学になるでしょう。

もう少しいいものを作りたいところですが、僕のデザインセンスは酷く、「自分で描く」という選択肢は22年前からありません。
ということは、誰かに頼むしかないです。
僕が話しかけられて、イラストがめちゃ上手で、アニマ愛が深くて…。

あいむさんしかいない!
そうと決まれば、依頼の連絡をしなければ!

しかし、まだ問題が…。

「イラストの依頼ってどうすればいいんや…」


どんな情報が必要で、どのように伝えればいいのか全くわかりません。
とりあえず現時点の構想を何とか言語化し、意を決してメッセージの送信ボタンを押しました。
ちなみに、あいむさんに依頼すると決めてから送信ボタンを押すまでに丸3日かかっています。

その夜にあいむさんから快諾の返事が来たときはもう、びしょ濡れの袈裟からスーツに着替え、シルクハットをかぶり、傘を右手に雨の降る街を、「雨に唄えば」を熱唱しながら闊歩しました。
びしょ濡れに次ぐびしょ濡れで、今夏はもう脱水症状の心配はなさそうです。

その後はもう、もうですよ。
初めてのラフが送られた時の感動は筆舌に尽くしがたいものでした。
頭の中で霧がかったように思い描いていたものが完璧に再現されていて、僕の思考が盗聴されたのかと不安になるレベルでした。
頭に巻くアルミホイルを取りにキッチンへ向かいましたが、今回は盗聴されてる方が都合がいいので巻くのは止めました。

その後も、ラフによって脳内の構想がどんどん明確になっていき、それをなんとか言語化することで構想と寸分違わぬラフが送られてきました。
圧倒的感謝と全能感の錯覚と、「初めからそんぐらいの粒度で伝えんかい」という自分からの叱責を胸に抱くばかりです。

そして色や背景が付いた最終版を目にしたとき、自然と左手は合唱をし、右手は胸の前で十字を切っていました。
釈迦とキリストの両方に怒られるような仕草をとってしまうほどに、畏敬と感謝の念が体を満たしていました。
イラスト描ける人、まじですごい。
あいむさん、まじですごい。
感謝を表現するために、今日から正拳突き1万回しようかな。


推しポイント紹介

経緯はこれくらいにしておいて、ここからは推しポイント紹介のコーナーです。
このシリーズのコンセプトが「僕がアニマの可愛さに悶え、命名のために悩み苦しむ様子を記述する」ことなので、ファストアニマたちの表情は僕の様子を見たときのものになっています。

また、描かれているのがファストアニマだけな理由ですが、一番初めに見惚れたのがイーリヴちゃんで、その後もファストを持つアニマがことごとくかわいかったからです。
かわいさは他のアニマも甲乙つけがたいんですが、思い出バフで抜擢されました。


それでは推しポイント1つめのイーリヴちゃん!

かわいすぎる…!!!
僕は「無表情のイーリヴちゃん」をオーダーしたんですが、どうやらあいむさんが間違えて女神を描いてしまったみたいです。
こんなに白が似合うのはイーリヴか米くらいですね。

先ほど、「僕が悩む様子を見たときの表情」を描いていただいたと言いましたが、イーリヴには感情がありません。
感情の代わりに「その場においてどうするのが善いか」という判断基準が人よりも厳格に備わっていますので、普段はその場に適する表情を作っています。
今回は、「こいつにはノーリアクションの無視でいいや」という判断が下されたため無表情になっているわけですね!
…泣いていいですか。


推しポイント2つめはアールラチカ!

かっわよ...!!!
白が似合う子はここにもいました。
元イラストは天真爛漫って感じでかわいかったんですが、アホ面もかわいいなんて罪深い子ですね!

人の視線の動きは、左上→右上→左下→右下が一番スムーズにいくらしいので、デビュー順でいくと本来は右上に配置したかったんですが、今回はこの表情をしてもらうために泣く泣く左下に来てもらいました。

モチーフはみなさんご存じ、「宇宙猫」です。
この表情は少し上を向いているくらいが一番ぽく見えますからね。

知らない方向けに説明すると、10年以上前から流行っているネットミームの一つで、宇宙の背景と猫の画像をコラージュさせたものの総称です。
自分の理解を超えたものに対して、この画像を貼ることが多いですね。

つまり、どうやらアールラチカは僕の考察もとい妄想を聞いた結果脳がオーバーフローしてしまったみたいです。
まぁしかたないか…。
脳に変な負担かけてごめんね…。
イーリヴくらいフル無視でもいいからね。


3つめはギター&ボーカル、ミラロクス!!!

ア”ア”ア”ア”ア”か”わ”い”い”ぃ”!!!
何その表情!?
元イラストは活発系だったじゃん!!!
そんな顔もできるのね!?

ミラロクスは「悩み顔」で描いていただくようお願いしました。
が、この悩み顔が難しい!
全体のバランスを考えると、ミラロクスにだけ「?」マークを付けることは好ましくなく、かといって顔色で表現しようとすると体調が悪いようにも見えてしまいます。
「悩み顔 イラスト」で検索し12スクロールした結果、今回のモチーフとなった「一休さんポーズ」に出会いました。原作より頭を傾けたり困り眉にしたりと、あいむさんに微調整をお願いしながら今回のイラストが完成しました。
一緒に悩んでくれるのはミラロクスだけなんだよね…。


4つめはトロワナイン!!!

まさしく犯罪級のかわいさですよね。
昔は美しすぎる女性を「傾国」と称し、羨望と欲情と警戒の目で見ていたそうですが、トロワナインももれなくその一員に仲間入りですね。
来年にはかわいさを取り締まる法律ができるはずなので、神妙にお縄についてもらいましょう。
ついでに速度違反で前科2犯です。

あいむさんには、トロワナインも「無表情」でオーダーしています。
トロワは飛ぶことが何より好きで、飛ぶことと戦うこと以外にはほとんど興味を示さない脳筋ちゃんです。
つまり僕の妄想を一切聞いていないです。
まぁ妄想だけじゃなく、「待て」「よし」「ハウス」以外の言葉はあんまり聞いてないんですねどね。
このトロワに脳内メーカーをしてもらったら、左半分が「飛」右半分が「戦」になるはずです。

アニマ以外にも、ゆるかわのフォントや立体感の出る背景など、一つ一つが僕の創りあげたい世界観にマッチしていて感無量です。
ぜひ毎回記事を読む前に癒されていってください!


謝辞

この記事を執筆するにあたり、ヘッダー画像を制作していただいたあいむ氏に深く感謝申し上げます。ご多忙中にも関わらず私の要望を迅速に反映していただき、誠にありがとうございました。

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