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【S8最終881位(R1931)】Everybody has talent, but ability takes hard work.

こんにちは。あらたです。今回は勝てなさ過ぎたの冒頭等のふざけ無しになるので期待されてた方々すみません。構築記事兼反省メモ的な感じになるかと思います。
ではまず、今期の目標と結果からどうぞ。


S8目標
R2000かつ最終2桁

S8結果

TNあらた、最終順位881位(R1931)

終盤はずっと4桁で沼っており、前日まで構築はなく、最終日は10回くらい3桁チャレ失敗した末、AM8:57に滑り込みました。正直3桁帯で勝てていた構築ではありませんが、ぜひ見てもらえると幸いです。(3桁順位と当たったら半々で勝ててはいました。参考に。)


構築経緯

相棒であるガブリアスを色々な型で試した結果、カイリューに対して一番圧力をかけられる鉢巻型で使用することからスタートした。

ガブリアスの苦手なハバタクカミ、テツノツツミ、パオジアンにワンクッション挟めて有利対面を作れる、チョッキハッサムを採用

上記2体で荒らした後のスイープや詰め性能を求め、パオジアンの上を取れるブーストエナジーハバタクカミを採用。

ここまでで、ミミガチグマイダイトウ系統の対面構築に対しては、数的有利を取る必要があると感じたので、流行に習い飛行テラバカイリューを採用。地面の一貫切りを担ってもらうと同時に、キノガッサに負けたく無かったのでラムのみを所持。

積みに対する流し、あくびでの対面操作を行える枠としてヘイラッシャを採用。ハッサムと同様にエースを通す役割。

ヘイラッシャとハッサムがものすごくサーフゴーを呼ぶので、イーユイを採用し構築が完成とした。


レンタル置いておきます。

続いて個体解説です。



個体解説

ガブリアス

性格:ようき

特性:さめはだ

テラスタイプ:フェアリー

持ち物:こだわりハチマキ

技構成:じしん、げきりん、テラバースト、ねごと

調整:A252 B4 S252

実数値:183-182-116-×-105-169(+)

調整意図
A:崩しのため振り切り
B:あまり
S:イーユイや同速意識

いつもの相棒枠
カイリューに圧をかける為に鉢巻で採用。崩しを担ってもらった。フェアリーテラスにすることで、ウーラオスに弱点をつける。特に不意に来る悪ウーラオスに対応出来るのが偉かった。また、鉢巻でガブリアスを使う場合、カイリュー+フェアリーみたいな構築に対してテラバーストが中間択になるのため択を減らせるメリットがあると感じた。ただ弊害として、パオジアンのつららおとしサーフゴーのゴールドラッシュハバタクカミのテラメガネムーンフォースに滅茶苦茶弱くなるので炎ならと思う場面があった。しかしすいりゅうれんだが弱点になったり、今回の構築は浮いてる枠がカイリューしかいなかったことがあり一長一短に感じた。
ちなみにねごとがあることで、モロバレルやヘイラッシャに無理やり突っ張って崩しに行ったあと相手の見えない視点での詰め筋になることが多かった。
何度も何度も無理を押し通してくれた神ポケモンです。



   

ハッサム

性格:ゆうかん

特性:テクニシャン

テラスタイプ:あく

持ち物:とつげきチョッキ

技構成:とんぼがえり、バレットパンチ、インファイト、どろぼう

調整:H252 A228 B28 

実数値:177-196(+)-124-×-100-63

調整意図
HB:A特化カイリュー鉢巻飛行テラバースト確定耐え
HD:C特化ハバタクカミメガネ妖テラムーンフォース2耐え
     テツノツツミハイドロポンプ2耐え
S:カバルドン、ディンルー抜かれ
A:あまり

クッション枠兼サイクルパーツ兼スイーパー
終盤になって通りが少しよくなったと思っていたが、鉢巻ほのパンカイリューや炎テラバパオジアンとゴリランダーに破壊されまくって消し炭にされた以外は強かった。3桁で使っていた知人は一回も当たってないと言っていたので順位帯によるのかも?初ターンから数的有利取られるのはシンプルにキツイ。
ガブリアスとの相性補完が良いのでクッションから対面操作で有利対面を作りダメージレースで差をつけていく。テラスをあくにし、どろぼう採用によりサーフゴーに強くもなる。悪ラオスやパオのあんこくきょうだ、ふいうちを半減で受けて少ない体力からでもワンチャンを作れる。特殊との打ち合い性能が高い。
S個体を最遅にすることで、トリル下においてイダイトウの上からどろぼうを撃ちみがわりさせない動きがとれる。ミミッキュにも強いのでミミイダイが見えたらこの動きを想定してた。ディンルーの下を取れるので下からとんぼでエース着地可能(カイリューはステロ踏むので×)。
選出率はダントツで多くほぼ全てに出したが相手の構築にカミパオツツミ等といたら、コイツの数値が低く回復技無いにも関わらず役割対象が多く、分散出来ていなかったことに今回の敗因があるように思えた。
それでも動き自体は悪くなかったので引き出しにしまっておくこととする。



ハバタクカミ

性格:おくびょう

特性:こだいかっせい

テラスタイプ:みず

持ち物:ブーストエナジー

技構成:ムーンフォース、シャドーボール、めいそう、みがわり

調整:H116 B140 C124 D4 S124

実数値:145-×-93-171-151-188(+)

調整意図
H:みがわり4回使用調整
HB:キョジの無振りしおづけ最高乱数以外みがわり耐え
S:準速パオジアン抜き
C:あまり
調整案元【SV S6 最終4位】夢掴みしディンカミラッシャ - 思考がビタロック (hatenablog.com)

ミラー勝てるように調整案よりSを伸ばしたがあまり恩恵を感じないのでCを伸ばした方が良かったと思う。(ミリ耐えが多かった)
構築的にキョジオーンが重いので、みがわり型で採用。またヒードランに対してもみがわりめいそうで封殺しにいけるのが偉かった。
主に3体目に選出し詰めとして運用。みがわりを張ったり、めいそうを積むタイミングはよく考えて選択していた。特にみがわりのタイミング次第で戦況が変わる場面が多かった印象があるので選択を間違えないようにしたい。
ルールが変わっても神ポケモン。



カイリュー

性格:いじっぱり

特性:マルチスケイル

テラスタイプ:ひこう

持ち物:ラムのみ

技構成:テラバースト、じしん、しんそく、アンコール

調整:H4 A252 S252

実数値:167-207(+)-115-×-120-132

調整意図

H:ステロ意識で偶数調整
A:火力確保で振り切り
S:ミラーにS負けまくったので準速振り切り

終盤増えたひこうテラスカイリュー。
高火力+先制技+最強特性込みの高耐久によって対面性能が強かった。
ミミガチグマ構築に対しては数的有利を取る必要性を感じたので流行に習い使用してみたが、最強過ぎた。
初手のキノガッサ、不意の状態異常に強く出せるようにラムのみを採用。オオニューラのフェイタルクローにも1度は対応可能。最初は嘴で採用していたが、ガブリアスを嘴テラバ+しんそくで倒せる恩恵しかなかったので、ラムがのみが欲しい場面が多かったこちらに軍配があがった。嘴も十分強い。
特にアンコールの縛りが強く、勝ち試合多く生んだ。受けループ系統にも出して、鉢巻ガブと合わせてサイクル破壊を目指す。ただアンコール択は結構難しいのでセンスを磨きたい。



イーユイ

性格:ひかえめ

特性:わざわいのたま

テラスタイプ:フェアリー

持ち物:こだわりスカーフ

技構成:あくのはどう、かえんほうしゃ、オーバーヒート、テラバースト

調整:H116 C212 S180

実数値:145-×-100-(+)-140-143

HB:A特化水テラス水ラオスアクジェほぼ耐え
124 ~ 148 (85.6 ~ 102.1%) 乱数1発 : 6.25%

S:スカーフ込みで最速ドラパルト抜き

C:あまり、出来るだけ高く
  
後述のヘイラッシャとハッサムがサーフゴーを呼ぶので圧をかけるために採用。パオジアンの上から弱点をつきたかったのでスカーフ。ハッサムのとんぼからスカーフイーユイでパオジアンに対処する動きを想定。特性+オーバーヒートの超火力が崩し性能が高かった。ウーラオスや各種ドラゴンに隙を見せたく無かったのでフェアリーテラスタル。


ヘイラッシャ

性格:わんぱく

特性:てんねん

テラスタイプ:はがね

持ち物:たべのこし

技構成:あくび、まもる、ウェーブタックル、ヘビーボンバー

調整:H252 B196 D60

実数値:257-120-176(+)-×-93-55         

HD:臆病メガネハバカミテラムーンフォース確定耐え
B:あまり

積みへのストッパー兼クッション。1番の諸説枠で最終日はほとんど出さなかった。
あくびの流しによる対面操作と裏を見る情報アド取りが強かった。メガネカミの増加により特坊に振り、ヘビーボンバーを採用しカモった。地割れが欲しい場面は無かった。逆にこの枠が地割れだったら負けてたって場面多かった印象。
恐らくこの枠は、物理と撃ちあえる特殊枠が正解だったかもしれない。



基本選出と動き

ガブリアス+ハッサム+ハバタクカミ

1番多かった選出。ガブリアスかハッサム初手から展開していきハバタクカミで詰めていく。本構築のコンセプト。

ガブリアス+ヘイラッシャ+ハバタクカミ
ハッサムが出せない時

カイリュー+ハッサム+ハバタクカミorガブリアスorイーユイ

対面っぽい選出。初手カイリューから荒らせそうならこれ。
ミミグマイダイトウ系統には3体目はだいたいはガブリアスだった。

カイリュー+ガブリアス+イーユイ

対受ル。受ル対策は出来てないがカイリューのアンコール+超火力を駆使して択を制して頑張る。とにかく頑張って頑張って頑張る。
その他にも中速構築にも出していた。

ハッサム+ヘイラッシャ+エース
受け回しからエースを通す。


キツいポケモン

・でんじは鬼火ドラパルト
 おにびが特にきつくハッサムのとんぼからカミ、イーユイみたいな対処しか出来なかった。

・HB水ロトム 
 ドラパルト同様、イーユイはタイプ上無理なのでカミぐらいしかまともに対処出来ない。
 



シーズンを終えての反省とまとめ

今回は全く勝てないシーズンだったがせめて3桁という執念だけでメンタルを保ちしがみつけたなという印象です。勝てる構築が見つからないまま最終日を迎えたが3桁の最低ラインだけは達成出来たのはホントに首の皮1枚繋がった。プレイングや構築力を磨くのはもちろんのことだが、【勝てるポケモンや構築の探し方とその努力】、【勝つための思考の整理】この部分が現状著しく個人的に足りないところだなと思いました。今までは何となく見つかりそれを最終日に持っていき戦ってきたが、これに限らずポケモン対戦において何となくでやっているところは出来るだけ考えるかつ言語化をしていきなあなあで済まさないことが大事なのかなとシーズンを振り返って考えました。結果の出ない努力は所詮努力。これは高校時代の恩師から頂いた言葉で、厳しい言葉ではあるんですが、結果を求めるならば結果の出る努力する必要がある、結果が出なければただ頑張った(努力)だけという意味です。ふと思い出したので本記事を自分が見返した時の為にメモとして書かせてもらいます。


もがきながら、苦しみながら頑張っている全ての人達に幸あれ



記事タイトルの和訳
Everybody has talent, but ability takes hard work.
誰もが才能を持っている。でも能力を得るには努力が必要だ。

- Michael Jordan (マイケル・ジョーダン) -


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