Day2 オランダ・ウデン


いよいよやってきたライブ初日。

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宿泊したアムステルダムのホテル

ホテルを12時にチェックアウトし、PALISADESと機材を積んだバスが迎えに来る予定だか、30分を過ぎてもいっこうにバスが来ない…。
ツアーブックにあるドライバーに電話をしてみたところ、どうやらPALISADESをピックアップして向かっているようだ。

ちなみにこれがツアーブックの一部。バンドマンや裏方さんにぜひ見てみてほしいです。タイムテーブルや会場のキャパやサイズだけでなく、前日の会場からの移動距離と時間、楽屋のシャワーやWi-Fi環境の詳細、バスの駐車場の情報、などこれを見れば必要な情報がほぼ全て網羅されている!ツアーバスに電源が引っ張ってこれるかなど、日本にはない海外でのバスツアー独特の項目などもあり、見てるだけで面白いです。

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この他にも全てのツアークルーの名簿などもあり、旅のしおり的なツアーブック


約1時間遅れでやっとバスが到着!ここでPALISADESのみんなとも初対面。こんなに長期間ずっと一緒なので、どんな奴らか心配だったけど、みんな良い奴らで、すぐに車内で仲良くなりました。ちなみにこのツアー中約25日間このバスでPALISADESと一緒に移動します。車内には12個のベッド、トイレ(大はNG!)、テレビ、コーヒーマシーンなどがある、いわゆるツアーバスってやつです。ここがしばらく僕らの家になります!

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バスの下部はトランクスペースで、機材や物販、スーツケースでビッシリ。

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バスの2階は一番前が座席スペース、真ん中はベッドスペース、一番後ろはソファーのあるラウンジスペース。

会場のDe Pulに着いたのが予定より1時間半遅れの15:30頃。すでにヘッドライナーのESKIMO CALLBOYはセッティングを終えサウンドチェック中。実は僕はESKIMO CALLBOYの2度目の来日ツアーの時にツアーマネージャーとして東名阪に同行しお世話したことがあり、彼らとの再会がとても楽しみでした。PALISADESといっきにロードインを済ませたらESKIMO CALLBOYのメンバーと再会!ボーカルのKevinとギターのPascal以外は僕が来ることを知らず、とても驚いていた(笑)。

会場のDe Pulは1968年から営業している老舗らしく、ライブハウスとビリヤード台などがあるバーが一緒になったスタイル。

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雰囲気のあるDE PULのBARスペース

レンタルの機材をチェックし、自分たちの機材をチェックしているところでトラブル発生!変圧器の接続を間違えたかなにかで、Makotoのエフェクターが故障!急遽最低限の数に減らしてなんとかサウンドチェックを終えました。


サウンドチェック後は隣のバーにディナーが用意してあり、急いで食事をかきこむ。今回のツアー用にIMPERICONに頼んで作ったヨーロッパツアーTシャツも到着!このロゴはメンバーが仲良しのDJのKSUKE君が書道が得意という事で、BAKEMONOのレコーディング中に書いてもらったものです。アートワークはKENSUKE CREATIONSというフィリピンのイラストレーター。書いて気付いたけど、KSUKEとKENSUKEのコラボモデルです!笑

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「BAKEMONO」のジャケをイメージして描いてもらったアートワーク

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本当にKSUKE君に筆と墨汁で書いてもらいました!

19:45、HNIBの初のヨーロッパでのショウがスタート!最初こそ様子見でしたが、曲を進めるにつれ反応もよくなり、恒例のGASOLINESのコール&レスポンスも好感触!いっきに30分のセットを終えました。

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PALISADESもアメリカ、海外ツアーで鍛えられたライブで盛り上げ、いよいよヘッドライナーのESKIMO CALLBOY!照明もバチバチ、CO2もありのド派手な演出で、さすがのヘッドライナー!ヨーロッパのフェスにも多数出演していて、彼らのヨーロッパでの人気がどんどん上がっているのを感じました。

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ライブ後は搬出を終え、バスの出発の午前2時までは会場でビールを飲みながらチルアウト。


バスの出発時間になり、各々のベッドに戻ったらバスが出発。みんなグッスリ寝ていたら朝6時にイギリス行きのフェリー乗り場のあるフランス、カレー港に到着。全員叩き起こされイギリスへの入国手続きへ。なかなか高圧的な係員に急かされながら無事入国手続きを終え、ホッとしたところでフェリーの搭乗を待ちながら次の国イギリスへの期待を高めるのでした。

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明日はバーミンガム!

DAY3 イギリス バーミンガム編へ



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