【ユダとエドム(=イドマヤ人)が混合してユダヤに】
IETがヘロデ大王や聖書によく出てくるパリサイ派がカナン人であることについて考察してくれています。
カナン人がどのような血統なのかということについてはこちらの記事をご参考にどうぞ🐸🍿⇓⇓
Q133 血統を辿れ
サタンは 存在する?
サタンの ‘思想’は 存在する?
誰が サタンを崇拝している?
カルトって 何?
【エソウとカナン人が結婚してエドム族に】
創世記28章1 【イサクはヤコブ(のちのイスラエル)を呼んで、これを祝福し、命じて言った「あなたはカナンの娘を妻にめとってはならない。」】
創世記28章6 【さてエサウは、イサクがヤコブを祝福して「あなたはカナンの娘を妻にめとってはならない」と言ったのを見た。 そこでエサウはイシマエルの所に行き、すでにある妻たちのほかにアブラハムの子イシマエルの娘で、ネバヨテの妹マハラテを妻にめとった。】
創世記第36章【 エサウ、すなわちエドムの系図は次のとおりである。エサウはカナンの娘たちのうちから妻をめとった。すなわちヘテびとエロンの娘アダと、ヒビびとヂベオンの子アナの娘アホリバマとである。 また、イシマエルの娘ネバヨテの妹バスマテをめとった。】
エサウとこの二人のカナン人の女性の子孫は、【エドム人】と呼ばれています。
ギリシャ語では、エドムはイドマヤと呼ばれていた。
紀元前2世紀、イスラエルの大祭司でレビ族ハスモン家の指導者だったヨハネ・ヒルカヌスは、イドマヤ/エドム人の部族と戦いを繰り広げました。
この戦いの結果はどうなったのでしょうか?
ユダ族の血統を引くヨハネ・ヒルカヌスは、イドマヤ人/エドム人に勝ちましたが重大な過ちを犯してしまったのです。
【エドム人をユダヤ教に改宗させたヒルカヌス1世】
ヨハネ・ヒルカヌスは、エドム・イドマヤ人に軍事的に勝った後、彼らを滅ぼさずに、ユダの市民として受け入れる取引をしたのです。ヨハネは彼らに割礼を強要し、モーセの律法に従い、ユダヤ教に改宗するように言ったのです。(厳密にいえば当時ユダヤ教とは呼んでいなかったと思いますが)
申命記第7章(1-4)
【 あなたの神、主が、あなたの行って取る地にあなたを導き入れ、多くの国々の民、ヘテびと、カナンびと、ヒビびとなどを、あなたの前から追いはらわれる時、すなわちあなたの神、主が彼らをあなたに渡して、これを撃たせられる時は、あなたは彼らを全く滅ぼさなければならない。彼らとなんの契約をもしてはならない。彼らに何のあわれみをも示してはならない。
また彼らと婚姻をしてはならない。あなたの娘を彼のむすこに与えてはならない。かれの娘をあなたのむすこにめとってはならない。それは彼らがあなたのむすこを惑わしてわたしに従わせず、ほかの神々に仕えさせ、そのため主はあなたがたにむかって怒りを発し、すみやかにあなたがたを滅ぼされることとなるからである。】
【ユダ(Judah)+イドマヤ(Idumaea)=ユダヤ(Judea)】
イドマヤとユダ(Judah)の二つの国は合併し、後にユダヤ/ユダエヤ(Judea)という国を作ることになるのです(文字通り二つの国が混ざり合っている)。
【ユダヤ属州は、現代のパレスチナとイスラエルにあたる地区に設置されていたローマ帝国の属州である。名称は紀元前6世紀に存在したユダ王国にちなむ。「ユダエア属州」とも称される。】
その後、イドマヤ人・エドム人であるアンティパトロスという人物はしばしばローマに赴き、ジュリアス・シーザーの権威のもとジョン・ヒルカヌスの宰相に任命されました。
ユリウス・カエサル暗殺後、アンティパトロスはマルクス・アウレリウス・アントニヌスと共謀してユダを転覆させ、モーセの律法に反してユダ人ではなく血統的にイドマヤ人である彼の息子たちの手にユダヤを収めようとしました。
【エドム人ヘロデがユダヤの王に】
アンティパトロスの息子の一人ヘロデが、ユダヤの王になります。
マタイ福音書2章
【イエスがヘロデ王の代に、ユダヤ(Judaea)のベツレヘムでお生れになったとき、見よ、東からきた博士たちがエルサレムに着いて言った、「ユダヤ(Jew)の王としてお生れになったかたは、どこにおられますか。わたしたちは東の方でその星を見たので、そのかたを拝みにきました」。】
【ヘロデ王はこのことを聞いて不安を感じたので、祭司長たちと律法学者たちとを全員集めて、キリストはどこに生れるのかと、彼らに問いただした。
彼らは王に言った、「それはユダヤのベツレヘムです。預言者がこうしるしています、『ユダの地、ベツレヘムよ、おまえはユダの君たちの中で、
決して最も小さいものではない。おまえの中からひとりの君が出て、
わが民イスラエルの牧者となるであろう』」。
そこで、ヘロデはひそかに博士たちを呼んで、星の現れた時について詳しく聞き、彼らをベツレヘムにつかわして言った、「行って、その幼な子のことを詳しく調べ、見つかったらわたしに知らせてくれ。わたしも拝みに行くから」。】
【そして、夢でヘロデのところに帰るなとのみ告げを受けたので、他の道をとおって自分の国へ帰って行った。彼らが帰って行ったのち、見よ、主の使が夢でヨセフに現れて言った、「立って、幼な子とその母を連れて、エジプトに逃げなさい。そして、あなたに知らせるまで、そこにとどまっていなさい。ヘロデが幼な子を捜し出して、殺そうとしている」。
そこで、ヨセフは立って、夜の間に幼な子とその母とを連れてエジプトへ行き、ヘロデが死ぬまでそこにとどまっていた。それは、主が預言者によって「エジプトからわが子を呼び出した」と言われたことが、成就するためである。さて、ヘロデは博士たちにだまされたと知って、非常に立腹した。そして人々をつかわし、博士たちから確かめた時に基いて、ベツレヘムとその附近の地方とにいる二歳以下の男の子を、ことごとく殺した。】
ヘロデは、イエスがイスラエル(つまりユダ)を支配すると預言された血統のユダ人であることから心配し、イエスを崇拝したいというふりをしてイエスを探し求めました。
しかし賢者たちが戻ってこなかったので、ヘロデは激怒し、2歳以下の男児をすべて殺害したのです。
賢者は教師、祭司、医師、占星術師(天文学者)、先見者、夢の解釈者などと言われていたようです。この賢者たちは、イスラエル人がバビロンに捕囚されていた時代からバビロンに滞在していたレビ人の祭司、教師、天文学者であると考えられています。
いずれにせよ、彼らは明らかに聖書の預言に精通していました。
ギリシャやローマがユダを占領していた時代、血統書付きのレビ人祭司は厳しい競争を強いられていました。彼らの指導者たちは、信頼できる人を権力のある地位に就かせたがったからです。
結果的に、モーセの律法に反してレビ人でない人が大祭司に任命されました。言うまでもなく、サンヘドリン(ユダヤの最高裁判所)のすべてのメンバーは、ヘロデによって殺されました。
【ヘロデ:紀元前40-4年、ユダヤの王。ヘロディア王朝の創始者。紀元前73年頃、アンティパテルの息子として生まれ、イドマヤ人の出自とされる。彼が12歳のとき、メナヘムというエッセネ派が、彼がユダヤを支配することを予言したと言われている。実際、自然は彼に出世の資質を授けていた。彼は威厳があり、運動が得意で、巧みな外交官であり、そして何よりも、限りない野心を満たすためならどんな犯罪も犯す用意があったのだ。】
【パリサイ派が現れたのはエドム人と混合した後】
ユダヤ人の祭司職には3つのグループがあります。
1. パリサイ派
2. サドカイ派
3. エッセネ派
どれがイドマヤ/エドム人の血統を含んでいるのでしょうか。
ヨハネ福音書8章
【イエスは彼らに言われた、「神があなたがたの父であるならば、あなたがたはわたしを愛するはずである。わたしは神から出た者、また神からきている者であるからだ。わたしは自分からきたのではなく、神からつかわされたのである。どうしてあなたがたは、わたしの話すことがわからないのか。あなたがたが、わたしの言葉を悟ることができないからである。
あなたがたは自分の父、すなわち、悪魔から出てきた者であって、その父の欲望どおりを行おうと思っている。彼は初めから、人殺しであって、真理に立つ者ではない。彼のうちには真理がないからである。彼が偽りを言うとき、いつも自分の本音をはいているのである。彼は偽り者であり、偽りの父であるからだ。
しかし、わたしが真理を語っているので、あなたがたはわたしを信じようとしない。あなたがたのうち、だれがわたしに罪があると責めうるのか。わたしは真理を語っているのに、なぜあなたがたは、わたしを信じないのか。
神からきた者は神の言葉に聞き従うが、あなたがたが聞き従わないのは、神からきた者でないからである」。】
イエス様は何が起きているかご存知でした。パリサイ人たちに、「あなたがたは悪魔の父から出た者」、「あなたがたは神から出た者ではない」と言われていたのです。
洗礼者ヨハネがマタイ3章で、パリサイ人やサドカイ人を「毒蛇の群れ」と呼んだように。
マタイ福音書3章
【すると、エルサレムとユダヤ全土とヨルダン附近一帯の人々が、ぞくぞくとヨハネのところに出てきて、自分の罪を告白し、ヨルダン川でヨハネからバプテスマを受けた。ヨハネは、パリサイ人やサドカイ人が大ぜいバプテスマを受けようとしてきたのを見て、彼らに言った、「まむしの子らよ、迫ってきている神の怒りから、おまえたちはのがれられると、だれが教えたのか。自分たちの父にはアブラハムがあるなどと、心の中で思ってもみるな。】
【ヘブライ語で「分離する」という言葉に由来するファリサイ派は、ハスモン朝時代の一時期に現れたと考えられている。当時存在したファリサイ派の学者たちは新約聖書中でイエス・キリストから詭弁的、形式主義的であるとして度々指摘されたり、対立する場面がある事が知られている。福音書に表れるファリサイ派は、サドカイ派と組んでイエスの揚げ足を取ろうと狙い、殺意を抱く「悪者」として描かれている。】
【またヒルカノス1世はイドマヤのアドラ、マリサを制圧し、住民をユダヤ教に改宗させている。それまで武力でユダヤ教を強制した例はなかったため、これは驚くべき行為であった。イドマヤ人(エドム人)はこれ以降、ユダヤ人に同化されていく。また、一部の学者たち者はユダヤ教がファリサイ派とサドカイ派という相対する二つのグループに分かれたのがこの時代であると考える。】
複雑ですが、これだけは事実です。
・エドム人はイスラエル人ではない。
・エドム人はエサウとカナン人の女性から生まれた。
・エドム人は戦いに敗れた後、ユダ人のジョン・ヒルカヌス1世との協定によりユダの市民となった後、ローマの助けによりユダを支配した。
・このエドム人の一人ヘロデがユダヤ(ユダ+イドマヤ)の王となった。
・ヘロデはイエスが生まれるとき2歳以下の男児を全員殺害した人物である。
あなたはたくさんのウサギの穴について研究する必要があります。
歴史や血統を知ることは、今でもとても重要なことです。
知れば知るほど。
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(YukkieさんGabより)
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777,777フィートの眺め
私は以前から、今日私たちが扱っているこの血統は、聖書の血統であると言ってきました。そして、すべてはノアと彼の3人の子供たちを中心に展開されています。セム、ヤペテ、ハムです。
セムからアブラハム、イシュマエルとイサク、そしてヤコブとエサウが生まれました。
ヤコブはイスラエルとなり、12部族を与えました。
エサウはカナン人と結婚し、エドム人を与える。
この歴史はすべて今日も続いており、すべての意図や動機はこれまでと同じである。彼らは...同じなのです。全ては繋がっているのです。すべてです。
この概念を理解しない人は、何が本当に起こっているのか、手がかりがないのです。
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ちなみに関係あるかわかりませんが、嘆きの壁とは”エルサレム城の残っている壁”のことで、その部分を建設したのはヘロデ王だということです。
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『全人類が悪魔支配から脱するためには、結局のところ、先に目覚めた人が 家族/親戚/知人/今日初めて会った人などに “話して伝える” という、地道な作業が必要になります。
何度も何度も大声で、あなたの声を、この世界に響かせてください(エコーチェンバー)。
あなたの声を通して、神からのメッセージが直接伝わります。
"神はあなたが人類を救うと知っていて、あえてこの時代にあなたを選んで地上に使わした" ということを、思い出してください。』(Eriさんテレグラムより)
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