薫風の候

10年近く会えていない友達から突然連絡がきた。
それだけでも嬉しくて泣いたのだった。
出先にも関わらずポロリと。
昔からすぐ泣いてしまう癖がある。
とにかくブワァ〜っと即感動してしまう。

内容は、彼女が「ブログ始めたよ」という知らせ。

なんだそんなことか〜ではない。

懐かしきmixi時代、
我々は大いに日常を書き連ねていた。
今思えばくだらない、バイトや彼氏やらの愚痴。
なぜあんなに書きたかったのだろう。

彼女の書く文体が好きだった。
mixi日記に、よくコメントしたなぁ。
いつしか誰も書かなくなったなぁ。
「いつも読んでくれてたなと懐かしくなって」
それで連絡をくれたらしい。

覚えてくれていたんだ…
これは【エモい】で合ってますか。
返信を考える間ももどかしい。
早く読みたい!とはやる気持ち。
友達といえど、会えない時間が長くて
何て返信すればいいのか、思いつかない。
会えばそんなことないのだろうけど。

彼女のブログは、
懐かしい香りがするような文面。
そこに変わらぬものがあった。
このことをとても嬉しく思い、
自分も影響されちゃって
いっちょやってみるか…!
となったのが薫風の候である。

さて今は何月やねん。
やる気はあるのか。

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