怪物はささやく
ダークファンタジー / クリーチャー/ ファンタジー/
期待 ★★★★
全体 ★★★★
余韻 ★★★★
物語 ★★★★
台詞 ★★★★★
音楽 ★★★★★
色彩 ★★★★★
衣装 ★★★★★
美術 ★★★★★
演技 ★★★★
演出 ★★★
最近あまのじゃくになってまして
映画をうまく楽しめてないんじゃないかという
おあつらえ向きの弱い主人公が出てきて
またかよ!なんて思ってしまった
でもよく考えればファンタジーって弱い人間のためのものであって
現実が満ち足りた人間にファンタジーの世界は必要ないなっていう
当たり前のことで勝手に引っかかってた可哀想なあまのじゃくだったわけです
まあこの物語ではファンタジーが現実よりも魅力的なキラキラした世界ってわけではなくて
ファンタジーという表現を借りて自分の気持ちと向き合う少年
みたいなお話でした
おとぎ話パートの表現とかCGとか映像全般素晴らしくてめちゃめちゃダークファンタジー してた
パンズラビリンスのスタッフらしいです