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ジャズライフ

アーティストはマネジメントするよりもマネジメントされる方が、自身の個としてのパフォーマンスは最大化できる。

なぜなら、人事や経理とか面倒くさいことしなくて済むからであり、時にマネジメントもできるスーパープレイヤーもいますが人を使うのが物凄く上手い人のパターンが多い。

主従的な所属事務所契約ではなく、個人コンサル(この表現は難しい)としてアーティストとの価値が一致する契約の形の方が、情報過多で誰でも発信できる現代では整合性が高い気がしてます。これはまだ隠れている需要だと思います。

日本ジャズ界のこれまでの既存のルールやしきたりや古き良き文化を、ただ大事だ必要だと押しつけるだけじゃなく、新しい価値観やトレンドをまず受け入れることがこれからは更に大切になる気がします。

少しずつでも様々な価値観の変化を許容できる社会になるように、音楽のディテールまで本気で取り組む姿勢が、今の日本ジャズ界にはもっともっと必要じゃないかなと勝手に思っています。

個々の課題の程度差はあれ、ジャズに携わる人間みんなの意識が変化していければ、社会からの見方も変化していくのではと思います。

僕なりに言えば、変わらないために変わること。これまでのやり方だけでは衰退していくのだと思います。俺らは音楽だけやってりゃいいんだよと言う時代は終わりました。どん底を変えるのは少しの意識だと思います。

これまで日本ジャズ界の諸先輩達が築き上げてきたものを守りながらも、更なる価値あるものをクリエイティブに創作して発表していけるのがジャズだと思います。

▪️荒武裕一朗2days@新宿ピットインのライヴ・レポートが2ページにわたり、jazzLife誌2022年8月号に掲載されています。是非全国の書店にてお買い求めください。

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