長尾神社 社寺林管理

長尾神社
ご祭神:天照大神・豊受大神・水光姫命・白雲別命
所在地:奈良県葛城市長尾471

伝承
【 蛇の尾っぽ 】
 三輪明神が蛇の頭で、当社がその蛇の尾っぽという伝承もあります。
「昔、大和に大きな蛇が住み、三輪山を七回り半に取り巻き、その尾は長尾一帯まで届いていた。ナガモノ(蛇)を祀りその最後尾であることからナガモノの尾、すなわち長尾(ナガオ)と名が与えられた」という伝説です。
 このことから大神神社(三輪明神)が頭で、長尾神社はその尾にあたると言われており、二社詣りをすると利益があるとされています。
【 竜の尾っぽ 】
 また竜王宮(大和高田)が大蛇の胴体で、大神神社−竜王宮−長尾神社が大蛇の化身であるという伝説もあります。そのため、三輪明神と龍王宮の拝殿や本殿が西を向き、長尾神社の本殿が東向きで向き合っているとの説もあります。
 
奈良県歴史資源データベースより引用 

アーボジャパン長尾神社にて2020年樹木管理作業メニュー
社叢林内危険木診断
危険木伐採
風圧軽減の為の剪定(樹高切下げ剪定、間引き剪定)
倒木処理
掛り木処理
剪定伐採材粉砕処理

長尾神社の社叢林の危険木調査をさせて頂きました。宮司さまをはじめ元請造園会社社長や関係者皆様と協議を続け、中でも危険性の最も高いと思われる木々の伐採作業と剪定作業を行いました。

2018年に関西を襲った台風21号24号の影響で多くの木がなぎ倒されました。林内には依然として倒木が数多く横たわり、持たれ掛ったりしたままだったので、その片付けも同時にさせて頂きました。剪定伐採材を持ち出し処分すると費用が増すため、また全ての剪定伐採材を林内に残置すると見映え悪く、お散歩の方々も歩きにくそうなので、枝葉は林内でチップ処理としました。

100年に一度レベルの台風や強風ではどんな健康な木でも真面に風が当たれば倒木しますが、間伐や間引き剪定により木や森に当たる風圧を少しでも軽減させれば倒木リスクはかなり減少します。

今年の蜂の営巣は低い位置に作られているようです。
大きな台風が上陸しない事を願っています。

アーボジャパン 頭領 小林仁


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