【梨泰院クラス】パク・セロイから学べること
ずいぶん久しぶりの投稿になってしまいました。
最近、ぼちぼちやることが多く…。
今回は私が少し前にどハマりした韓国ドラマ梨泰院クラスについて書こうと思います。
みなさんは日頃、ふと見聞きした言葉に影響を受けたことはありませんか?憧れている選手のインタビュー、名言、ドラマのセリフなど。
今回はそのドラマのあるセリフで私自身とても影響を受けた言葉を紹介したいと思います。そのセリフはタイトルにもあるように
梨泰院クラスのパク・セロイが言ったセリフです
それがこちら。
今一回、最後に一回、もう一回!
一瞬は楽になるだろう。だけど、
その"一回"の繰り返しで、人は変わる。
このセリフだけではよくわからないと思うので、流れを簡単に説明します。
もう知っている方は飛ばしてくばさい。
多くの苦労を重ねて「タンバム」という自分のお店を出すことに成功したパク・セロイ。しかし、自身が店を留守にしている間にセロイの同僚が、未成年だったグンスとイソの飲酒を許してしまう。イソに恨みを持っている者がたまたまそれを見かけ、警察に通報。結果、「タンバム」は2ヶ月の営業停止処分を受けることになる。が、その未成年の一人のグンスは、なんとセロイの宿敵である『長家』(飲食業界トップに君臨する大企業)の次男だった。セロイの因縁の相手であり、グンスの兄であるグンウォンがグンスを迎えに来ると、担当していた刑事は「大企業である長家のご子息であれば…」ということで、刑を軽くし、2ヶ月の営業停止処分も大目に見ることができると言う。
これに対し、セロイは担当刑事に激怒。セロイは警察官になるのが夢だった。しかしセロイはグンウォンとの問題で前科者となってしまい、警察官になることができなくなった。(前科者は警察官になれない)誰よりも潔白であるべきセロイが夢見た警察官が目の前で、権力に屈し、自分の仕事の正義も貫けないことに怒りをあらわにし、「営業停止処分を受けるほうがマシだ!」と宣言。警察署をあとにしたその時、そのセロイに対して、事件の元凶であるイソが問いかける。
「1回くらい我慢してプライドを捨てれば全部解決するでしょ」と。
これに対し、先ほどのセリフが生まれました。
セロイが大切にし続けたのは「信念」です。
自分が大切にする、守ると決めたその生き方に対して一切の妥協を認めない。
だから、自分の仕事の正義も貫けない刑事には腹を立てたし、正々堂々と向き合うというセロイ自身の信念に基づいて、2ヶ月間の営業停止処分も受け入れました。
「たった1回」を受け入れてしまうことで、自分の信念はどんどん崩れてしまうのだとセロイは主張しました。
これを聞くと、私自身たくさんの小さな妥協が頭に浮かびます。
例えば、ウエイトトレーニングをしている時。
きつくて、しんどくて、もうやめたいと思ったときに「たった1回」を妥協してしまう。
その「たった1回」に大差はないけれど、その1回が習慣になってしまったりして徐々に山となっていきます。
ここで厄介なのは自分が甘えてしまったその「1回」が、自分の理想から遠のいてしまう1歩目だとは気づきにくいということ。
「いつの間に…。」というあの感情です。
自分を裏切ることになんとも思わなくなってしまい、始めにやってしまった「1回」の前の自分から、音を立てずに別人に変化していく。
しかし、完璧主義というのも難しいのが現状です。
何も妥協しない。それには無理があります。
「妥協する」ということは、「余裕が生まれる」と捉えることができます。その妥協によってできた余裕で自分が本当にやりたいことに力を注げる、とも捉えることができます。
けどここで大事なのは「何を妥協しないか」を自分なりに決めることです。
例を出すと、
・嘘をつかない。
・友人や恋人・家族を大切にする。
・スポーツを頑張る。
など、。ここは人それぞれです。自分が守りたいと思うもの、目指しているもの、それを想像しながら考えてみてください。
セロイの場合、彼がこだわったのは「正義を貫く」ということでした。
小さな妥協を積み重ねた結果、自分が追い求めていた理想、夢、から遠ざかってしまったこと、心当たりはありませんか。
私はあります。それもたくさんあります。だからこそセロイのこの言葉には心を打たれました。
もう一度貼っておきます。
今一回、最後に一回、もう一回!
一瞬は楽になるだろう。だけど、
その"一回"の繰り返しで、人は変わる。
今後の人生、自分が大切にしているもの、変えたくないもの、変わりたくないもの。そこだけは妥協せずに生きていきたいと思いました。
生きているといろんな人と出会う。その人の考え方や価値観を知っていって自分自身の価値観も絶えず変化していくものかもしれないが、セロイのように「生き方」や「信念」に関しては生涯を通して貫き通すというくらいの気持ちが必要なのかもしれません。
「1回」を妥協せず、良い方向に「1回」を積み重ねた先に、どんな自分が待っているのか。
想像してみてください。
必ず理想の自分が待っているはずです。
「生き方」は人それぞれ。
自分自身が後悔しない「生き方」を。
セロイありがとう。
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