15時17分、パリ行き
ドキュメンタリーのような再現ドラマのような不思議な作りの映画
人間性っていうものが歩んできた人生の
結果として育つもので
その人間性が今後の選択に深く影響するっていう
行動が人を作るっていういい言葉をみかけたので
それも踏まえて
あとは
運命とも言える劇的な出来事ではあるけれど
それが彼らの人生全てを表せるわけでもないよなと
こういった英雄談みたいなものは
その出来事だけを切り取って
僕ら第三者が彼らを英雄というコンテンツとして
ただ消費するみたいな部分があって
この人はこの出来事の人!みたいな
そりゃあそれ以外の人生を描く必要はないけど
それが描かれないからって
存在しないとどこか勝手に思ってて
当たり前だけどその人にはそれ以外の出来事が
あるはずなのに
というかむしろそれ以外が大半を占めているはずなのに
なんか書いてるうちに話の着地点がわからなくなってしまった
言いたいのは逆で
この映画では事件以外が多く描かれていて人生の一部でしかないよっていうのを感じたってことですかね
とてもいい映画