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本線予想が外れた場合の抑えについて

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確かにこれについてはよく議論になる部分ですね。

ではさっそく解説していきます。

本題

まず結論から言ってしまいます。

抑えという発想は基本必要ありません!!

競馬は【点数を買えば買うほどマイナスに収束するという前提条件】【好走率×オッズから導き出す期待値】という2つの数学的要素と【資金回転】という現実的要素により形成されています。

まずなぜ、
【点数を買えば買うほどマイナスに収束するという前提条件】なのか?

これは控除率の問題です。

簡単に考えれば、主催者側の取り分が存在するから。

ひとまずこれくらいの理解で大丈夫でしょう!


次は超重要で今後もよく使うので要確認!

※【超重要】競馬における期待値とは
好走率×オッズ=期待値

簡単な例は
1着好走率30%×単勝オッズ4.0倍=1.2=120%
この場合期待できる回収率は120%です。
という事はこう予想した馬を買っていれば、今回外れたとしても全く問題なく買い続ければプラスに収束するという事です。

1着好走率90%×単勝オッズ1.1倍=0.99=99%
この場合期待できる回収率は99%です。
つまり先程の30%の馬よりも低い回収率に収束してしまいます。
かなり強いですが買ってはいけない馬になります。

1着好走率1%×単勝オッズ150倍=1.5=150%
この場合期待できる回収率は150%です。
なので実は上記の馬2頭よりも優秀な買うべき馬ということになります。

好走率とはあくまで自らが考えるものです。
なのである程度のブレは考慮しておく必要があります。

これが予想ですね。
そして予想力というのがこの想定する好走率の精度の高さ。
・20%ぐらいと考えて計算したものが25%で好走するなら優秀。
・20%ぐらいと考えて計算したものが5%でしか好走しないなら駄目。
これが予想力というものです。

オッズは正確な数字を誰でも確認できますよね?
なので好走率を導き出す予想力さえ備わっていれば、確実にプラス回収率に収束することができるのです。

ここまでしっかり理解できている方は、
『じゃあお前の予想点数多いじゃねえか!単勝1点が1番いいだろ!』
と思うでしょう。

それで合っています。
そしてここまでの部分(数学的知識だけ)でマウンティングを取る予想家が本当に多いです。これでは駄目なんです😷

なぜなら、この考え方を絶対とするならばそもそも理論上必勝法のマーチンゲール法なんかでいいんですよね。

では、なぜそれでは駄目なのか。

それは現実には資金というリミットが存在するからなんです💰

ここも例を挙げて解説しましょう。

3連単1点で的中する確率なんてかなり低いですよね?ましてや期待値1.0を上回るとなると、それなりに人気薄の目になります。

甘めに考えて的中率0.1%としましょう。

3連単的中率0.1%×オッズ1200倍=1.2=120%
たしかに回収率は優秀です。
この優秀な買い目が毎レース出現して毎レース買うとしましょうか。

中央競馬全レース参戦でも3000レース程度です。
0.1%という事は単純計算年間3レース的中。

優秀な出目が全レースに出現し、それを全レースで見極め、全レース購入し続けて年間3レース的中。

3000レース参戦と仮定して、1点100円なら年間6万円プラスです。1点1000円なら年間60万プラスですし、1点1万なら年間600万プラスです。

これを可能だと思いますか?これだけ甘く見積もっても、的中率0.1%の買い目を機械的に買い続けて負け続けてこの収支ですよ?

そもそも1点1万ならほとんどの人がパンクしますしね💥


これが回収率絶対論者の穴なんです🤑

だからこそある程度の的中率は必要になるんです。

そしてだからこそある程度の点数は実質的なプラスを生み出すのには必要になるということですね。

元金を増やして行かないと回収率なんてただの数字に過ぎませんから。

※回収率と勝ち分
投資10万の回収率200%=回収20万=10万勝ち
投資100万の回収率120%=回収120万=20万勝ち

このことからも回収率が全てではないことがわかりますね。
投資金を増やす方法は簡単。
的中して、そのお金を投資に回すとしていけばどんどん投資が増えて行きますので回収率が100%以上(期待値1.0以上)の予想なら、勝ち分が積み重なっていきます。


まとめます。

必要なのは的中率と回収率のバランスであって、どちらが絶対でも有りません。しかし、控除率(主催者の取り分)の関係で、買うほどマイナスに収束するという事実もあります。

これらのことから、
期待値1.0以上の馬券が組めているならば、本線のカバーまでする必要はないという結論です。

カバーではなく、期待値1.0以上の上乗せの買い目(ワイドの上乗せに馬連など)という考えの方がいいでしょう。これは考え方になりますが、本線のカバーというのは外したくないというメンタルの問題です😷

それなら自らの本線馬券を一段階広めのものにしてはどうでしょうか?🤔
(3連単→3連複、馬連→ワイドなど)

もちろん展開別に予想できたり、その場合のセットの馬を考えたり慣れてくるとおいしい抑えなども組めたりしますが、そんな難しいことはもっと後の話で大丈夫です!

ある程度の不的中は見込むメンタルは必要なので慣れましょう🔥🔥


今回はここまで!質問があれば下記Twitterまで!

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