タイトル02

微住ホステルというコンセプト

「微住」という言葉を知っていますか?
この言葉は福井市出身の田中佑典さん(以下、田中くん)が作った言葉です。
田中くんは[ 田中佑典 台湾 ]と検索すれば一目瞭然。職業不詳・中国語堪能なイケメンです。台湾と日本をカルチャーを軸につなぎ、今はアジア全域に進出している生活芸人。

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そして、微住とは観光でもない移住でもない、その地域の暮らしを体験する新しい旅のかたち。
地域の隙を楽しめるような旅。以下微住の定義を田中くんの言葉から引用します。

- 微住中にやるべきこと -
1. 一期“三会”以上の関係づくり (量より質)
イベント的な一時的な盛り上がりより、継続していく関係づくり。
来て来てPRではなく、相互に行き交う関係
2. モノからコト、 そして“タメ”をつくる時代へ
「おもてなし」の形も、一方的にもてなすのではなく、お互いもてなし合う形へ。
3. 愛あるヨソモノにとっての “ゆるさと”になる
その土地に何かしら携わり、地域のゆるい一員になってもらう。
ヨソモノのアイディアや力と地域を結びつける。

大野市はいわゆる観光地ではないと思っています。
商店街にはシャッターがおり、歴史ある文化遺産の朝市もだんだんと出店者が減っている。
「年間何人大野に来た」という指標で測っていく観光と、まちの実態がどんどんかけ離れていっている気もします。

商店街につくるこのホステルは「まち」や、「ここに暮らしている人」が嬉しいと感じること。だから、訪れる人にはなにかしら大野と関係してほしい。
そのためには、暮らしに入り込み、互いに関係し合う微住という考え方はマッチしていると思います。

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だから、今回のホステルでも作る過程にも「微住」を取り入れたい。田中くんに相談し、1F部分は台湾のリノベーションチームと一緒に作り上げていくことになりました。先日12月には台湾チームが大野を訪れホステルのコンセプト、アイデア、気づきをもらえました。その時のことはまた書いていこうと思います。

多様な人が混ざることでこのホステルはどんどん変化していきます。
出会った人から繋がっていく物事。小さい輪が相互につながっていくことで大きな相関図になっていくことが楽しみでしょうがないです。

最後に、田中くんが「微住メディア」を作るクラウドファンディングに挑戦中です。
ぜひ応援お願いします。荒島旅舎に宿泊できるリターンもあります!


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