エゴ（主観）から生じる思考・感情・不足感

エゴ、真我、ワンネス…
何度も分かった気になり、また分からなくなって、を繰り返しているテーマです。こんなテーマも無料で色んな人の考察に触れられるなんて、本当に恵まれた時代でありがたいです。

暇を持て余した神々の遊びw

さて、私の数少ない（笑）推しのお一人、Noriさんによると…
主観から発生する不足感はエゴ。
エゴという分離感は幻想。
自分という主観は幻想。
真我＝無我＝エゴが無い。

深いですね〜(^^;)
「魂の声を聴くには⁈」という回では、こういうお話をされていました。

エゴを満たすことによって、自分で選択しているという主観を感じるし、それが人生の楽しみにもなるし、逆に苦しみも生む。
でも根源的には、起きることは縁起で完璧に起きている。出会うべき人は何もしなくても勝手に出会うし、別れる時は別れる。

縁起という概念も度々登場します。私達の選択や日々起こる事は全て全自動であり、完璧なんだと。船井総研の船井さんはじめ、多くの著名人も語っている事です。エゴは、あの手この手で私達がこれに気付かないようにするみたいです。

魂の声や使命なんかも幻想(エゴ)。恐れずにエゴを満たすのも楽しい人生を送る事になるのでは？エゴを実行する事により主観を実感できるし、エゴは悪いものでは無い。
エゴが求める事をやって生きていけばいいが、そうすると(物理次元から見れば)失敗した！と思う事も起きてくる。でもそれはエゴがジャッジしている事で、もっと高い視点から見ればそもそも失敗も成功もない。選択は全て成功だし、起きる事は完璧に起こっている。

エゴ（主観）は幻想と知った上で、人生を味わうために主観を実感し、それを利用する。そしてその結果についてはジャッジせず、ただプロセスや起こる事を楽しむ。「暇を持て余した神々の遊び」感すごいです（笑）

願望実現のとらえ方

次は「エゴと願望実現のパラドックス」という回でのお話です。

願望実現には、
・エゴ（私）をひっこめて他力に任せる事
・「私が」こうしたい、と思わなくなる事

この2点目のポイントは、例えば家を買ったら幸せになれると考えていた人が、賃貸でも幸せなんだと気付き、願望自体が消失する という形の願望実現の形です。誰もが今この瞬間に幸せになれるし、不足感を捨てて満ち足りた人生にシフトできるという事だと思います。個人的には、2022年、感謝体質に仕上げた事により、気付いたらこのシフトチェンジが自然にできていました。ところが、そうなると今度は「願望（目標）が無くてこのままでいいのかな？」という不安が出始め、エゴとの距離感（？）がバグった状態に（笑）でも全ては完璧なんだから、どっちでもいいのか♪

思考・感情は自分ではない

こちらも私の推しのお一人、Akoさんですが、この動画でリンクするようなお話をされていました。

・欠けている（と思いこんでいる）部分を外から補うことによりエゴを満足させられると信じてしまっている
・○○が欲しい、○○になりたいというのもエゴの欲求で、自分は欠けている、不十分だという感覚からきている
・エゴが悪いわけではなく、そういう自分がいるという事に気付き、俯瞰して観察すれば良い。エゴ（思考、感情）を自分自身だと思わないこと。
・思考は過去や未来を向いている。考えている自分を観察すると、今ここに戻れる。俯瞰で観察している自分は、何もジャッジせず、執着もせず、ただそこに在るだけ。思考とは別の次元。
・何か辛い体験をしても傷付いているのはエゴであって、本当の私自身は傷付くことはなく、揺らぎない深くて大きいもの。

たまにやってみているのですが、私だと思い込んでいる自分の思考や感情を俯瞰するって、変な感じがするものですね（笑）

この俯瞰については、「みえるホンシツ」チャンネルの高松さんも この動画で紹介されています。人間観察をしていて、「人っておもしろいなぁ」と思う事ってありますよね。高松さんは、それと同じように「自分ておもしろいなぁ、またこういう事にムカついてる」「自分ておもしろいなぁ、またここに欲が出てる」みたいな感じでご自分を俯瞰されるそうです。

ちなみに私が最近開発（？）した方法は、「こんな事ぐるぐる考えちゃって、エゴは物好きだなぁ」と俯瞰することです（笑）それとか、観光客目線。例えばどこか外国に旅行すると、キレイな海も、雑多な市場も、素晴らしい文化も、危険な体験も、全て旅のスパイスですよね。どんな物事でも「わぁ〜✨」とか「おぉ〜✨」って眺めたり体験すると思うんです。そんなスタンスで起こる事や自分を俯瞰するって事です。

分離感が苦悩の根源？

さて、Akoさんは上の動画の続きもので、分離感のお話もされています。

・欠乏感は分離の苦しみからきている。動植物は自分たちが大きな世界の一部であり全てである事を分かっているからエゴもないし調和している。人間だけは全てをコントロールできると思いこみ、そこから分離の苦しみが始まった。
・自然を感じる、スキンシップ（水との触れ合い＝お風呂）、五感を喜ばせるなど、幸福ホルモンを刺激する事により、本来の一体感を思い出すことができる。これは、外から得る幸福感ではなく、自分の中から湧き上がるもの。

今の私の場合、最も一体感を思い出せる方法は自然の中に身を置くことです。自然と動物が大好きで、登山が趣味、保護猫ボランティアもしています。美しい自然や、本来の自然環境で暮らしている動物たちを目の前にすると、大好きな彼らが私を迎え入れてくれたような、何と表現したら良いか分からない感覚に包まれて、涙があふれてしまう事も多々あります。あと、ヨガの最後には必ずシャバーサナという、寝転んで目を閉じリラックスする時間があるのですが、この時に、地球（というか宇宙）を巡るエネルギー体のような意識体のようなものの一部になったようなイメージに包まれた事もありました。いずれも すごーーーく気持ちが良くて、豊かで満たされた時間です。もう少し日常的にこの状態を感じられる機会を増やせたらいいなぁと思っています。

あぁ、これは精神世界探求の沼なのか・・・（笑）でも おもしろいし、悪くないな。